原子力 推進 ミサイル。 原子力推進式巡航ミサイルとは?

ロシアの原子力推進巡航ミサイル「ブレスヴェニク」がテストに成功

原子力 推進 ミサイル

「当センターは現在、ロシア連邦宇宙局やロスアトムの企業と密に連携して、この仕事を活発に進めている。 期日までに良い結果が出ることを願う」とコロテエフ氏は1月末に話した。 原子力ロケット・エンジンのメカニズムは 宇宙空間で原子力を安全に利用するこの仕組みは、廃棄物を出さず、閉回路式で、地球に落下してもしなくても安全性を保つことができる。 コロテエフ氏によると、特別な冷却システムを使って、この原子力装置を軽量化するという。 冷却機は宇宙空間で、パイプ・システムを使わずに直接循環する。 宇宙機を人工衛星に変えるためには、秒速8kmほどの速度にする必要があることはよく知られている話だ。 もし我々が他の星への飛行をしたいと思うなら、その速度を秒速11. 2kmに上げなければならない。 いかに秒速 10km まで加速するか 現代の酸水素エンジンならば、太陽系の果てを見ることが可能な秒速10kmまで上げることができるから、この課題はほぼ解決できる。 しかしながら、ロケットがそこにたどり着くまでには長い年月がかかる。 一方で、原子力以外にも化学燃料の代替はある。 例えば通信衛星は、プラズマ・エンジンと呼ばれるものをかなり前から装備している。 このような電気推進機関は、バッテリー、アイソトープ発電機、または太陽電池からエネルギーを得るため、化学燃料を一切使用しない。 主な長所は、省エネで長時間作業が可能なことだが、気になる欠点もある。 もっと読む:• まず、今日のこのような電気推進機関の推力が、非常に低いことである。 そのため、人工衛星の軌道修正をしたり、宇宙空間で軽量機の速度を徐々に加速したりすることに使用されている。 次に、秒速10km以上の速度に加速するのに時間がかかることである。 例えば、2003年9月に打ち上げられた、ヨーロッパの月探査用技術試験衛星「スマート1」は、月に到達するのに半年もかかってしまった。 加速段階で原子力ロケット・エンジンを使う 化学燃料の可能性と、電気推進機関の省エネを、ひとつにすることはできるだろうか。 宇宙機の加速段階で原子力ロケット・エンジンを使えば、それは可能になる。 原子力装置を使って、かつてロシアは宇宙機32機を宇宙に飛ばし、アメリカは2機を飛ばした。 NASAは今日、有人火星探索に、核燃料を使用する宇宙船の導入を検討している。 今後5年で数十億ドルが、2件の研究プロジェクトに投じられる予定となっている。 ひとつは原子力エンジンのロケットの製造で、もうひとつは原子力発電機の開発だ。 このように、原子力ロケットという研究目的により、ロシアとアメリカが宇宙開発でひとつになることが可能だ。 アメリカが原子力を利用したロケット・エンジンを製造する時、今回の「ケルディシュ研究センター」の開発で示された、この分野でのロシアの実績を、活かすことができる。

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原子力推進

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分類 [ ] 発射設備による分類• 空中:ALCM(: air launched cruise missile、)• 陸上:GLCM(: ground launched cruise missile、陸上発射巡航ミサイル)• 水上:SLCM(: surface ship launched cruise missile、水上艦発射巡航ミサイル)• :SLCM(: submarine launched cruise missile、潜水艦発射巡航ミサイル) 攻撃目標による分類• 対艦攻撃:ASCM(: anti-ship cruise missile、対艦巡航ミサイル)• 対地攻撃:LACM(: land-attack cruise missile、対地巡航ミサイル) 巡航速度による分類• 亜音速巡航ミサイル(: subsonic-speed cruise missile)• 巡航ミサイル(: supersonic-speed cruise missile) 特徴 [ ] 航空機形状 小型ののような外形をしている。 大きなでを作り、で推進力を得て、ほぼ水平に飛行する。 小さな主翼と動翼だけを備えての推進力で飛行している通常のとは、著しい相違をなす。 速度と航続距離 ジェットエンジンであるため、ロケットエンジンに比べれば低速度であるが、燃料の燃焼効率が高く長射程となる。 多くの長距離ミサイルのようなはせず、水平に飛行する。 そのため、低高度で飛行することでに探知されにくいという利点がある。 一方で、極超音速により迎撃を困難にする巡航ミサイルも開発されている。 が2020年1月に試射を成功させたとが報じた「ツィルコン」は、9で500先の目標に到達した。 大規模 一般に弾体が大きく搭載する炸薬量も多いため、威力に優れる。 とのいずれも装着可能である。 また、大きな搭載空間を利用した高性能の制御機器を内蔵するため、目標への誘導精度が比較的高い。 多様な発射機 1つの基本となる設計型から多様な派生型が作られ、陸上、水上の、水中の、空中の航空機など比較的多様なプラットフォーム上の発射機から発射される傾向がある。 高価格 高性能な航法装置類やジェットエンジン、大きな弾体は単価を押し上げ、高価格である。 高価値目標 攻撃対象となる目標は固定されているか動いても低速なもので、高価値なものが選ばれる。 無人性・奇襲性 有人航空機による及びと違い、自国兵士が死傷したり、になったりするリスクを避けられる。 また存在を察知されやすい空軍基地やからでなくても攻撃できる。 構造 [ ] 飛翔時の弾体は概ね大きな2枚の主翼と1枚の、小さな2枚のを備えた小型の形状をしている。 後部にを備え、燃料タンクが中央になる。 航法・誘導装置はと共に前部に位置する。 弾体断面形状が他のミサイルのような円形以外にも、丸みを帯びた台形のものも存在する。 発射されるまでは格納容積を小さくするために、主翼と垂直尾翼は弾体内や側面に折り畳まれており、飛翔時に空中でコイルバネのような機構によって展張される。 多くの巡航ミサイルでは水平尾翼も同様である。 は同一の原型でも繰り返し使用される航空機用と異なり、油圧や始動機構といった補機類はできるだけ省かれ、コンパクトになるが圧縮比が低く性能の劣る遠心式圧縮機を採用するものもある。 始動にはを使用したカートリッジスタータとイグナイタが使用される。 現有の巡航ミサイルの多くがフロントファンのであるが後に一部の国では超音速飛行能力を獲得するために液体の開発と採用が進められている。 自律飛行 [ ] 巡航ミサイルの飛行の初期段階は、目標地点と発進地点の緯度経度情報が与えられ、とによる誘導だけで自律飛行が可能である。 対地攻撃任務でも敵陣深く侵入する場合には、敵の探知圏内に入ってから低空を飛行してレーダーで捕捉されないようにする必要があり、地上の障害物を避けながら高速度で低空飛行するためには、自然の起伏や送電線、鉄塔などの詳細な地表地図情報を搭載の航法コンピュータ内の地形等高線照合(TERCOM: Terrain Contour Matching)システムのような航法システムに入力しておく必要がある。 過去には、この地表地図情報を得るにはなどによるが必要だと云われていた。 21世紀の現在でも常に敵性国・団体の地表地図情報は巡航ミサイル用に更新されているが、民間衛星による地上衛星画像や地下資源探査用の電波高度計マップが入手できるので必要な地表地図情報の入手は容易になった。 こういった地表地形に基づく航法システムは、地表近くを低空飛行するためだけでなく、現在のなどが存在しなかった頃に正しく目標まで誘導するための航法装置としても使用されていたため、GPSが多くの誘導兵器に搭載されるようになって、巡航ミサイルも起伏変化が必要な地表地形に基づく航法システムの弱点の補完としてGPSによる航法システムが搭載されるようになっている。 GPSシステムも備え、ある程度途中で撃墜されるリスクを許容すれば、地表情報を持たずに地上より充分離れた高度を飛行することで、敵国の深部を巡航ミサイルで攻撃は可能となる。 敵国が先進国でなければ、巡航ミサイルをレーダーで捕捉し撃墜する能力を全く備えていない国のほうが多く、海岸線近くの都市を攻撃するには地表情報は必要ない。 一方で、敵レーダーの防空探知範囲を知ることは今でも難しい。 対艦攻撃任務には地表地図情報は関係がない。 歴史 [ ] ケタリング・バグ(再現品) 「空中」の構想はの映画『The Airship Destroyer』に見られる。 で制御された「飛行魚雷」でがを攻撃する。 時にはから投下後もすぐには着水せずに、長距離を滑空するように設計された小型の魚雷「 (aerial torpedo)」が利用されており、これらが巡航ミサイルの始祖であるとされる。 同時期にはでは小型のにを搭載し、目標地点まで自律飛行する「」のテストが行われていた。 にはで開発されたが実戦投入された。 ドイツ敗戦後、このの研究およびそれに携わっていた人は、(など)どちらにも流れ、それが双方ともにほとんど全てのミサイル技術に適用されていくようになった。 ではV1の破片などを・研究し、命中精度を上げる研究を特に熱心に大戦末期に行っていた。 この時期のニュース映画などでは「爆弾」などと呼ばれていたこともあった。 が戦争末期に利用したは、を誘導装置として利用することで航路修正や目標の捕捉を実現しており、巡航ミサイルの一種という見方も存在する。 第二次世界大戦後は米ソとも巡航ミサイルを開発したが、ソ連が一連の搭載の大型をシリーズ化した。 それに対して、アメリカでは長距離実用化前に、核搭載巡航ミサイルを開発している。 「」や「」といった大陸間巡航ミサイルのほか、などが開発された。 また、専用潜水艦から発射する核弾頭搭載の戦略巡航ミサイル「」が実用化されている。 これらの核搭載巡航ミサイルは、弾道ミサイルより着弾時間や被迎撃性で劣り、長距離弾道ミサイルの実用化に伴い、退役した。 巡航ミサイルの「」が開発されると、(SALT)の制限に囚われない投射手段として、核弾頭・非核弾頭、対地・対艦など種類を増やし、以降は多用されるようになる。 高度な電子頭脳を持ち、自動航行装置で長距離を飛行でき、正確に目標に命中する小型で高速の「トマホーク」の出現によって、航空戦は最初に巡航ミサイルで敵防空施設、対空装備を破壊し、対空脅威のなくなった後、艦載機が命中精度の優れた大威力の高性能爆弾を投下し、敵の重要施設や拠点を破壊する方法に変わった。 これは、による偵察活動と連携して行われる。 巡航ミサイルは主にで固定施設への精密攻撃に使用されている。 はやのほか、などで反米勢力・を攻撃するため巡航ミサイルを多用した。 もにアサド政権を支援して介入した際、と併用して反政権側を巡航ミサイルで攻撃した。 巡航ミサイルとその部品・技術は、弾道ミサイルと同様に国際的なの規制対象である。 技術的には長射程の対艦ミサイルに近い兵器であるため、数百kmから1,000km以上離れた目標を攻撃できる性能のわりに、中長距離弾道ミサイルの開発・保有や発射実験に比べて、国際社会からの警戒や抗議、反対、圧力が少ない。 このため、発展途上国や、中長距離弾道ミサイル・核兵器を保有しない先進国を含む多くの国も、巡航ミサイルを保有・開発している。 日本ののように長射程化・高速化を追求し、巡航ミサイルに近い規模や設計・運用思想を持った大型の空対艦ミサイルも開発されている。 ロシアのは2018年3月1日、予測不能な経路で低空飛行する巡航ミサイルは、システムに対して「無敵だ」と語った。 またロシアではを採用した巡航ミサイルの開発が行われている。 日本の保有 [ ] の16大綱『』の原案では、は島嶼防衛に使用する長距離支援火力として、射程300キロメートルの巡航ミサイルの研究開発をとの導入と共に要求し、庁議の段階では盛り込んでいた。 しかし、連立与党であったの「明らかにに反し、周辺国を刺激する」「自国に対地ミサイルを撃ち込む事になる」「ミサイルの推進方式を改良すれば射程を延ばす事は可能である」 との反発によって、いずれも土壇場で見送られている。 また、同時期には先制攻撃のためのの取得をあからさまに要求してきたという。 に行われた第10回で、元がボドナー元米国防副次官に対して「中国の膨大な数のミサイルを考えた場合、発射されたこれらすべてを撃ち落とすことは不可能。 ミサイル攻撃を受けた場合、まず重要施設をで防護し、すかさず機による相手発射施設の破壊を期待するより他ない。 今後、わが国の防衛力を高めるには戦術抑止システムの配備を検討しなければならない」と述べ、具体的には「巡航ミサイルだ。 米国の協力を得てわが国も保有したい」と述べた。 同会議において社はに対してトマホークの導入を提案している。 に予定されていた新大綱策定と『』で、は『提言 新防衛計画の大綱について』において巡航ミサイルの導入をの研究開発と共に要求した。 しかし、によって自民党からへ政権交代したので、上記の要求はに決定された民主党政権初のと『』には盛り込まれなかった。 に、は、 ()、の3種類の巡航ミサイル導入に向けた関連予算を平成30年度予算案に計上する方針を明らかにした。 JSMはに搭載され、JASSMとLRASMはを改修して搭載される。 日本の防衛大臣は「巡航ミサイル」という表現を避け、「」という表現を使っている。 これは巡航ミサイルの導入目的が、長射程化する諸外国のミサイルの範囲外から攻撃すること(スタンドオフ攻撃)であり、敵基地を狙ったものではないという配慮だと考えられる。 巡航ミサイル一覧 [ ] 項目名(制式番号、名称)• (RGM-6)• (SM-62、 Snark)• (AGM-28、 Hound Dog)• (BGM-109、RGM-109、UGM-109、 Tomahawk)• GLCM• (AGM-129、ACM)• (チョンリョン)• (ポラメ)• - AS-15 Kent ( ケント )• 3K-10 - 同潜水艦発射型。 SS-N-21 Sampson ( サンプソン )• RK-55 - 同地上発射型。 SSC-X-4 Slingshot ( スリングショット )• () - AS-19 Koala ( コアラ )• (、)• - ロシアが開発中の原子力巡航ミサイル• YJ-8K(空中発射ASCM• YJ-83K(空中発射ASCM• KD-88(空中発射LACM• (ASCM• ()(ASCM• C-705KD(LACM• ()(LACM• DH10(LACM)• ()(地上発射LACM• (開発中)• (Hatf VII):射程距離450km、潜水艦からの発射にも成功している。 (Hatf VIII)• PJ-10 Brahmos• (開発中) 関連する作品 [ ] 『』 において、航路を分断するソ連の基地に対して米軍部隊が「トマホーク」を大量使用し、戦局を逆転させる。 『』 の潜水艦が発射した核搭載巡航ミサイル「アーリアンボーテ」により、とが攻撃される。 『』 「迂闊な月曜日」「11発目のミサイル」「60発のミサイル」など、海上自衛隊のに配備されたトマホークが、セレソンの申請によって度々日本に撃ち込まれている。 『』 自衛軍による出島攻撃の際に、海上自衛軍のやから多数の巡航ミサイルが出島に向けて発射された。 脚注 [ ] [] 注釈・出典 [ ]• 水上だけでなく、格納型の巡航ミサイルの開発で、からも攻撃が可能となっている。 JBpress(2019年4月11日)2020年2月28日閲覧。 2015年7月9日, at the. 「マッハ9巡航弾 海上で発射成功 露が1月、タス通信」『』朝刊2020年2月28日(国際面)• 液体ラムジェトエンジンそのもののミサイルへの採用はので既に行なわれている。 Ctie. monash. edu. 2012年2月13日閲覧。 Hughes, Thomas Parke. American genesis: a century of invention and technological enthusiasm, 1870—1970, p. 127. University of Chicago Press, 2004. Stoff, Joshua 2001. Courier Dover Publications. 2010年2月22日閲覧。 『別冊永久保存版 空母機動部隊』()11頁• ホームページ. 2017年8月19日閲覧。 ニュース 2018年3月2日. 2018年3月3日閲覧。 『』2019年8月13日(2020年2月28日閲覧)• 『』2005年3月号。 (2003年1月24日)• Ashley J. Tellis 編集 , Michael Wills 編集 Christopher W. Hughes(著) 『Strategic Asia 2005-06: Military Modernization in an Era of Uncertainty』 Natl Bureau of Asian Research p. 121• 『日本防衛の大戦略 富国強兵からゴルディロックス・コンセンサスまで』()p. 244,p. 309• 2017年12月8日. 2017年12月9日閲覧。 防衛省(2017年12月12日)2020年2月28日閲覧。 (2017年12月12日)2020年2月28日閲覧。 産経ニュース(2017年12月18日)2020年2月28日閲覧• 2019年11月7日閲覧。 『日本経済新聞』電子版. 2017年1月10日. 関連項目 [ ]•

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無限の飛行距離を持つ巡航ミサイル、マッハ10のミサイル…5つの新兵器発表ーロシア : ZAPZAP!

原子力 推進 ミサイル

ロシア北部アルハンゲリスク州にある海軍実験場で ミサイル用の 原子力エンジンの 爆発事故が起きたようだ。 事故のあった近隣では一時的に放射線量が基準値を超えているので、原子力事故であることは間違いない。 おそらく、事故を起こしたのは、 プーチン大統領が昨年開発を発表した最新兵器で、 距離無制限とされる原子力推進型巡航ミサイルのようだ。 原子力推進型巡航ミサイルと言っても、 原爆と原発の区別もつかないような頭の悪い原子力反対派には、何のこっちゃら訳が分からなくて、普通の核ミサイルと区別がつかないだろうけど、これは 通常の核兵器とは全く異なる画期的な優れものだ。 何が違うかと言うと、 通常の核兵器は核爆発によるエネルギーで敵に損害を与えるというものだが、 原子力推進型巡航ミサイルは原子力を推進力に使って長距離と言うか無制限に近い距離を飛ぶものだ。 その存在理由から言って、原子力推進型巡航ミサイルも弾頭として核兵器を搭載しているだろうから、そういう意味では核兵器なんだけど、 弾頭の核兵器とは別に推進力としても原子力を使っている点が画期的であり、超すぐれものの兵器だ。 原子力の利用としては、大きく言って 核兵器と 平和利用に分けられる。 このうち、 核兵器はそれほど複雑なものではない。 制御が難しい点もあるが、北朝鮮やパキスタンが開発できているくらいだから、それほど難しいシステムではない。 核エネルギーを一気に放出させるものであり、放射線管理なんか不要だからだ。 日本ならやろうと思えば数年で簡単に作れるだろう。 それに比べて 平和利用は巨大でややこしいシステムが必要となる。 ジワジワと核反応を進め、放射性物質を出してはいけないだとか、色々と制約があるからだ。 平和利用の大きな柱が 原子力発電だが、原子力発電と同じように原子炉を利用したシステムとして 原子力船などもある。 原子力船の大半は 原子力潜水艦や 原子力空母なので、これは平和利用なのかという疑問も出てくるだろうが、そんなことはどうでもいい。 要するに、核兵器としての原子力利用ではなくて、 動力源としての原子力利用だという点が重要だ。 原子力船の場合は、普通の原子炉を小さくして船に乗せたものなので、 技術的には原子力発電所と似たようなものだ。 て言うか、歴史的に考えれば、まず軍用艦としての原子力船が開発され、その原子力船の原子炉を地上に持ってきたのが原子力発電所だ。 核エネルギーを一気に放出させる核兵器と違って、原子力発電所や原子力船の原子炉は制御されていて、 ものすごくゆっくりと核反応が進む。 ものすごくゆっくりと進むから エネルギーをジワジワと長期間取り出すことができるのだ。 ただし、 原子力推進型巡航ミサイルの場合は、ちょっと異なるようだ。 どう考えても、 原子炉のような複雑なシステムをミサイルに搭載するのは無理なので、違う形でエネルギーを取り出すものと思われる。 原子炉を搭載できるのなら、ミサイルより前に原子力飛行機ができそうなものだが、それは不可能と思われる。 なので、原子力推進型巡航ミサイルの場合は、 核爆発を小規模で行っているような、少し核兵器に近いようなシステムを使っているのかもしれない。 原子力推進型巡航ミサイルの存在意義は、もちろん 半永久的に飛ぶことができることだ。 なぜミサイルを半永久的に飛ばさなければならないかと言うと、それが 核の抑止力になるからだ。 もしアメリカかロシアの一方が先制核攻撃をして相手の国を徹底的に滅ぼしたとしても、 ずっと空を飛んでいた敵のミサイルが後から報復措置として落ちてきたら、自分の国も滅んでしまうから、先制核攻撃を控えるというものだ。。 これまでは 核兵器を搭載した戦略爆撃機を常時飛ばすという方法で対処してきた。 核の先制攻撃をして相手の国を滅ぼしても、空を飛んでいた爆撃機を撃ち落とさない限り、後から核兵器で報復される。 ただし、戦略爆撃機は通常の飛行機なので燃料を定期的に補給しなければならず、制約が大きい。 でも、 原子力推進型巡航ミサイルなら燃料補給が不要なので、いつまでも飛んでいられるって訳だ。 原子力潜水艦の存在意義も同じで、燃料補給が不要だから、海の中に半永久的に潜んでいられるので、もしも相手が核の先制攻撃を仕掛けてきたら、海から即座に報復攻撃ができるというものだ。 ただ、原子力潜水艦は人間が乗っているので、定期的な寄港は必要であり、ある程度の制約はある。 その点、 原子力推進型巡航ミサイルは無人なので、一度打ち上げれば、文字通り 半永久的に空を飛んでいて、捕捉されない限りいつまでも抑止力になりうる。 ということで、原子力推進型巡航ミサイルは画期的で超すぐれものの兵器だ。 しかし、当然ながら、 技術的には簡単ではない。 アメリカも当然ながら研究しているだろうけど、まだ成功したという話は聞かない。 プーチン大統領は去年3月の演説で「 射程が事実上無限の原子力推進型巡航ミサイルの発射に成功した」と明らかにしたが、本当に成功しているのかどうか分からないし、今回の事故が致命的なものなのか、大したことないものなのかも分からない。 しかし、はっきり言えることが1つある。 日本は全く蚊帳の外に居るってことだ。 中国による侵略攻撃の危機に常にさらされているにもかかわらず、クソ憲法に縛られて通常の軍事力もロクに持てない日本にとっては、 究極の防衛力が核兵器による抑止力ではないだろうか。 あくまでも防衛のためのものであり、クソ憲法にも合致している。 そして、今さら莫大な費用がかかる原子力潜水艦体制を構築するよりも、原子力推進型巡航ミサイルの開発を進めた方が早いのではないだろうか。 日本は原子力に関する高い技術力を持っており、またロケット開発の力もついてきている。 中国が少しでも怪しい動きを示したら、即座に原子力推進型巡航ミサイルで攻撃するという姿勢を見せることができれば、国民は安心だ。

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