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俺を好きなのはお前だけかよ4話「俺がガンバった結果」【アニメ感想】

俺 を 好き なのは お前 だけ かよ 5 話

「ここはどこだ?」 第一声はとりあえずこれだ。 ノルマ達成かな?主人公として。 「いやいや、主人公はなのはだから」 「いきなり転生先が分かった件について」 このやり取り。 間違いなく転生モノの二次小説だ。 まあ俺、なのは知らないんだけどね。 まあそれは置いといて・・・ 「喜ぶとでも思っていたのか?」 「え?」 俺は遠慮なく向かいにで余裕こいてたお兄さん?的な人にぶちかました。 「ぼくは絶対ゆるさない!」 「ちょブラッkぴちゅーん!」 何故僕がキレテイルか教えよう。 僕は今高校三年生だった。 大学も決まり、夢もある。 大学が決まった事でこれをキッカケに明日、一世一代の告白をしようと思った矢先にこれだ。 「ごはぁ!?お前一体なんなんだ!?何故高次元の存在に攻撃出来るんだよ!?」 「知るかぁ!?神!事情の説明くらいはまともにしろよ?でねぇと・・・・・ チェックメイトだぞ?」 「はひ!ご説明させていただきます!」 神からの説明を簡略化しました。 死因:神々の口喧嘩 どういうこと? スサノオが口喧嘩の最中に机を蹴り飛ばす。 ツクヨミが踏む。 俺の書類が破ける。 この流れである。 「あっ!ちょっと!」 静止?そんなもん無視だ! 俺は奥の扉をぶち破った。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 酒を飲むスサノオとツクヨミ 「スサノオ?これでよかったのか?」 「良いんだよアニキ、やっちまったもん仕方ねぇしあいつにも良い経験になるだろ」 「だがなぁ・・・・」 「おいアニキ?どうかしたのか?」 「なんか嫌な予感が・・・」 いきなり扉が吹っ飛んできた。 「「え?」」 「どれッ!手合わせ願おうかッ!」 〜粛清中〜 一時間後 「「ごめんなさい!すいませんでした!」」 「いや、許さんよ?許して欲しけりゃ俺を日常に返せマジで」 「それは出来ないです」 背後からオオクニヌシの声が聞こえた。 「ほう?それは何故?」 次の言葉に俺は唖然とした。 "貴方はもうあの世界から消滅したのです" 消滅ってことは記憶のかけらすらあの世界には残されていないのか? 「もう・・・戻れないのかよ・・・・クソ!結城さん・・・・」 「彼女と会いたいか?」 スサノオが話しかけてきた。 「・・・・いやいい」 なんか神々が驚いて此方をみてる。 「なんでか聞いても?」 ツクヨミが話しかけてきた。 「死人じゃあ彼女への枷がデカ過ぎるし、消滅ってことは俺のことは分からないんでしょ?」 みんなが黙って此方をみてる。 「じゃあもうとっとと転生させてよ・・・」 僕は投げやりにそう言った。 「じゃあこれはお詫びだ」 いきなりツクヨミが俺の頭に触れた。 目の前に結城さんがいる。 僕は迷いもなく告白した。 例え幻影だったとしても伝えて起きたかった。 違う、幻影だと思ったからこそ伝えられたんだ。 『ーー君』 喋った? 『ーー君、私は貴方の事覚えてるよ』 『困ってる人はほっといて置けない優しい人』 『だから!また会おうねきっと!』 嗚呼、なんて残酷で美しい幻影なんだろうか。 それでも、最期に会えてよかったよ。 結城さん。 僕は目を開けた。 オオクニヌシがいる。 「どうぞ、特典3つ好きなものをお選び下さい」 礼儀正しい良い子だな。 じゃあ、 「ブレスオブファイア3の竜変身と全てのジーンと もう俺みたいな奴を作り出さないように約束してください。 」 自分みたいな奴はもう見たくない。 なんか神々が泣きそうな顔してる。 お前らせいだけど故意じゃないんだからもういいだろ。 「それで良いのなら」 「そうかい、じゃあとっとと行かせてくれ」 「・・・はい!」 足元から光になって消えて行く。 サヨナラ、懐かしき日々よ。 「俺ら最低だな」 「そうですね、あんな誇り高い人間に何てことをしてしまったのでしょう」 「父さん、叔父さん」 「嗚呼」 「ええ、そうですね」 「「「願わくば彼に神々の祝福を」」」 少年が消えた世界では 『結城君、私に幸せな気持ちをありがとう』 一人の少女が静かに感謝を祈る。 目が覚めるとそこは家具の揃った一軒家だった。 手紙が置いてあったので読んで見た。 簡略化 1. 親、親戚はいない。 理由、竜の一族だから親戚等が居たら世界が崩壊しかねない。 お金は貯金がある。 学校に通い、卒業後の進路も問題なく暮らせるようにサービスしてくれるそうだ。 君は今3歳だがもう能力は使える。 自分の脳内で使うジーンを選択して変身、もしくは解除が出来る。 ただし、ハイブリッドは使用不可になっている。 さすがになのは型のドラゴンとかどうすればいいのってなるかららしい。 代わりにラーニングが出来るが原作通り覚えるのは若干面倒だから注意だそうだ。 とりあえず、出かけよう。 外が暗いけど地形ぐらいは把握しないと。 置いてあった携帯をもって置いてあった服に着替える。 ブレスオブファイア5の主人公みたいな服だなぁ・・・ しばらく歩くと公園に出たので適当にベンチ座った。 なんか向かいに女の子がいる。 目からハイライトが消えとる・・・ ええい!ほっとけるか! 「どうかしたのか?」 「え?」 いきなり話しかけられて驚いてるのかな? 「なんか悲しそうだったからさ」 少女は此方を見つめる。 「そんなわけないの!」 「あのさ、家族ってのはお互いに気を遣わずに共に居てくれる人達だよ?良い子にしてないといけないなんて理由にならないよ?」 「貴方に何が分かるの!」 彼女は泣きそうだ。 ここで、「俺に頼れよ」とか「一緒に居てやる」なんて言っても依存になりかねない。 それはこの子の為にならない。 なら、 「じゃあ何で何も言わないんだよ?」 「!?」 「お前は家族が知らない所で苦しんでのが嬉しいのか?放って置いて気付いた時には手遅れってのがいいのか?」 「そんなわけ・・・」 「今実際に君が苦しんでるのを君の家族は知らない・・・・でしょ?」 「!?」 彼女は、ハッとしたかのように悲しそうな顔になった。 「ほれ」 「え?」 ハンカチ差し出した。 「泣きたいなら泣けばいい、存分に泣いたら家族に想いを伝えろ、それまではこのハンカチかしてやるから」 「・・・・う・・うわぁ・・・うわぁぁぁああん・・・」 彼女はハンカチを受け取るとそのまま泣きだした。 相当溜め込んでいたのだろう。 俺はそれを見守った。 あれから10分くらい彼女は泣き続けた。 俺には頭を撫でるくらいしか出来なかった。 「ありがとう・・・このハンカチ!洗って返すね!」 心なしか笑顔明るい。 良かったな。 「そんじゃ送ってくよ、流石に夜道は危険だしね?」 「うん!」 僕は彼女を家まで送った。 「そういえば自己紹介がまだだったの!私は高町なのはなの!」 俺は 「俺はリュウだ、よろしくな 高町」 「なのはでいいの」 「分かった・・・よろしくななのは」 「うん!よろしくね!リュウ君!」 そんな感じで夜道を進む。 彼女の家に着くと家の前には彼女の家族らしき男女が見えた。 「なのは!こんな時間まで何処行ってたんだ!心配したんだぞ!」 「ごめんなさいお兄ちゃん」 お兄さんかな?なんか木刀持ってるけど技とか出来るのかな? すると、お姉さんがこちらを見ながら言った。 「・・・・なのは、この子は?」 「この子はリュウ君!今日知り合ったばかりなの!」 なのはは声を弾ませながらそう言った。 そしてなのはは切り出した 「お兄ちゃん、お姉ちゃん、大事な話があるの」 なのはが俺の手をギュッと握りしめる。 まっいいか。 頑張れ。 「私寂しかった」 「「!!」」 「お父、さんが倒れ、て、みんな、バラバ、ラ、みたいになっちゃって・・・寂し、かったよ・・・!」 なのはは涙を流しながらそう呟いた。 不意に俺の手を離したので俺はそっと背後に下がった。 「なのは・・・すまなかった・・・!」 「なのは・・・・ごめんね・・・!本当やごめんね!」 「お兄ちゃん!お姉ちゃん!」 ここで俺は邪魔にしかならんな。 俺はそっと立ち去ろうとした。 「待って!」 なのはが俺を呼び止めた。 「ありがとうリュウ君・・・ちゃんと伝えれたよ・・・」 涙目だけど嬉しそうだ。 「言える内が花だよ・・・家族は大事にね?」 俺の答えにお姉さんが反応した。 「リュウ君は家族いないの?」 今はいないもんなぁ・・・ 「もういないよ」 そう答えたらなんか三人がこっちをギョ!と見つめてきた。 そしてお兄さんらしき人物が 「リュウ君?だったか、俺は高町恭也だ、なのは救ってくれてありがとう」 深々とお辞儀してきた。 「頭を下げないでください」 そういうの苦手なんだよなぁ・・・どうも 「君さえ良ければ家に来ないか?一人ということは何処かの施設とかだと思うが」 「いいえ一人暮らしですよ」 「「「家に来なさい るの !」」」 なんで満場一致なんだ。 「すいません、一人の方が楽なんです」 なんか迷惑かけたくないし。 こんなぽっと出のよく分からん奴を家に招くなよと思う。 「でも流石に今夜は遅い、家に泊まった方が良いと思わないか?」 「そうよ!恭ちゃんの言うとおり!」 「リュウ君!良かったら・・・ダメかな?」 この家族、大丈夫か?こんな怪しいやつを? そうだ!ラーニング試せるかな? 「じゃあ恭也さん、俺と時間制限30分で打ち合いしてください!」 なんか三人とも驚いてる・・・やり過ぎたか? 「・・・・理由を聞いても良いか?」 「なんか木刀持ってるのでそういった嗜みが有るのかと思いまして、僕もそういったモノを覚えれた強くなれるかな?って」 恭也さん暫く考え込んで 「分かった、なのはと話す時間もあった方が良いだろう、今からで良いか?」 「はい!」 僕らはそのまま道場へ向かった。 「道着は?」 「慣れてるこっちの方が動きやすいので」 僕は小太刀一本。 向こうは二本だ。 「それじゃあやろうか?」 向こうが構える。 僕は軽くを閉じる。 覚えるんだ! 「はぁ!」 隙が出来た!でも、明らかに態とらしい。 でもいくしかない!何故か!ロマンさ! まずは 「しんがん」 まだ攻撃が続いてる。 お兄さんが振り下ろした。 今だ! 「スーパーコンボ!」 時が止まる。 的がたくさん出てきた。 一つ一つ潰して行く。 1・・・2・34・・5・・・ くっ・・・体が小さいとやはり限界が有るみたいだ・・・ だけど! 6! 「いっけぇえええ!」 気がついたらラーニングなど忘れていたこの戦いは 「何!?」 僕の剣が折れて、お兄さんの剣が片方はじかれて幕を下ろした。 お兄さんからは入門を勧められたが「僕には合わないみたいです」 と断った。 その夜 いくら子供だからってなのはと同じ部屋にするなよ。 僕はなのはの隣に布団を敷いて寝ようとしている。 「ねえリュウ君」 突然なのはが話しかけてきた。 「リュウ君の・・・その・・・・家族って・・・」 それか。 「初めからいないよ、だから気にすんな」 「でも・・・」 「なのは」 「・・・」 俺はあの理不尽を覚えている。 「どんなに離れていようとも心で繋がってる、僕はそう信じてる」 「!?・・・そうだね・・・ありがとうリュウ君」 「礼なんて言われるようなことしてないよ、おやすみなのは」 「うん!おやすみ!」 そして僕らは眠りについた。

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「俺を好きなのはお前だけかよ」4話感想!怒涛の仲直りラッシュ

俺 を 好き なのは お前 だけ かよ 5 話

いつものベンチに座るあすなろ ジョーロたちが勉強を教えた成果もあって、ひまわりもサンちゃんも赤点を回避できた模様。 学校へ登校中、朝っぱらからデレッデレのひまわりの態度にジョーロも満更ではない様子。 こいつ、調子に乗ってやがる…! ジョーロが学校に着くとスマホにコスモス先輩からのメッセージを受信。 コスモスは『君にしか話せないことがある』とのことだけど、多分またよくないことなんじゃないかな…。 コスモスからのメッセージを受信してラブコメ主人公を気取っているジョーロに話しかけてきたのは青髪ポニテのあすなろ。 あすなろはある場所についてきてほしいとのこと。 屋上で二人きりとなってあすなろが発した言葉 「ジョーロがすごく気になる」 『好き』じゃなくて『気になる』というところが引っ掛かりますが…。 明らかに告白するような雰囲気MAXの中、あすなろがジョーロに向かって放った言葉は 「史上最悪の女の敵」 まぁこういう展開になるだろうと、知ってた。 ひまわり・コスモス・パンジーに3股を掛けているな? とあすなろにド変態と罵られながら問い詰められるジョーロ。 「俺は3股なんて…」 とジョーロが反論しようとするも、あすなろが懐から出したのは3枚の写真。 写真の構図は 『ひまわりに抱き着かれるジョーロ』 『コスモスに壁ドンするジョーロ』 『パンジーとペアのマグカップでお茶をするジョーロ』 1枚目と2枚目はそう見られてもまぁ仕方ないとはいえ、3枚目は完全にとばっちりだこれ。 あすなろは校内新聞でジョーロの悪事を掲載する計画。 ジョーロの必死の訴えを受けたあすなろは文化祭までジョーロの態度を観察することに。 疑惑が晴れなければ保護者が大勢来場する文化祭にて記事を公開するとのこと。 この女、怖い。 「余計なイベントを回避しなくては…」 と警戒するジョーロの前にコスモス先輩が登場。 相変わらずニーソ太ももが似合っててよろしい! コスモスがニッコニコで話してきた内容は文化祭での役割分担。 やたらと誘ってるような雰囲気でジョーロに話しかけるコスモスだけど、もしかしてコスモスはジョーロを狙ってるのか…? 気持ち悪いほどのウッキウキなコスモスが去るも、あすなろにはしっかりと記録されてしまった模様。 もうダメだぁ…お終いだぁ…。 嬉しい悲鳴じゃねーか! とはいえ、ジョーロのことをすっかり信頼しきっているパンジーたち。 ジョーロが誰に何を言われても気にしないと宣言。 もしそんな事態になったら君たちはともかく、ジョーロ君の生活が危ぶまれると思うんですがねぇ…。 ハーレム計画、断念! ジョーロは文化祭の準備の為、あすなろを連れて同じ役割を担当する生徒と顔合わせにいくことに。 事前にあすなろを連れていくことはコスモスに伝達済みということで、ジョーロは勝ち誇ったような顔。 フラグが立ったな! 「あえて厳しく接してくれ」 とコスモス先輩に伝えておいたジョーロだが、ジョーロとあすなろの目の前に現れたコスモスは…? なんだこのしょうもない演技をするお侍さん。 どうやら以前の誤解がいまだ残っているようですね…。 『上履きを舐めずにはいられない』 といつかのパンジーとのやりとりが伝わってるのか、そりゃ嫌われてもしゃあないわ。 昨日ジョーロと挨拶しようとした1年生の女の子は担当を辞退。 新しい担当はサンちゃんに決定。 サンちゃん、もしかしてジョーロに気が…?うほっ! そして謎の『鷹の爪』風なジョーロとサンちゃんの語りからはじまる、作画スタッフ全力の下着シーン。 この下着シーン必要あった…? 絶対描きたかっただけやろ! あすなろの誤解が解けるのももう少し、と期待するジョーロだったが、ジョーロと同じクラスのギャルたちが見せてきたのは、例の3股に関する記事が載った写真。 あすなろぉ!裏切ったなぁ!? と思ったら、その場にあすなろが駆けつけてギャルたちに説明。 あすなろがこんなに必死になって弁解するということは、あすなろが意図しないうちに新聞が出回ってしまったということか。 コスモスは決意を固めたようで、今後はジョーロと顔を合わせないよう提案。 パンジーもコスモスの提案に賛成ということで、一人困惑した様子のジョーロ。 これにてハーレム計画は失敗ということかな! ジョーロはコスモスたちと会えなくなったということで放課後は文化祭のダンスの練習もせずに早々に帰宅しようとするも、代わりにあすなろがダンスの練習に付き合ってくれるとのこと。 一見、あすなろが責任を持ってジョーロのために尽くしてくれているように見えるけど…。 いや、まだわからんな…。 夕暮れの中、学校の屋上で楽しそうにダンスの練習をするジョーロとあすなろ。 そんな二人を影から睨みつけるように見ているのは…。 この人、わりとマジでメンヘラ化しそうで怖いっス…。 素直すぎるあすなろ、なにか怪しい…。 あすなろにも何か秘密があると思うけど、まさか本気でジョーロが好きだからこそ、このシナリオを計画していたということか…? それでもきっと、準メンヘラコスモス先輩がなんとかしてくれる!.

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魔法少女リリカルなのは A's Blu

俺 を 好き なのは お前 だけ かよ 5 話

「ふわぁ、もう朝かよ……早すぎるだろ。 もっと寝たい……」 愚痴を言いながらも身体を起こし、俺は一階のリビングに向かう。 「おはよう。 じいちゃん、ばあちゃん………ばあちゃんどうしたんだ!?」 「ん?あぁ、クロちゃん。 おはよう……ゴホッ、ゴホッ!」 リビングの方に行くと布団を敷いてばあちゃんが寝込んでいた。 いつもなら俺の弁当を作ってくれてるのに、何か今日は顔色悪いし、咳もしている。 「おぅ、クロ。 ちょっと婆さんが風邪をひいてしまってな。 今日は弁当を何処かで買ってくれないか?」 「それは別に大丈夫だけど……俺も休もうか?俺だってばあちゃんの事が心配だし………」 「大丈夫じゃ。 わしがしっかり看病しておくからのう。 お前は学校に行ってくるといい」 「………わかった」 自分で適当に何か作って、洗面所に向かい歯を磨き、学校の準備をして玄関に向かう。 「じゃあ、行ってくるよ」 「おう、行ってらっしゃい。 気をつけてな」 ばあちゃんもじいちゃんも俺が中2の時から世話してくれてるとはいえども、2人とももうすぐ七十歳になる。 俺の事はいいからそろそろ2人で仲良く田舎の方でのんびりと暮らして欲しいんだけど……… 扉を開けて外に出て、ポケットの中にあるフリスクを2個口の中に放りこむ。 何か、朝フリスク食べないと調子出ないんだよな……… 学校に向かって歩く途中に宮本を見かけて俺は声をかけた。 「おはよう、宮本」 「クロ君!?……おはよう」 何だ?いきなり俺を見た瞬間驚いて……何かを携帯の空いてる所に貼ってるみたいだったけど…… 「まぁいいか。 ……あ、今日の部活休もうと思うんだけど、別にいいかな?」 じいちゃんとばあちゃんが心配だから今日は早く帰って看病してあげたいんだよね。 「私は別にいいけど、あなた最近部活休むこと多い気がするわよ。 大会もまだまだってわけじゃないんだし……何か用事でもあるの?」 うっ、それを言われると少し痛い。 最近は楽の探し物を手伝ってたりしてたからな。 「用事っていうか、俺のばあちゃんが風邪を引いちまってよ。 心配だから俺も早く帰って看病したいんだよ」 「………なら、仕方ないわね。 部活終わったら私もクロ君のおばあさんに何かお見舞いでも渡そうかしら」 「本当に!?ありがとう、絶対喜ぶよ!」 俺のじいちゃんとばあちゃんは時々学校まで来て俺達に差し入れを渡してくれる時がある。 だから、宮本もお世話になってるんだよな。 つまり、そのお礼って事か? 「………ねぇ、昨日の一条君と桐崎さんの事どう思う?」 話しているうちに学校について靴を履き替える時にそう聞かれる。 「やっぱり宮本も気になるか?まぁ、桐崎さんみたいな美人な女の子が楽を好きになるとは思えないけど……」 「………私達の友達の美人な子は一条君を好きになったんだけど?」 「あれは美人っていうより、可愛いだろ。 どっちかっていうと」 そんなことを話しながら教室に入って自分の席に着く。 「まぁ、俺が今日楽に聞いとくから。 それで、多分解決するだろ」 「そうね………ところで、何かクラスのみんなそわそわしてない?」 「言われてみれば………」 何かクラスのみんなが異様にそわそわしている。 何かを言いたそうにしてるよな…… 「なぁ、城野崎。 何かみんなそわそわしてるけど、一体どうしたんだ?」 俺は俺の右隣りにいる男子、城野崎に声をかける。 俺の事をあまり嫌がらずに普通に接してくれる凄えいい奴。 「ん?何だ、知らないのか。 一条と桐崎さんの2人がカップルになったそうだぞ」 「はっ?」 それを聞いた俺と宮本が素直に驚く。 昨日のアレ、マジの方だったの? 「お!噂をすればって奴だ!!」 廊下を見ると、楽と桐崎さんの2人で一緒に歩いている。 そして、教室のドアに手をかけて開けた瞬間…… 『おめでとーーー!!!』 クラスにいる全員が楽と桐崎さんに声援と拍手を送った。 「「はい?」」 2人は一体なんの事かわからないという顔をしている。 「もうネタは上がってんだよ!昨日この2人がお前ら2人でデートしてるのを見たって言うのをな!」 よかった!本当によかった!俺が小野寺と宮本と一緒に遊びに行ったのはばれてない! 「楽ー!!羨ましいぞ!俺より先に彼女ができるなんて!」 集が楽の両肩を掴んでブンブン揺らす。 「桐崎さん………どうしてこんなもやし野郎の事を……」 「おい、まて城野崎!どこの誰がもやしだ、この野郎!」 泣きながら桐崎さんを見る城野崎に楽が睨みつける。 まぁ、今のは怒っても仕方ない……… 「じゃなくて!おい、どういうことだよ、楽。 桐崎さんと付き合うって!」 「クロ!違うんだ。 これには深い事情が……!?」 いきなり、楽の言葉が止まる。 何だ、あいつ?何を見てるんだ? 『何だよ、深い事情って……』 『一体なんなんだ?』 『お前ら付き合ってるんだよな?』 クラスの男子がざわざわしだす。 すると…… 「そうそう!俺達は最高のラブラブカップルなんだよ!!」 さっきとは雰囲気がガラリと変わりいきなりバカップルをしだした。 「もう、ダーリンったら……変なこと言わないでよ!」 「ごめんよ、ハニー!クラスのみんなをちょっとからかいたくって」 あはははと笑いながら2人は肩を取り合う。 何だこいつらいきなり。 凄ぇ怖いぞ。 「はっ!?そうだ、小野寺は……」 後ろに振り返り小野寺の方を見ると、まるで石のようにカチンと固まっていた。 「ダメだな、これは。 宮本、小野寺を屋上に連れて行ってくれ。 俺は何か飲みもん買ってくる」 「それはいいけど……授業はどうするの?」 宮本は少し不機嫌になりながらも俺と会話している。 やっぱり、楽の事が許せないのだろうか。 「どうせ、こんな状態で授業受けても一緒だろ。 俺達は成績がいい方だし大丈夫だしな」 「………それもそうね。 じゃあ先に行っとくわ。 ほら、いくわよ小咲」 宮本は小野寺の手を引いて屋上に向かった。 俺も鞄を持って、食堂の方へ向かい、3人分の飲み物と昼飯のパンを買って屋上に向かった。 「おい、大丈夫か?小野寺」 俺は買ってきたミルクティーを渡しながら小野寺に聞く。 「うん。 ありがとう、2人とも。 私のために……」 「いいよいいよ。 俺たちは小野寺の方が心配なんだし」 「でも、2人とも授業が……」 「私達は成績いい方だから別に気にしないわ。 それより、あんたは今自分の心配をしなさいな」 小野寺は半泣きながらも頷いてミルクティーを飲む。 今泣きかけなのは楽と桐崎さんが付き合ったせいか、それとも、俺たちの優しさになのかどっちかわからない。 「にしても、どういうことだ?あいつらなんで付き合いだしてんだよ」 「さっきまで、あの2人が付き合うことなんてないとか言ってたくせにね」 「うっ………それ言われるときついからやめてくんない?」 「そうね。 今更こんなこと言っても仕方ないもの」 宮本ははぁ、と溜息をついて、ミルクティーを口に含む。 「で、どうするのさ、小咲」 「どうするって?」 「一条君の事よ」 「そんなどうするって言われても……」 「もういっそのこと告っちゃいなよ」 「えぇ!!?でも、付き合ってるんだよ!」 「そんなの知らないわ。 あんたが一条君が好きなら好きで告ればスッキリするでしょうが」 「いや、でも………」 小野寺はまたうつむいてしょんぼりする。 「あぁ、もう!じれったいわね!じゃあ、クロ君で告白する練習でもしなさい!!」 「はぁ!?」 「ちょっと、るりちゃん!何でそうなるのさ!!」 いきなりすぎることでびっくりする俺と小野寺。 てか、何で今の流れから俺で練習することになるんだよ! 「中学を見る限り、あんたと一条君は凄いお似合いそうだったわよ!高校に入ってもそう!だから、あんたと一条君は付き合うべきなのよ!」 「だからって何でクロ君で練習する事に!?」 「今のあんたには告白する勇気が足りないんだわ!だから、このイケメンでかっこいいクロ君を使って練習するの!」 宮本にイケメンでかっこいいって言われた。 すげぇ、嬉しい。 「でも、クロ君だって告白されるのは好きな人がいいに決まってるよ!そうでしょ!?」 「いや、まぁ………そうだな」 「ほら!!だから、私が告白を練習するのは悪いことだよ!………それに」 「告白するならやっぱり、一条君が誰とも付き合ってない時に私はしたいよ。 そうじゃないと、桐崎さんがかわいそうだよ………」 頬を赤らめながらも小野寺はそう言い切った。 「……やっぱり小野寺は小野寺だな」 「へっ?どういうこと?」 「いや、別に。 気にしなくていいよ」 小野寺が頭にクエスチョンマークを浮かべてる。 てか、マジで小野寺に練習とはいえ告白させたらどうしたようかと思ったぜ。 大体、俺は告白されるなら小野寺より……… 「宮本に告られる方がいいしな……」 「へっ!?」 ………………しまったー!!!声に出しちまった!!何てことだ。 これじゃ俺めっちゃ変なやつじゃん!! ちょっと待って今他2人どんな反応してるか超気になる!気になるけど、そっちへ向きたくない!!! 「……クロ君」 宮本に呼ばれそっちへ顔を向ける。 小野寺は顔をゆでダコのように顔を真っ赤にさせていて、宮本は少し顔を赤らめながらも俺を見ている。 「はい?」 「今のはどういうこと?」 「いや、えっとー……その」 嫌だ!!助けて、この空気。 俺もう耐えられないんだけど!!今なら屋上からダイブきても生きてられる気がするぐらいだぜ!! 「もしかして………今の反応……」 宮本が一歩前に近づいてくる。 それにつられて俺は一歩下がる。 「もしかして………クロ君って私の事…………好 「コラアアァァアア!!!お前ら授業サボってなにしてるじゃあぁぁ!!」 いきなり、屋上のドアを蹴り破ってキョーコ先生が入ってきた。 「キョ、キョーコ先生!?」 「もう一限目は始まってるんだ!!さっさと教室に戻ってこい!!」 「………わかりました」 そう言うと、宮本は俺から離れて鞄を持ってきた。 「はい、クロ君の鞄」 「あ、あぁ。 ありがとう」 何だかいきなりでよくわからないけどキョーコ先生最高!!マジでありがとう!あの空気から何とか抜け出させてくれて!!! (さっきのクロ君の言葉はどういう意味だったんだろう……また、今度ちゃんと聞こう) (やっぱり、クロ君ってるりちゃんのこと………じゃなくて、今は人の事より自分の事だよね!2人の期待に答えられるように頑張らないと!) (キョーコ先生、マジ助かりました!ありがとうございます。 ……でも、本当に宮本に告られたら、俺どうしてただろうな………) それぞれ何を思ってたのかわからないけど取り敢えず俺達はキョーコ先生の言う通り、一限目を受けるために教室に向かった。

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