慢性 骨髄 性 白血病 生存 率。 経過観察から移植まで幅広い治療の選択肢がある 高齢者に多い急性骨髄性白血病 生活の質を重視した治療が大切!

40代60代の白血病!生存率はどれくらい?

慢性 骨髄 性 白血病 生存 率

白血病は、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫と共に血液の三大悪性腫瘍に数えられる病気で、骨髄内の造血幹細胞が変異し、がんになったものです。 参照:国立がん研究センター「白血病」 造血幹細胞は血液の元となる白血球や赤血球、血小板などの血液細胞を生み出す細胞ですが、これががん化することで異常な血液細胞が増加してしまい、正常な細胞が減少するといった事態になってしまいます。 正常な血液細胞の減少は出血やあざ、貧血、発熱などの症状を引き起こし免疫力の低下を招きます。 そうなると細菌やウイルスにも感染するリスクも高くなり、肺炎、敗血症といった感染症を発症、死亡するケースも出てきます。 年間発症者数は9000人、そのうち8000人弱が死亡しているのが現状です。 発症は50歳以上が多いものの14歳以下で発症する小児がんの割合も多く、全体の3割を占めます。 白血病は大きく分類すると、骨髄性白血病とリンパ性白血病の2つに分けられ、さらに急性と慢性に分類されます。 急性の場合は治療が遅れると数日から数カ月で死亡に至ることもあり、これが白血病が恐れられる最大の理由でもあります。 血液のがんは不治の病と恐れられていましたが現在は医療が進み、放射線療法や化学療法、造血幹細胞移植、分子標的薬などの治療で治すことが可能になってきています。 気になる白血病の原因ですが、引き起こすリスクとしては放射線の被ばくや染色体異常などが考えられています。 代表的なのは被ばくで、これは戦争中に原子爆弾が投下された後に白血病を発症する人が急増したことが理由です。 染色体の異常については、ダウン症やファンコニー貧血、ブルーム症候群といった遺伝子異常を持つ人で白血病を発症する人が多いことからそう考えられています。 また、この他にもベンゼンやトルエンなどの人体に有害な有機化合物、アルキル化剤を含んだ抗がん剤などが白血病を招く危険因子になるため、生存率や再発予防においてはこういったものについても注意をしていかなければなりません。 急性白血病 白血病の8割を占め、その中でも急性骨髄性白血病は白血病全体の6割に達します。 治療が難しく予後も悪い傾向にあり、生存率や再発予防の統計も難しいといった現状にあります。 成人がかかる白血病では急性骨髄性白血病が8割で、これは血液を作る過程において未熟な血液細胞の骨髄芽球に何らかの遺伝子異常が現れ、がん化した細胞が無限に増殖してしまうことで発症します。 病状の進行が早く症状が急に現れることがほとんどであるため、早期診断が重要となり、症状から原因や進行状況を突き止めながら治療に取りかかっていきます。 進行の状況で治療の効果、成果が大きく変わってくるため、少しでも早い段階で発見するということが何よりも大切になってきます。 慢性白血病 ゆっくり進行するタイプの白血病で、白血球となる幹細胞が過度に作られるフィラデルフィア染色体という染色体異常を持っているのが特徴です。 原爆投下時に患者数が増えたため、被ばくが発症に関連すると考えられていますが、具体的な原因については未だ解明されていません。 白血病全体に占める割合は2割であり、治療によってある程度病状のコントロールが可能であるものの、数年以内に確実に急性白血病に移行するので、慢性時のうちに治療を行うことが大切になり、これが生存率の向上や再発予防にも大きく影響してきます。 急性白血病と異なり、症状が大きく現れることは少ないですが、血液検査を行うことで白血球の増大をはっきり確認できます。 白血病の症状について!初期症状はあるの? 白血病の症状にはアザなどの出血、発熱、動悸、息切れ、めまい、全身倦怠感、腹部膨満感、吐き気、嘔吐、リンパ節の腫れなどがあります。 参照: しかし初期症状として現れることはほとんどなく、また白血病の種類や進行の状況によって現れる症状は異なり、必ずしも軽い症状から段階的に現れるということではありません。 造血機能の障害や臓器への浸潤など、原因によって症状も違ってきます。 そのため白血病と気付くのは健康診断の血液検査などで白血球の数値に異常が現れ、偶然発見されることが大半です。 急性白血病は進行が早いことから、症状が現れ始めると一気にその程度が悪化するといった特徴があります。 代表的な症状は出血傾向、貧血、発熱で、鼻血や歯茎からの出血などで、ぶつけたわけでも無いのに複数カ所あざができたり、治りにくいといったことがでてきます。 慢性骨髄性白血病は初期段階での症状はほとんどなく、自覚症状が乏しいのが特徴です。 慢性リンパ性白血病は痛みが無いリンパ節の腫れがあり、病状が進行すると食欲の低下、全身倦怠感、体重、寝汗などが現れてきます。 後者の2つはいずれも進行がゆっくりですが、慢性白血病は数年内に急性白血病に移行する、慢性リンパ性白血病は症状が安定している場合経過観察のみで全く治療を行わないといった違いがあり、生存率や再発予防などへの考え方は大きく変わってきます。 白血病の検査と診断 白血病は、血液検査、骨髄検査、染色体検査、遺伝子検査で調べることができます。 主には、血液検査と骨髄検査が行われます。 血液検査では白血球数の増加、赤血球や血小板の減少で異変を発見できます。 白血病は初期症状が無い、原因がはっきり解っていないため身体の異変などでこれに気付くことはほとんど無く、健康診断などの血液検査の数値で偶然に発見されることがほとんどです。 しかし白血球数に変化が無い場合もあるため、必ずしも血液検査で発見できるとは限りません。 血液検査で異常が発見されたり白血病が疑われる際は骨髄検査を行いますが、これは骨髄穿刺という胸骨または腸骨に針を挿して骨髄液を採取する方法で、異常な血球細胞が増殖していないかを調べます。 この方法ならばほぼ確実に白血病かどうかを診断することが可能です。 染色体検査や遺伝子検査は、白血病の種類や遺伝子配列の何番目に異常があるかを調べる検査になります。 白血病は初期症状がほとんどないため、早期発見に努めるためには定期的に血液検査を受けて白血球、赤血球、血小板などの数値に異常が無いかを調べるのが一番です。 進行する前に発見、治療に取り組むことで生存率の向上や再発予防に努めていけるようになりますから、検査結果をよく意識していくようにしましょう。 白血病の病期 ステージ と生存率 余命 白血病は骨髄性白血病とリンパ性白血病があり、いずれも急性と慢性に分けることができますが、一般的ながんの進行の指標となるステージ分類がなされるのは慢性リンパ性白血病のみです。 また白血病は免疫力が低下することで細菌やウイルスに対する抵抗が弱まることから、合併症が恐れられています。 肺炎、敗血症などを併発すると再発予防などを考える以前に生存率がぐっと下がってくるため、白血病の治療と共にこれらの合併症についても対処していかなければなりません。 また慢性骨髄性白血病については、ステージは他のがんとは異なり、慢性期、移行期、急性転化期という独自のステージ分けになります。 第二段階となる移行期にさしかかると、薬による病状のコントロールは難しくなり、この頃から症状も顕著に現れるようになってきます。 白血病は原因が詳しく解明されていませんが、こういったことからも病状が進行していない慢性期のうちから危機意識を持って治療に取りかかっていくことが大切になってきます。 ステージ0 0期 と生存率 余命 リンパ球の数が増えているものの、身体に他の症状はみられません。 白血病ではありますが容態が安定している場合、治療を行わないことも多く、原因や生存率、再発予防なども保留で経過観察で済ませることもよくあります。 今後白血病が進行することも念頭に入れ、生存率や再発予防も考慮して慎重に経過観察をしていきます。 化学療法に取りかかっていくことも多く、白血病の原因や再発予防、生存率など様々なことについても考慮し治療を行います。 白血病の症状が著しく現れるようになり、生存率や再発予防についてもより慎重な検討が必要です。 急性白血病への急性転化を考えて治療、再発予防に努めながら今後の生存率についても懸念が必要です。 白血病の治療法 白血病の治療では、異常な血液細胞の消滅と正常な血液細胞を再生産できる状態に戻すことを目的としていきます。 そのための代表的な治療方法に、化学療法、造血幹細胞移植、放射線療法があります。 白血病は抗がん剤が良く効くといった特質があるので、基本的には化学療法と造血幹細胞移植の2つが主な柱です。 治療の流れとしては慢性、悪性いずれにおいてもまずは化学療法で対処していき、病状や症状の進み具合に応じて造血幹細胞移植を検討していきます。 急性白血病の場合、治療は寛解導入療法、地固め療法、寛解維持療法 強化療法 という3段階で行っていき、病状の進行も早いことからできるだけ早期に取りかかることが基本です。 慢性骨髄性白血病では数年以内に急性転化することを懸念し、慢性のうちに治療することが重要になってきますが、その際には分子標的治療薬を用いることがほとんどです。 白血病はそれぞれの分類や原因によって治療方法、生存率、再発予防についての対処の仕方が異なってきますから、この点についてはよく理解しておきましょう。 特に慢性の場合には多少時間に余裕を持ち効果的な治療を行っていけるため、どのような選択肢があるのかということを知っておくと、いざ治療を行うとなった場合に有意義な決断をができます。 手術 外科療法 白血病の治療における外科療法には、造血幹細胞移植があります。 抗がん剤投与で治らない場合、再発した場合に取られる治療方法であるため、第一の選択肢となる治療ではありません。 大きな分類としては手術に該当しますが、実際に行うのは静脈内の注射による骨髄移植なので、一般的ながんの治療のようにメスで身体を切るといったことは行いません。 正常な骨髄細胞を移植することで異常な血液細胞の消滅と正常な血液細胞の再生産を期待でき、病状、症状を引き起こす原因そのものを治せることから、生存率や再発予防などといった点においても大きな期待が持てる治療方法です。 しかし、白血球の型が合うドナーを見つけることが困難といった問題があります。 抗がん剤 化学療法 白血病の柱となる治療方法です。 それぞれの分類の白血病において効果を得やすいというメリットがあり、白血病細胞の増殖を抑える薬、細胞ががん化するきっかけを抑制する薬など様々なものがあります。 慢性骨髄性白血病においてはイマチニブという分子標的治療薬が用いられ、効果が高く副作用が少ないといったメリットから治療の中心となっており、その効果も9割の患者が治癒に近い状態を得られるほどです。 慢性白血病の場合、化学療法での症状の抑制はもちろんのこと、病状を引き起こしている原因そのものを治せる可能性が非常に高く、生存率や再発予防にも大きく影響してくることから、早期治療のためにも積極的に取り組んでいくことが多いです。 免疫細胞療法 免疫力の低下に伴い様々な合併症が懸念される白血病において、症状を軽減させると共にそもそもの原因の治癒にも効果が期待される治療方法です。 ペプチドワクチン、樹状細胞ワクチン、T細胞免疫養子療法など様々な治療方法があります。 いずれの方法においても、免疫細胞を体内に入れることで身体の持つ免疫力を高めることを目的としており、副作用が無い、身体への負担が無いといったメリットがあるのが魅力です。 急性白血病においても高い効果が期待できるため、生存率や再発予防の面でも非常に利点が大きいですが、その一方で選択する治療方法によっては非常に高額な費用が必要になってくるなどといった心配も出てくることから、治療については良く医師と話し合っていく必要があります。 放射線療法 白血病の治療においては、原因の根本的な治療では無く、症状の緩和などを目的とした補助療法として行われます。 肝臓や脾臓の腫れによる圧迫痛を和らげたり、化学療法や造血幹細胞移植に合わせて相乗効果を期待することがほとんどです。 定期的に照射することで、がん細胞のDNAの鎖を断ち細胞分裂の能力を失わせることができますが、疲労感や倦怠感、食欲不振、放射線性皮膚炎などの副作用の心配があることから治療は慎重に判断していかなければなりません。 また、白血病の原因の1つに放射性被ばくがあるため、この点についても考慮が必要となります。 対処治療として用いられるものなので、この治療自体が生存率や再発予防に及ぼす影響は大きくはありません。 陽子線治療 白血病治療において根本的な原因を解決する治療方法ではありませんが、化学療法や造血幹細胞移植にあたって補助的に行っていく場合、放射線治療よりもピンポイントで照射していくことが可能であるため、周辺組織への影響を最小限に抑えられる、症状緩和の効果が高いといったメリットがあります。 白血病の原因の1つに放射線被ばくが考えられていることから、この点についてより配慮することができ、また副作用もより抑えていくことができます。 しかし生存率や再発予防への利点はあまりなく、費用が非常に高額、治療を受けられる施設が少ないといった問題があるため、白血病治療においてこの手段に重点をおくということはあまりありません。 重粒子線治療 陽子線治療よりもさらにピンポイントに患部を狙い照射することができることから、補助療法による副作用を最小限に抑え、化学療法、造血幹細胞移植による白血病治療に取り組んでいけるようになります。 照射する周辺組織や臓器への影響を最小限に抑えつつ、症状の緩和にも高い効果を発揮してくれるため、放射線による影響に配慮した治療を選択したいという場合はとても有意義な手段です。 しかし、白血病の根本的な原因の解決や再発予防、生存率の向上のためになる治療では無い、費用が高額である、治療を受けられる施設や専門家が極めて少ないといった問題があることから、わざわざこの手段を選択して治療に臨むということは極めて稀です。 再発防止は?免疫力を上げて予防する! 白血病は放射性被ばくや染色体異常が原因と考えられているため、自らこれを防ぐ方法があまりありません。 しかし、発症やそれによる症状の程度、再発予防については身体が備え持つ免疫力が大きく関係してくるため、常日頃からこれを高く維持する努力をしていくべきと言えます。 白血病を再発すると身体の免疫力は低下してしまいますから、免疫力を高めておくことでいざという時の戦う力を養っておけるとも言えるでしょう。 もしもの時に強い免疫力を養っておけば、生存率にも大きく影響してきます。 免疫力を高めるためにはこの力の8割を担う腸内環境の改善に努めていくことが一番です。 善玉菌を増やし悪玉菌を減らす、腸の働きに負担をかけない食事、生活習慣を心がけるようにしていきましょう。 ストレスを溜めない、適度な運動を心がける、睡眠を充分とるといったことも腸をより良い状態に保つためには重要になってきます。 また、免疫力を高めてくれるサプリメントもありますから、こういったものを利用するのも良いでしょう。 免疫力の向上とそのためになる栄養を効率良く摂取することができるため、なかなか自分で意識して改善の努力ができないという人にとっては、非常に有意義に利用できます。 まとめ 白血病はこれまで不治の病と言われてきましたが、現在は医療が進み化学療法をはじめとした様々な治療で治すことが可能になっています。 しかし急性、慢性どちらであるかによって進行の速度は異なり、急性の場合短期間で病状が進行し死亡に至ってしまうこともあるため、決して甘く考えてはいけません。 白血病を治すためには早期発見・早期治療が非常に大切になりますが、初期症状が無いことから、これに気づくためには血液検査において白血球の数値に異常が無いかをよく確認することが鍵となってきます。 少しでも早く身体の異常に気付き必要な対処をしていくことで、生存率の向上や再発予防を有意義に行っていけるようになることはよく心得ておきましょう。 また、白血病は明確な原因が解っていないことから、日頃予防に努めるには免疫力の向上以外にできることがありません。 免疫力はがん細胞と戦う力そのものとなるため、日常において気を遣い備えていけるようにしましょう。 免疫力の強化については規則正しい生活習慣や栄養バランスのとれた食事、免疫力を高めるサプリメントなどを活用していくことが有効です。 普段から意識して生活するようにし、強い身体を培っていけるようにしてください。

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慢性骨髄性白血病(CML)

慢性 骨髄 性 白血病 生存 率

この記事の目次• 『慢性骨髄性白血病』とは一体!? そもそも白血病とは? 白血病は「血液のがん」ともいわれ、 遺伝子変異を起こし、がん化した造血細胞(白血病細胞)が 赤血球、白血球、血小板などの血液細胞を作る骨髄で 自律的に増殖して正常な造血を阻害し、 骨髄のみならず血液中にも溢れてくる血液の病気です。 正常な血液細胞が減るため、感染症や貧血、出血症状などの症状が出やすくなり、 骨髄から血液中に溢れ出た白血病細胞が臓器に侵入し障害を起こすこともあります。 遺伝子変異する要因は? 造血細胞が遺伝子変異する要因として、• 放射線被曝• ベンゼンやトルエン、抗がん剤などの化学物質• HTLVウイルス(ヒトT細胞白血病ウイルス) が挙げられていますが、これらが原因だと推察できる白血病はごく一部に限られ、 白血病のほとんどは原因不明の遺伝子変異により起こっています。 白血病の種類は? 大きくは、• 急性骨髄性白血病• 急性リンパ性白血病• 慢性骨髄性白血病• 慢性リンパ性白血病 の 4種類であり、 これらは造血細胞の種類と、 造血細胞に成熟機能があるか、ないか(ある場合は慢性、ない場合は急性) により分けられています。 〈スポンサードリンク〉 慢性骨髄性白血病とは? これは 骨髄にある「造血幹細胞」が遺伝子変異を起こし、 正常な場合と同じように成熟した白血病細胞が異常に増加する病気です。 症状は? 慢性骨髄性白血病は慢性期・移行期・急性転化という3段階の経過があり、 慢性期では異常細胞が徐々に増え、進行するにつれて「ひ臓(ろっ骨のすぐ下にある臓器)」が徐々に大きくなり、 腹部の満腹感や圧迫感を自覚するようになります。 急性転化では、病状は一変し、急性白血病でみられるような 貧血・発熱・出血傾向など重篤な症状が現れます。 また、慢性期と急性転化のその間が移行期となります。 治療は? 現在 主な治療方法としては以下の4つが挙げられています。 イマチニブ(白血病細胞の増殖を抑える新しい抗がん薬)• 造血幹細胞移植(慢性骨髄性白血病を根治させることができる唯一の治療法)• 現在のところ根治ができる治療法は造血幹細胞移植だけであり、 5年生存率が高いからといって、全く油断ならない病であることが分かります。 おわりに いかがでしょうか。 理解の助けに少しでもお役に立てれば幸いです。 今回の記事は、 『』 『』 『』 これらのサイトから情報を得て、記したものとなります。 上記3サイトにはさらに詳しく、白血病のことについて記されていますので、 気になる方は上のリンクからご覧ください。 最後に、フジモトマサルさんのご冥福をお祈りいたします。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 ではでは、今回はこのへんで。

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白血病の生存率

慢性 骨髄 性 白血病 生存 率

生存率 白血病の治療が完了し、一安心しつつも気になるのが治療後のことです。 白血病は「血液のがん」ですから、ほかのがん患者同様に生存率というのは最も大きな予後の不安要素になるでしょう。 まず、白血病の治療を終えた時点で、再発のリスクがゼロになったとはいえません。 現に何度か再発し、再び療養生活を過ごしている人も大勢います。 がんには進行度を表す「ステージ」と呼ばれるものが存在します。 ステージ0はがんの初期段階で、1,2,3と進むほど重度になり、ステージ4ではがん克服は不可能です。 例えば急性白血病が見つかった時点でのステージで5年生存率を見てみると、• ステージ1:65~85%• ステージ2:40~60%• ステージ3:25~40%• ステージ4:10%以下 という風に、ステージが進むごとに生存率が低下していることがわかります。 勿論、ここで示した数字は大体の目安であり、白血病の種類や本人の体質によって違いは大いに生じます。 しかし、早期発見早期治療が最善であることは言うまでもないことでしょう。 5年生存率は、最終的にがんが完治した、と見なせる数字の目安です。 つまり、白血病治療完了後5年以上生存できた時こそが白血病の完治と見なされます。 一方、小児白血病の完全寛解率、5年生存率は成人よりもかなり高くなっていて、現在では90%以上の子どもたちが完全寛解に成功しています。

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