情け は 人 の ため なら ず と は。 ことわざ「情けは人の為ならず」の意味と使い方:例文付き

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情け は 人 の ため なら ず と は

原義 [ ] 「情けは人の為だけではなく、いずれ巡り巡って自分に恩恵が返ってくるのだから、誰にでも親切にせよ」という意味である。 原義と異なる解釈 [ ] 代後半、若者を中心に言葉の意味を「情けをかけることは、結局その人の為にならない(ので、すべきではない)」という意味だと思っている者が多いことが、で報じられた事が話題となった [ ](この意味を持つことわざは「情けが仇(相手にかけた情けが逆に悪い結果を招く、という意味)」である)。 頃より、再びそのように解釈するものが増えていると報じられる。 13年()のによる『』では、この語を前述のようにしているものは48. 2パーセントと、正しく理解している者の47. 2パーセントを上回った。 このため、人の為に ならないとなれば『 情けは人の為なるべからず』となる。 この諺の原義と異なる解釈が広まった背景には、が普及して、中世日本語の意味が日本国民の意識から次第に薄れつつあり、その上に現代日本語での解釈と、現代的な価値観を合わせてしまった事が考えられる。 「情けは質に置かれず」(経済的な意味のない情けは役に立たない)とか、「情けが仇」ということわざがあることも、このことわざの原義と異なる解釈を広めた一因でないかとも言われている。 脚注 [ ].

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情けは人の為ならずの意味をわかりやすく!例文で見る正しい使い方

情け は 人 の ため なら ず と は

こういうことわざなんです 情けは人の為ならず(なさけはひとのためならず) とは、人に情けをかけると それがめぐりめぐって自分のためにもなる という意味です。 誰かに親切にしてあげると トクをするのは当然その相手ですが それだけではなくて、 それが原因で、自分もよい思いができる、 だから人に情けをかけるのは 人のためだけではなく自分のためでもあるのだよ ということわざですね。 これが正しい意味です そうなのですが……。 このような誤用が広まっている 2001年の文化庁の調査によれば 半数近くの人が 情けは人のためならずの意味を 間違って覚えているとのデータがあります。 その間違っている意味というのが 「情けをかけるのは、 かえってその人のためにならない」 というもの。 現在でもこのように使っている人、 けっこういるんじゃないでしょうか。 このように解釈してしまうのは 情けはひとの為ならず、という 古めかしく分かりにくい 言い方が原因のひとつでしょう。 正直、この言葉だけを聞くと まちがった方の意味で解釈してしまうのも しょうがないと思います。 「情けをかけるのは人のためではなく自分のためだ」 なんてもってまわった捉え方は、 普通はしないですからね。 ただ、このことわざ、現代文になおすと 「情けは人のためではない」 となります。 むつかしい文法の話は省きますが 人のためではない(=つまり自分のため) という意味なのです。 人のためにならないという意味なら 「情けは人の為なるべからず」 ということになります。 これが多くされている誤用ですね。 スポンサーリンク なんで自分のためになるのか 正しい意味が分かったとしても 「じゃあなんで情けをかけるのが 自分のためになるんだよ!」 という疑問がでるかもしれません。 これについて、分かりやすい理由が、 「だれかに親切にしてあげると その人はいつか恩返ししてくれるよ」 というものです。 辞書などの例文でもたいてい、 「仕事で困っている後輩をたすけてあげて以来、 ずっと恩に感じてくれて なにかと自分の仕事を手伝ってくれる やはり情けは人のためならずだね」 みたいな感じでのっています。 だから人には親切にするべき、ということですね。 ふつうは良いことをされたらはお礼をしたくなるものですし、 そういった人が自分の周りにふえるのは心強いもの。 なのでこれはこれでひとつ考えだと思います。 ただ、この意味だけでとらえていると、 つぎのような場合にこまるかもしれません。 世の中、受けた恩をきれいに忘れる人もいます 実際には、自分が誰かにやってあげたことに対して みんながみんな、何かを返してくれるとはかぎりません。 せっかく助けてあげたのに 礼のひとつもされなかったら 「情けは人の為ならずなんてウソだ」 と考えたくなるのが人情というもの。 そこで当然、 そんな恩知らずには情けはかけない、 とう考えもあるわけですが、 もう少し考えをすすめていくことにします。 このことわざの深いところは、 「めぐりめぐって」 つまり思いもよらないところから 自分にかえってくるという意味でしょう。 情けは人の為ならずというのを 「あいつにこれをしてあげたから こういったことをしてくれて当然!」 みたいなギブアンドテイクの意味で 考えると裏切られることもあるので、 「ふだんから人に親切にしていると いつか自分のためになる」 という、自分の行動原理として 覚えておいたほうが座右の銘などにはしやすいでしょう。 なんだかのような気の長い話に思えそうですが、 といいますし 目先の利益ばかり考えるより 先々のことまで考えるほうが最終的に自分のメリットになりやすいです。 まあ実際にはこういった 「いつかくる」よいことのために 情け深い人物になるというのは なかなかむつかしいものですが、 それだからこそ 情けは人のためならずというのが わざわざことわざとして 言われるようになったのかもしれません。 反対の意味、つまり誤用されている 「情けをかけると人のためにならない」 ということわざは 情けが仇 情けも過ぎれば仇となる などがありますので こちらを使うといいでしょう。

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情けは人の為ならずの本当の意味とは?実は続きがあった!全文

情け は 人 の ため なら ず と は

スポンサードリンク 情けは人の為ならずの意味を教えて! 「 情けは人の為ならず」は日本のことわざのひとつです。 多くの人が知っていて、普段の暮らしの中でも耳にすることわざのひとつですが、かなりの確率で間違われた使い方をされていることわざでもあります。 【質問:「情けは人の為ならず」として正しいものを選びなさい】 1. 人に情けをかけると、結局はその人の為にはならない 2. 情けは人の為だけではなく自分の為にもよくない 3. 人に情けをかけると、結果として自分の為になる ちょっと考えてみてくださいね。 「情けは人の為ならず」ということわざは、 『 情けは人のためではなく、いずれは巡って恩恵が自分に返ってくるのであるから、誰にでも親切にした方が良い』 という教えです。 誰かに親切にすると、その相手は良い思いをします。 でも、それだけではなく、そのことが原因で、結果として自分も良い思いができる。 なので、「 人に情けをかけるのは、人のためではなく自分のためでもあるんだよ」といった意味合いです。 「情けをかけてはならない」という意味で間違えられている事が多いんですが、それでは全く逆の意味になってしまいます。 そもそも「情け」ってどういう意味? まずは、「 情け」の意味を理解することが大事です。 情けとは、一言で言えば 人情。 人間味のある心や他人をいたわる心のことをいいます。 つまり、 人間としてのあたたかい心づかい、思いやりの気持ち。 わかりやすく言うと、『 親切』です。 「情けは人の為ならず」 情けを親切に置き換えると、 「親切は人の為ならず」 この「人の為ならず」の古めかしい言い方が、ことわざの意味の誤解を生む原因になっているんですね。 特に、最近の若い人たちは「情けをかけることは、その人のためにならないから、よくないことだ」と解釈しているようです。 ただ、そう解釈するのも仕方のない側面があります。 というのは、「情けは人の為ならず」は、その後に続く文が省略された形だからなのです。 情けは人の為ならずの全文とは? 「情けは人の為ならず」の省略のない全文は、 「 情けは人の為ならず、巡り巡って己が為」 です。 こうして全文を見ると、先述の「情けは人の為ならず」の教えの意味、 『 情けは人のためではなく、いずれは巡って恩恵が自分に返ってくるのであるから、誰にでも親切にした方が良い』 というのがわかりやすくなりますよね。 「情けは人の為ならず」 の「為ならず」という言葉が『否定』の意味の「ならない」と解釈して終了してしまい、ことわざの意味を間違って捉える原因になっていると考えられます。 「情けは人の為ならず」の意味を尋ねた文化庁が行った平成22年度の「国語に関する世論調査」のデータによると、 (ア) 人に情けを掛けておくと,巡り巡って結局は自分のためになる・・・・・・・・・・・・・・・・ 45. 8% (イ) 人に情けを掛けて助けてやることは,結局はその人のためにならない・・・・・・・・・ 45. 7% (ア)と(イ)の両方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4. 0% (ア),(イ)とは全く別の意味・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1. 9% 分からない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2. 6% となっています。 スポンサードリンク 実に、約半数近くの人が、「情けは人の為ならず」の正しい解釈をしていないことになるんですね。 ということは、 この「情けは人の為ならず」という言葉を使ったとしても、半分の人には真意が伝わらないってことになるので注意が必要です。 確かにわたしの周りでも、間違った意味で覚えてしまっている人が多いんですよね。 『他人にいたずらに手を貸してしまうのは、その人の成長の為にならない。 だから、下手に親切にしたり助け舟を出すようなことはしない方が良い』 といったような誤った解釈が、割と広く浸透してしまっているのです。 ことわざ本来の意味を知ると、間違った解釈の方の意味は、上から目線でちょっと世知辛いというか、冷たい感じがしませんか? 「情けは人の為ならず」 は、簡単にいうと、 「 人に優しく」 っていうまっとうな教えです。 それを、 「親切は人の為にならない(人に情けはかけるな)」 とするのは、人と人とのつながりや、人の優しさを否定するような意味合いにもなってしまいます。 『 誰かに親切にすることや、相手を思いやることは、自分自身のためでもある』 という本来の意味が大切にされる世の中になるといいなぁと思っています。 情けは人の為ならずの使い方と例文15 「情けは人の為ならず」 この言葉は、 『 他の人には情けをかけておくもの。 そうすれば巡り巡ってその情けが自分に戻ってくる』 といった意味合いを伝える時に使います。 どんな使い方をするのか、15の例文をあげてみますね。 いずれもわたしのオリジナル例文です。 「情けは人の為ならず、週末はボランティアに参加するよ」 「新人を積極的にフォローしていきましょう。 情けは人の為ならずです」 「情けは人の為ならずが座右の銘、お手伝いしますよ」 「コンビニのお釣りは募金してるよ。 情けは人の為ならずって言うしね」 「情けは人の為ならず、あなたみたいな親切な人はきっと報われるわ」 「泊まる所がないなら泊めてあげましょうよ。 情けは人の為ならずよ」 「どうぞお気になさらないで。 情けは人の為ならずです」 「情けは人の為ならず。 人には親切にしなくちゃいけないよ」 「そんなに恐縮しないでください。 ちょっと手伝っただけです。 情けは人の為ならずって言うじゃないですか」 「君が賭けに負けた分、今回はチャラにするよ。 情けは人の為ならずってとこかな」 「君が助かったのは、普段から君が情けは人の為ならずの行いをしてきたからだ」 「見て見ぬふりはできない。 情けは人の為ならずだ」 「情けは人の為ならずなんだから、みんなで助けてあげましょうよ」 「どんな時も部下の相談には親身になろう。 情けは人の為ならず、だよ」 「観戦後は掃除をして帰るのがマナーだし、情けは人の為ならずってことにもなるよ」 情けは人の為ならずの意味をわかりやすく!例文で見る正しい使い方のまとめ 「情けは人の為ならず」ということわざは、 『情けは人のためではなく、いずれは巡って恩恵が自分に返ってくるのであるから、誰にでも親切にした方が良い』 という教えです。 「人に情けをかけるのは、人のためではなく自分のためでもあるんだよ」といった意味合いです。 人にした親切は、巡り巡って自分に良い結果として帰ってくる。 これこそが、「情けは人の為ならず」の本来の意味です。 日本には古くから「 恩送り」という考え方があります。 誰かから受けた恩を、自分は別の人に送る。 そしてその送られた人がさらに別の人に渡し、そうして「恩」が世の中をぐるぐる回ってゆくということです。 英語にも「Pay it forward ペイ・イット・フォーワード 」という表現があって、これをテーマにした『ペイ・フォワード[可能の王国]』という映画がヒットしました。 「情けは人の為ならず」を見聞きするたびに、恩送りという言葉も思い出します。 「人の為ではなく、結局は自分の為なのだ」と思うと、人への親切や協力、お手伝い、募金、どんな形であれ、「誰かを助ける」という行為がしやすくなるのではと思います。 「情けは人の為ならず」、大切にしたい言葉ですね。

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