テニス錦織。 錦織コーチのミルヌイ氏「新しい圭を見せられる」

錦織 テニスを選んだきっかけ語る

テニス錦織

「スポナビライブ」は2018年2月13日をもって全ての新規申し込み受け付けを終了し、2018年5月31日をもってサービス終了いたします。 言わずと知れたテニス界の世界的トッププレーヤーである 「錦織圭」。 彼がトッププレーヤーでいられる理由のひとつに挙げられるのが、その 強靭なメンタルです。 各スポーツの中でも特にメンタルが重要だと言われるテニスですが、試合中に発揮される強い精神力が、錦織選手を現在のポジションにした理由の1つと言えるでしょう。 我々の日々の生活や仕事においてもメンタル面の重要性は高いだけに、錦織選手のメンタルの強さの源泉がどこにあるのか、ぜひ知っておきたいところ。 そこで今回は、スポナビライブで現在公開中の錦織選手独占インタビュー「 THE PLAYER~錦織圭の人間像に迫る~」でインタビュアーを務めた、プロテニスプレーヤー・テニス解説者である佐藤文平氏にお話を伺いしました。 体力的・技術的に優位であることが精神面での優位につながる 写真/大塚敬太 佐藤文平(さとう・ぶんぺい):プロテニスプレイヤー・テニス解説者。 1985年生まれ。 2008年大学卒業後、プロデビュー。 錦織選手とは15年以上の付き合いで、プライベートでの親交も深い。 現在はプロテニス選手として活動するとともに、日体大大学院にてスポーツバイオメカニクスを研究している。 佐藤:2点あると思います。 まず、 フィジカルから来るメンタルの強さという点です。 要するに、相手よりも体力的に優位であることから来る精神面の強さですね。 対峙したときに「俺はお前よりも体力があるよ」というところを見せれば、相手は短期決戦に持ち込むしかなくなります。 そうなると、相手は自分のプレースタイルを変えてでも短期決戦に持ち込なければならなくなる。 その時点で、ひとつ相手よりも優位に立てるわけです。 そして、相手には焦りが生じミスを犯す。 これがまず1点です。 次に、 相手の得意なプレーで対抗して精神的に追い込むという点です。 錦織選手は世界でもトップクラスのストローク技術を持っています。 しかし、トッププレーヤーの中にはそれと同等以上のストロークを得意とするプレーヤーがいます。 これは、マッチポイントを獲ることと同じくらい重要です。 要するに、 お互いのファイナルウェポンで戦って潰すというのが、一番ダメージがあるわけです。 それをできる精神面の強さ、そして技術面の高さが、錦織選手には備わっていると思います。 でも、あえてそれをやらないというわけですね。 佐藤:そういう作戦に逃げると、それがミスにつながったりするんです。 あえて消極的な作戦に出てミスをした場合と、自分の強い意志でその作戦を選んでミスをした場合では、ダメージが違うんです。 逃げてミスをした場合は後悔が残ります。 しかし、自分がこれだと決めてミスをした場合は、自分で決めたことだからとポジティブになれます。 テニスは、1ポイントで終わるゲームではありません。 ミスをしても、 次のプレーにつながるようなポジティブなミスじゃないと、次につながりません。 佐藤:タオルで顔を拭くシーンをよく見るかと思うのですが、あれは毎回、 頭の中をリセットするための行為です。 あとは、試合の間合いを取るという意味合いもあります。 ポイント間は20秒しかないので、その短時間で次のポイントへの準備をしなくてはなりません。 汗を拭く、より良いボールを選ぶ、そして心の準備(闘争心、落ち着き等のバランス)です。 そのほかに、何かありますか? 佐藤:テニスを始めた頃というのは、試合中に集中する方法がわからないですよね。 ジュニア時代、観客にお母さんがいる、友だちがいる、好きな女の子が見に来てると、気になってしまいます。 そうするとかっこつけたくなったり、いろいろ精神が乱れてしまいます。 そこでコーチが、 「サーブを打つ前は必ずボールを5回バウンドさせよう」というようにアドバイスをします。 そうすれば、サーブ前にボールを5回バウンドさせている間は、自分だけに集中することができるようになります。 それを忘れてしまうと、ペースが早くなってミスをして、さらにあせってミスをするという繰り返しに陥ることになります。 錦織選手も、独自の集中方法などを持っていたりするのでしょうか。 佐藤:正式には聞いたことはありませんが、基本的にはタオルがリセットのタイミングのひとつだということはよく言っていますね。 よく試合を見ていただくとわかるんですが、ポイントを取った後、ミスをした後にタオルを要求することが多いと思います。 佐藤:やはり、錦織選手に対してしっかりと意見を言える人というのは少ないんですよね。 最高ランクが世界4位ですよ。 でも、マイケル・チャンは最高世界ランク2位で、歴代最年少(17歳3カ月)でグランドスラム(1989年全仏オープン)も取っているわけです。 具体的にはどんなことをアドバイスしていたりするのでしょうか。 佐藤:詳しくはわかりませんが、あまり難しいことは言わないと思うんですよ。 技術的なことはもうほぼ完成されていますから。 攻めのタイミングや、メンタル的な部分のことですよね。 自分がリードをしていて相手はもう手も足も出せない状態なのにも関わらず、今メディカルタイムアウトを取ったら、相手を休ませることになる。 休んだことにより、相手に考える時間を与えてしまうので、自分が気になる部分があっても、大きな痛みでない限りはあえて取らないようにするとか。 メディカルタイムアウトの取り方ひとつで相手に弱みを見せることになる。 難しい判断ではありますが、こういったことも一つのスキルだと思います。 本当のテニスのメンタルというのは、 基本的にコート上で試合に勝つことで自信 の レベルが上っていくものだと思います。 厳しい試合を勝つことで、自分の中に自信が生まれるものです。 「俺はファイナルセット に入れば勝つ」という、無意味な自信が出てくるんですよ。 佐藤:そうですね。 そうやって勝っていくことで、数字が証明してくれるようになります。 そうすると周りから 「あいつはファイナルセットに強い」と言われるようになります。 つまり、相手にそう思わせることができるようになるんです。 そしてそれが相手の焦りにつながって、攻め急いで自滅するというような結果になっていきます。 基本的に、闘争心などを含めたメンタルの強さは、テニス選手の場合はコート上にあるんです。 逆に、 コートを離れたら徹底的にリラックスしますね。 自分の戦いの場から離れたときに、いかにリラックスできるかがポイントだと思います。 具体的には、リラックスするための呼吸法を行ったり、ヨガをしながら自分の内面にあるものと会話するとか、そういうことですね。 錦織選手もリラックスするのがすごく得意な選手です。 佐藤:やはり闘争心の面からですね。 よく大きな声を出せみたいなことを言われますが、ああいうのはジュニアのときこそやっておいたほうがいいと思うんです。 やっぱり、頑張れない子というのはいて。 そういう子には、奮い立たせる意味も込めて、ギリギリのところまで突っついてあげないといけないと思います。 佐藤:あのときは、まだ手の痛みから練習を再開したばかりだったので、確かめながらやっていた感じでしたね。 佐藤:本格的な練習が始まると、練習中に話しかけたりはできませんよ。 だからプライベートでは試合のために気合を蓄えている感じなので、こちらからテニスの話をすることはあまりありませんね。 佐藤:今回の収録は、いい話を聞けまくりましたね(笑)。 普段聞けないようなことも、公式に聞けるという。 最高のインタビューでしたね。 そういうときは、一度席を外したりするといいですね。 外の空気を吸いに行くとか、コーヒーを飲むとか。 そうしてまた戻ってくると、集中力が高まるんです。 また、 遠近法を使うというのもよくテニス選手がやっていますね。 よく試合中に、ラケットのストリングスを直したりしていますよね。 一連の動作で言うと、タオルで顔を拭って、ストリングス直して、相手を見てという感じです。 近くを見て遠くを見るということを繰り返すと、集中力が高まります。 逆に、高速道路をずっと走っているときは、遠くしか見ていないのでボーッとしてきちゃうことがありますね。 まさにそういうことです。 佐藤:僕もパソコンでデータ処理とかをやるのでわかるんですが、ずっと画面を見ていると追い込まれてくるんです。 ここのプロットがどうだとか、小さい画面でやっていると行き詰まってくるので。 1回視線を外して、プリントアウトして見直したりすると、間違いなどに気づきますね。 別の視点から物事を見るというのは、大事だなと思います。 自分が今いる状況から一度外れるというのは、逃げではありません。 次に勝つために必要なことなんです。 佐藤:ゲリーウェバー・オープンは、芝のコートで行われます。 芝のコートで勝つというのは、すごく才能を持っている選手だと言われているんですよ。 バウンドも違いますし、球足も速いので、もっとハンディな操作で相手のボールを返さないといけないんです。 今、芝のコートではフェデラーが強いですね。 そして錦織選手は、ストロークのタイミングが絶妙にうまく、それが芝のコートで生きると思うので、チャンスは充分にあると思っています。 また、 芝のコートはサーブの球足が速くなるので、サーブがあまり得意ではない選手でも芝ではサーブが生きてきます。 錦織選手は、ほかのトップ選手に比べたらサーブがずば抜けていいというわけではありませんが、そのサーブが生きた上で、彼の世界最高峰のストロークが合えば、優勝する可能性は充分にあるでしょう。 本日はありがとうございました。 佐藤:ありがとうございました。 スポナビライブで錦織選手を応援しよう! 現在、スポナビライブで放送されている「 THE PLAYER〜錦織圭の人間像に迫る~」。 普段は見ることができない、 リラックスした錦織選手の姿が見られる貴重な番組です。 佐藤さんによる錦織選手のインタビューはもちろん、練習風景、食事風景、コーチ陣のコメントなどなど、盛りだくさんな内容となっています。 こんなプライベート感満載の錦織選手が見られるのは、スポナビライブだけ。 ファンならずとも必見です! そして、スポナビライブでは6月19日から開催される「ゲリーウェバー・オープン」を完全放送。 錦織選手の試合はもちろん、他の注目選手の試合も存分に楽しむことができます。 まだ、スポナビライブ未体験という方はこの機会に加入してみましょう。 月額料金は、通常会員が1480円、ソフトバンクユーザー、Yahoo! プレミアム会員、ワイモバイルユーザーは980円となっています。 また、初回加入時は最大1ヶ月分無料。 そして、スマホ、タブレットPC、パソコン、Chromecastなどから視聴できるので、場所を選ばす楽しめます。 今回のゲリーウェバー・オープン以外にも、プロ野球、メジャーリーグ、B. LEAGUE、海外サッカー、大相撲、キックボクシングなど、多彩なスポーツのほか、今回話題にもあがった「THE PLAYER〜錦織圭の人間像に迫る~」のようなオリジナル番組が楽しめるスポナビライブ。 スポーツ好きなら加入して損はありません。 さあ、スポナビライブで錦織選手の活躍をこの目に焼き付けましょう! スポーツ観戦の新しい楽しみ方を様々な角度から紹介する「 EVERY WHERESPORTS」はこちら.

次の

錦織 テニスを選んだきっかけ語る

テニス錦織

9月7日(月)、ニューヨーク、。 日本選手初の4大大会シングルス制覇を狙った錦織圭だったが、 (クロアチア)に3-6,3-6,3-6のストレート負けし残念ながらUSオープン優勝を逃した。 「緊張し良く眠れなかった。 最後まで自分のプレーができなかった。 」と錦織。 2メートル(198cm)の長身からの弾丸サーブに苦しみ、打ち合いでも最後まで自分のリズムがつかめず、チリッチに4大大会初制覇を許した。 全米では熊谷一弥以来、96年ぶりに日本選手としてベスト4入り。 準決勝では世界一のジョコビッチ(セルビア)を倒し、日本選手として初のグランドスラム大会シングルス決勝に進出したのだが。 「決勝の相手が、勝ち越しているチリッチに決まり、逆に緊張してしまった。 ここまで試合の最中に硬くなったのは初めての事で、この為なかなか感覚が掴めず、動きが悪かった。 動きの悪さが原因で、チリッチの速いゲーム展開について行くことが難しかった。 」と錦織。 と優位。 優勝の可能性も多いにある。 優勝したらトップ5入りだ。 NYヤンキースのイチローもマー君も来ている。 日本からは大勢の報道陣も急遽駆けつけている。 強い風がスタジアムのコート上を舞う中、チリッチのサーブで試合は始まった。 は世界ランク16位、身長2メートル(198cm)。 スピンを強くかけてミスを極力減らしながらの打ち合い。 30-40と錦織にブレーク・チャンスがあったが、チリッチは手堅くキープ。 次の錦織のサービスゲームは0-30までいくが、 好調を維持する錦織、5ポイント連取でしっかりサービスをキープして1-1。 チリッチがストレートでサービスゲームをキープした後の第6ゲーム、 風の影響か、30-40でチリッチのバックハンドから放たれた低く滑るスライスにタイミングを外された錦織はブレークを許してしまう。 2-4 このまま両者選手のサービスキープが続き、錦織は3ー6で第1セットを落としてしまう。 第2セット 1-1、錦織のサーブ、0-40とピンチ! 錦織は思いきったダウン・ザ・ラインのカウンターや、ドロップ・ショットなどでデュースに持ち込む。 満員の観客で埋まったアーサーアッシュ・スタジアムから「ケイ、ケイ、ケイ」と錦織へ大きな声援がとぶ。 観客の7割以上は錦織を応援しているようだ。 しかし集中力を高めチリッチは、ライジングのストロークで錦織を押切りる。 (錦織1-3) 大きな声援に後押しされ、錦織選手は踏ん張るが、この第2セットも3-6落としてしまう。 第3セット チリッチのサーブで始まった第3セット、 「カモーン ケイ!」錦織に大きな声援が飛ぶ。 4回戦ラオニッチ戦、準々決勝ヴァブリンカ戦、4時間半のバトルに打ち勝ってきた錦織の逆転を期待する声援だ。 チリッチはダブルフォルトも出たりするが、それをきっかけに崩れる様子はない。 松岡修造は「チリッチは時々修造になる。 」とチリッチのメンタルの弱さを自分の現役時代のプレーで説明していたが、 今日はここに修造はいない。 バトルしブレークを試みる錦織、 ブレーク・チャンスを掴むと大きな声援が飛ぶ。 チリッチは完全なアウェーの中でのプレーだがほとんど乱れないメンタルの強さを見せた。 チリッチは第4ゲーム、錦織のサーブを再びブレークした。 (錦織1-3) チリッチは身長2メートの長身を生かした速く角度あるファースト・サーブでポイントを支配し、 このまま逃げ切って6-3で自身初のグランドスラム優勝を決めた。 コートに大の字に寝そべり、自分のチームの待っている観客席まで駆け上がり、 コーチのイバニセビッチと抱き合い、喜びを表現した。 「長いラリー戦に持ち込んでも、なかなかポイントが取れなかった。 なかなか試合に集中する事が出来ずに、試合に入り込めなかった。 」 「仮にフェデラーが相手だったら、リラックスして試合に臨めたかもしれない。 」 「今までは、自分の体力をどれだけ作れば、グランドスラムの決勝に残れるのか分からなかった。 今回は手術の後に行ったリハビリやトレーニングのお陰で、2週間やって来れたことが大きな自信となった。 」 「決勝までの試合は、常に攻撃的なテニスを維持して、一試合づつ勝ちきる事が出来た。 」 「まだ「カイ」と自分を呼ぶ人もいるがUSオープンで「ケイ」とポピュラーになった事はとても嬉しい。 」 「自分に奨学金を与えてくれて、IMGアカデミーに留学させてくれた森田会長は本当の恩人でとても感謝している。 次回は森田会長の目の前で優勝して恩返しをしたい。 」 「残りのシーズンをしっかりトレーニグして結果を残し、11月、上位8人で競うATPファイナルに出る事を今年の最終目標としたい。 」 時々笑顔を見せて答える錦織。 落胆は計り知れないがその態度を見せずインタビューに答える錦織の姿は立派だった。 FEDERER SUI <準々決勝> 〇1 N. BERDYCH CZE 〇2 R. MONFILS FRA <男子4回戦> 〇1 N. TSONGA FRA 〇3 S. THIEM AUT 〇14 M. SIMON 〇20 G. DIMITROV BUL 〇2 R. ISNER USA 〇9 J. KUZNETSOV RUS 〇3 S. KAVCIC SLO 〇16 T. GABASHVILI RUS 〇D. LOPEZ ESP 〇14 M. ANDERSON RSA 〇26 G. FERRER ESP 〇7 G. GOFFIN BEL 〇20 G. MANNARINO FRA 〇2 R. GRANOLLERS ESP <男子2回戦> 〇10 錦織圭 64 61ret.

次の

錦織圭

テニス錦織

4月21日 の主催者は錦織圭(日清食品)がオンライン上で対戦するeテニスゲーム大会に出場することを発表した。 出場選手は錦織圭、ナダル、マレー、ティエム、ズベレフ、ゴフィン、イズナー、既に引退したフェレールなど豪華メンバーが揃う。 「大会に参加できるのは楽しみ。 みんな実際のコートに戻ることを楽しみにしているけど、家にいる間はこういう形でファンを楽しませるのも必要だと思う」とゲーム好きの錦織は語った。 大会は男女各16名のプレーヤー達が自宅からオンラインで対戦する。 それぞれの優勝賞金は15万ユーロ(約1800万円)。 大会はコロナウイルスの影響で経済的に困窮している選手らへの支援が目的。 さらに5万ユーロ(600万円)がコロナ感染症対策に寄付される。 錦織、2014年にはこの大会(マドリード・オープン)で準優勝。 を決めた記念すべき大会である。 『ムチュア・マドリードオープン・バーチャル・プロ』 フェデラーと練習する錦織圭 2019年マドリードオープン 記事:塚越亘 塚越景子 写真TennisJapan.

次の