犬 食物 アレルギー。 犬用アレルギー対策ドッグフードの選び方とおすすめ人気ランキング9選

犬のアレルギーが出やすい食べ物は?飼い主ができる対策もある!

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Contents• アレルギー性皮膚炎の概要と種類 アレルギー性皮膚炎とは原因となるアレルゲン(食物、ダニ、花粉など)に対し、I型(即時型)または IV型(遅延型)アレルギーを示す皮膚疾患の総称です。 犬におけるアレルギー性皮膚疾患で主要なものは以下の4つです。 ・食物アレルギー性皮膚炎:食物に対するアレルギー反応を示す疾患 ・アトピー性皮膚炎:環境中の物質(花粉やハウスダストなど)に対しアレルギー反応を示す疾患 ・ノミアレルギー性皮膚炎:ノミの咬傷や分泌物に対しアレルギー反応を示す疾患 ・接触性皮膚炎:植物などに接触することによってアレルギー反応を示す疾患 この中でも最も多いのが食物アレルギー性皮膚炎とアトピー性皮膚炎です。 そこでこの項目では主に食物アレルギー性皮膚炎について説明します。 アトピー性皮膚炎についての説明はこちらのページをご確認ください。 食物アレルギー性皮膚炎の原因 食物アレルギー性皮膚炎は、食物に含まれるタンパク質を体の免疫機構がアレルゲンと認識してしまうことにより、IgE抗体反応(I型アレルギー)またはリンパ球反応(IV型アレルギー)が起こることにより発症します。 犬における食物アレルゲンとして一般的に多いものは牛肉、乳製品、小麦、大豆などです。 そのため、食物アレルギー性皮膚炎の好発犬種と言える犬種はないものの、アトピー性皮膚炎の好発犬種と重複することが多いと考えられます。 食物アレルギー性皮膚炎の症状 食物アレルギー性皮膚炎の皮膚症状はアトピー性皮膚炎と非常に類似します。 皮膚症状の好発部位は指の間、脇、鼠径部、肛門、口唇周囲、外耳であり、発赤と強い痒みを特徴的とします。 痒みが強いため患部を掻くことにより、2次的に脱毛も起こります。 また皮膚の免疫力が低下するため、細菌や真菌の2次感染を伴う場合も多く、その場合はかさぶたや出血も見られます。 食物アレルギー性皮膚炎に特徴的なのは皮膚症状と共に見られる消化器症状です。 食物アレルゲンに対する免疫反応自体は腸管で起こるため、軟便やまたは便の回数が一日3回以上と多いことがあります(必須ではありません)。 これらの症状は季節性がなく、若齢(少なくとも3歳未満)から発症します。 食物アレルギー性皮膚炎の診断 食物アレルギーの診断をするためには、まず外部寄生虫(ノミ、疥癬、アカラス、ダニ)、細菌、真菌感染を除外します。 これらの病気が認められない、または細菌感染などがあっても再発する場合は基礎疾患としてアレルギー性皮膚疾患を疑うことになります。 食物アレルギー性皮膚炎の診断方法は大きく分けて二つあります。 血液検査によりアレルゲンを測定する方法 前述した通り、食物アレルギー性皮膚炎にはIgE抗体反応(I型アレルギー)およびリンパ球反応(IV型アレルギー)が関わっており、その反応の程度を血液検査で測定することができます。 IgE抗体反応を測定する「アレルゲン特異的IgE検査」およびリンパ球反応を測定する「リンパ球反応検査」の他に、「アレルギー強度検査」と言う個体がアレルギー反応を示しているか否かを測定する検査を組み合わせることが多いです。 「アレルゲン特異的IgE検査」:IgE反応はアトピー性皮膚炎でも起こるため、この検査ではI型アレルギーが関与している原因物質(ダニ、花粉、食物)などを検出することができます。 「リンパ球反応検査」:この検査では、IV型アレルギーが関与する原因食物を検出することができます。 利点 血液検査によるアレルゲン特定は、一回の採血で結果が出るため簡便です。 欠点 基本的にこの検査は非常に高価です。 また、検出された原因食物(または環境中物質)が必ずしも現在アレルギー反応を起こしている物質ではない可能性があります。 (言い換えれば、検出されたアレルゲン食物を除去しても症状が改善しない場合があります) 食事を試験的に変更することによりアレルゲンを特定する方法(除去食試験) この方法では食事を完全に変更し症状の変化をみることにより、原因食物を同定すると共に食物アレルギーの診断をします。 新しく使用する食事は、今までに食べたことのないタンパク質が含まれている「新奇蛋白食」または食物がアレルゲンとして認識されないほど細かく分解された「加水分解食」を選択することが多いです。 フードメーカーから何種類か発売されていますが、自分で調理することも可能です(ただ個人的な意見ですが、自家製食はバランスを取るのが非常に難しいため進めません)。 詳しくは担当の獣医師と相談することをおすすめします。 利点 食事を変更することによって症状が治れば、薬の服用などが必要なくそのまま食事を使い続けることができます。 欠点 食事を全て変更してしまうため、原因となるアレルゲンが完全に特定できない場合が多く、特定するためには何度も食事の変更をする必要が出てきます。 また基本的には2ヶ月は食事を変更し、その間おやつなどの副食は基本的に出来ないため、家族構成によっては試験自体が難しいです。 アレルギー皮膚炎の治療 アレルゲンが特定された場合はそのアレルゲンを除いた食事を利用し、除去食試験が成功した場合はその食事を使い続けることが望ましいです。 根本的な原因が除去できない場合は免疫抑制剤(ステロイド、シクロスポリン)やオクラシチニブを使用することにより痒みを抑制します。 獣医経験談 症例は4歳、雌、ミニチュア・ダックスフンド、耳と指先の痒みを主訴に来院しました。 初回の来院時には耳からはマラセチア感染が、指先からは細菌感染が発見されたので抗生剤と抗真菌剤を処方し様子を見ることとしました。 しかし、薬の処方により細菌と真菌が認められなくなったのにも関わらず数週間経っても痒みが止まりません。 飼い主様にもう一度お話を伺うと、どうやら小さい頃からずっと足先を舐める癖があるとのことでした。 そこでアトピー性皮膚炎または食物アレルギー性皮膚炎を疑って、検査の提案をしました。 金銭的な面から飼い主様は除去食試験を選択されたため、2ヶ月間水道水と新しい食事(この時は加水分解食を使用しました)以外は一切与えないことを決め診察は終わりました。 ただ、どうしても痒みが強い時のためにステロイドの内服は処方しました。 次の診察は1ヶ月後でしたが、その際はあまり効果は感じられないとのお話でした。 しかしステロイドを使用して痒みを止める頻度は減ったとのことでした。 2ヶ月後の最新では指先の腫れも治り、ステロイドを使用しなくとも皮膚症状が無くなったため食物アレルギー性皮膚炎と診断しました。 この後複数回食事を変更することにより原因物質の特定も可能ですが、飼い主様はそれを望まなかったため、現在もこの子は加水分解食を食べ続けています(普通の食事なので長期間使用による欠点はありません)。 この症例のように一回で満足いく結果が得られることは少ないですが、食物アレルギー性皮膚炎は原因さえわかれば薬を使用しなくても治る病気です。 そのため根気強い治療・検査が進められます。

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ペットフードでアレルギー?愛犬の食物アレルギーの症状とは?

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犬のアトピー性皮膚炎 ハウスダストや花粉など、日頃過ごす環境の中に存在するアレルゲンに対して体が過剰反応してしまい、症状として皮膚炎を発症するものがアトピー性皮膚炎です。 もともとの体質に原因があるので完治させることは難しいとされていますが、薬や各種サプリメント、適度なスキンケアなどで痒みを軽減させることは可能です。 アトピー性皮膚炎の主な症状としては、下記のような症状が見られたら要注意です。 かゆみ(ひっ掻く、舐める、床にこすりつけるなど)• 患部が乾燥する• 慢性的な外耳炎や結膜炎• 患部のただれなど 原因 犬のアトピー性皮膚炎の原因としては、皮膚バリア機能の低下が主な原因とされています。 皮膚バリア機能とは、体内の水分が蒸発しないよう体の内部にとどめておく機能のことで、同時に外からの異物が体内に侵入しないように防ぐ機能も担っています。 何らかの理由でこの皮膚バリア機能が損なわれてしまい、皮膚が乾燥したり、外からの異物が侵入することで炎症が起こる=アトピー性皮膚炎を発症します。 食物アレルギー 体が過剰反応してしまうアレルゲンが食べ物にある場合のアレルギーです。 こちらはアトピー性皮膚炎とは異なり、アレルゲンとなる食べ物を特定し、食べないようにさえすれば治ります。 アレルゲンの特定には血液検査が有効とされていますが、それまでの経験からアレルゲンを予測し、アレルゲンと思われる食べ物を除去した食べ物を与えるようにして経過観察をしていく方法もあります。 そもそも「アレルギー」とは? 生物の体には、体を守るために体内に侵入した異物を除去しようとする働きがあります。 この異物を除去しようとする働き・反応が強すぎるために、自分自身を傷つけてしまうことをアレルギーといいます。 このアレルギーを引き起こす原因になるもの=アレルゲンは個々により様々ですが、アレルギーが起こるメカニズムについては共通しています。 筆者の愛犬の経験から 筆者の愛犬(M. ダックス・メス)は成犬になってから食物アレルギーを発症しました。 もともと皮膚が強いほうではなく、時々皮膚の炎症を起こしてはいたのですが... 最初はお腹や脇の下などに赤みを伴う痒みがあり、なかなか治らないので獣医さんに相談したところ「食物アレルギーかもしれません」という診断でした。 血液検査でアレルゲンの特定をすることもできたのですが、時間や費用がかかるとので獣医さんの勧めもあり、まずは日常食べてるフードを市販されているアレルゲンをカットしたドッグフードに変更してみることに。 これで炎症が治ればそれで良し、ダメだったらアレルゲンを特定していきましょうとのことでした。 結果、フードを変更してから日に日に炎症がおさまり、痒みもなくなっていきました。 もちろん途中で獣医さんの診察を受け、都度適切な診断をしてもらっていました。 最終的には炎症も痒みも治まったのでアレルゲンは特定することはせず、食べるものに気をつけて今日に至っています。 まとめ 愛犬の健康のためには、獣医さんの診察と原因の追及はとても大切なことです。 ですが原因を追及するためには、時に痛みや苦しみを伴うこともありますよね。 症状を治療するために必要な原因追及なら仕方のないことですが、筆者の愛犬のように、病状によっては「症状がおさまればOK」の場合もあります。 こういった場合、果たして原因をとことん追及する必要があるのかどうか?飼い主さんの考え方にもよるかとは思いますが、病気はどんなものでも症状自体が辛いものですから、それに以外の苦痛はできるだけ軽減させてあげたいものではないでしょうか。 いざという時にはかかりつけの獣医さんとよく話し合いつつ、飼い主も臨機応変に対応できるよう、正しい知識と愛情に基づいた柔軟な考え方をもって愛犬を守ってあげたいものですね。 犬のアレルギー性皮膚炎の他にも、気になる犬の病気や、普段見ない行動をとっていて心配なときに病気を調べることができる辞典がありますので、ぜひ活用してみてくださいね。 犬種的に食物アレルギー持ちの割合が非常に高くいので、飼い主さんと出会えば「初めまして」の挨拶もそこそこに、フードや普段の食事の話題がかわされるぐらいです(笑) 筆者さんの愛犬であるM. ダックスちゃんは、検査の行程を経ずに対策が成功したようで本当によかったと思います。 アトピー向け、食物アレルギー向けに血液検査は色々とありますが、特に前者は信憑性に欠ける傾向がありますし、食物アレルギー向けは項目が少ないのです。 費用も高額なので躊躇される方もありますが「なんとなくアレルゲンを除去」しようと、ラム&ライスのフードにしたらライスが駄目だったとか、お魚系にしたら魚が駄目だったという話もたくさんあるので、血液検査も視野に入れる覚悟は持っておいた方がいいと思います。 我が家は2つの検査で3万円強の出費となりましたが、アレルゲンがはっきりわかり、それらを除去してうまくいっています。 幸いにしてうちの愛犬2頭は皮膚に特に問題を抱えていないので、あまり気にしたことはありませんでしたが、人間と同じようにアトピーを持つ犬もいるんですね。 痒みというのはやはりストレスの原因になりやすいと思います。 皮膚の乾燥なら専用のシャンプーを使う外側からの対処と、薬やサプリなど内側からの対応で改善できるものだと思います。 妙に掻くなぁと思ったら早めに治療してあげたいですね。 ただ発症するのは5歳以下が多いようです。 若いうちにアトピー性皮膚炎が発症しなければ、老齢になっても比較的出ずに済みます。 なりやすい犬種も特定されていて日本では柴犬とシー・ズーが特に多いようです。 うちもシー・ズーなのでアトピー性皮膚炎になりやすい前足脇部分や後ろ足、お腹周りを注意して見ておこうと思います。 換毛期に何故か円形脱毛している部分があり、アレルギーかととても気になっていましたが、数か月で新しい毛が生えてきたので、アレルギーではなかったんですね。 食物アレルギーは食べさせてみないとわからない部分が多く、血液検査で調べることもできますが高額になることや、検査に使う血液も多くなってしまうので小型犬にはとても負担がかかります。 アレルゲンになりやすいものはあらかじめ避けてあげるといいですね。 愛犬の病気、まずは気付いてあげることがほんとに大切ですよね。 うちはミニチュアシュナウザー(3歳)ですが、2歳の春くらいにアレルギー性と思われる皮膚炎になりました。 3つの症状から、それぞれに違う原因の可能性がありました。 その時期、ご飯、歯磨きガム、お菓子をあげていたのですが、お菓子によるアレルギーの可能性が高いとのことで、ご飯とガム以外の食べ物を与えることをすっぱりとやめて、患部にはお薬を塗っていました。 うちは、この方法で症状は治まり再発もしていないので、現在もお菓子は禁止です。。 (ペットショップに行くとついつい買ってあげたくなりますが、私も我慢です。 ) あとになって思うことは、信頼できたり何でも相談できる獣医さんを見つけていてほんとに良かったと思う出来事でした。 アレルギー性皮膚炎の中の、食事性アレルギーの犬に対して、食事療法の為のペットフードが数多くあります。 有名なものを紹介したいと思います。 大手ペットフード業界のロイヤルカナンさんからはアミノペプチドフォーミュラ、セレクトプロテイン、低分子プロテインなどが挙げられます。 これらは、食物アレルギーになりにくい加水分解されたタンパクを使用していたり、皮膚のバリア機能を果たす不飽和脂肪酸やビタミンなどが含まれていたりするようです。 ドライフードだけでなく、ウェットタイプの食事もありますよ。 ヒルズさんでは他にも食物アレルギーの犬のためのおやつ、低アレルゲントリーツというものも販売しています。 さらにアトピー性皮膚炎の犬用に、ダームディフェンスと呼ばれる食事もあるようです。 これは、脂肪酸とともに皮膚の炎症反応を抑えるような成分も配合されていて、今注目されています。

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4種の症状に注意!犬の食べ物アレルギーの対策

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皮膚疾患の原因 環境アレルギー 犬の皮膚疾患は、環境アレルゲンが原因になっていることがあります。 皮膚アレルギーは、顔面、耳、あし先、尾の付け根、肘の下、鼠径部など、ある特定の部分に表れる傾向があります。 アレルギーは通常、生後3か月から6歳までの間に表れます。 アレルギー検査を受けるべきかどうかを、必ず獣医師にご相談ください。 環境アレルギーのアレルゲンには、花粉、カビの胞子、ハウスダストマイトも含まれます。 これらは、空中に浮遊し、春に多い花粉は別として、年中存在しています。 とくに子犬の健康を保つには、まず皮膚を守るために、アレルゲンに対するバリアがとても重要なのです。 犬の皮膚アレルギーは慢性化する傾向があります。 そのため生涯にわたる管理が必要になってきます。 そのひとつが皮膚の炎症を抑えるのに役立つかゆみ止めシャンプーの使用です。 さらに栄養も犬の皮膚の健康に重要な役割を果たします。 皮膚ケアのための療法食への切り替えは、皮膚疾患の管理に役立ちます。 寄生虫とノミ ノミ、シラミおよびダニは、寄生すると犬の皮膚に炎症を起こします。 これらの寄生虫に刺されることが刺激となって、犬は、噛んだり引っ掻いたりして、皮膚を傷つけます。 一部の犬は、寄生虫に刺されることに敏感、ときに「過敏」で、ノミに1回刺されただけでも強い不快症状が起こります。 感染症 細菌感染や真菌感染は、全身の健康を脅かすだけでなく、皮膚の問題を引き起こすこともあります。 感染症にはアレルギーなどいくつか原因がありますが、開放創や切り傷が最も感染しやすく、これが犬の皮膚と全身の健康に最大の脅威をもたらします。 愛犬が皮膚感染症かもしれないと思ったら、必ず獣医師の診察を受けてください。 食物アレルギー 人間と同じように、犬もフードに含まれる特定のタンパク質に反応して食物過敏症を起こすことがあります。 獣医師は、アレルギー検査を実施し、食物アレルギーの原因の有無を判断した上で、食物過敏症に配慮したドッグフードを勧めてくれるでしょう。

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