一心 寺 納骨。 一心寺 納骨「受入れ制限」のお知らせ

22万人分、遺骨で造る仏様 なぜ納骨?遺族に聞いた:朝日新聞デジタル

一心 寺 納骨

「至誠心」 純粋な心で阿弥陀仏を想い浄土往生を願うこと。 「深心」 自身が救われ難い凡夫であることを悟り、阿弥陀如来を信じ「南無阿弥陀仏」と唱えれば必ず救われると心の底から深く信じること。 「廻向発願心」 生前に行う一切の善行の功徳は極楽浄土に往生するためで、ひたすら極楽浄土を乞い願うこと。 この「三心の信心」の実践が「南無阿弥陀仏」の称名念仏で、ひたすらに念仏を唱え阿弥陀如来に救ってもらうのが成仏の一番近道であると説かれています。 しかし法然自身は他の宗派の教えや修行を否定しているわけではなく、自力で成仏できる聖人はその道を進んでも構わないという立場を取っています。 浄土宗の法要や供養の仕方は? 浄土宗では 亡くなった人は阿弥陀如来に救われて極楽浄土で成仏していると考えていますが、日本の民間信仰を受け入れて、他の宗派と同じく法要や追善供養で故人の冥福を祈ることが多いです。 浄土宗では死んだ人は浄土で仏となっても、何かあればこの世に戻って人を救うことが出来ると考えられているため、この世にいる人と故人の結び付きを深めるために命日やお盆、お彼岸など 他の宗派が追善供養をするのと同じ忌日に回向法要が行われます。 浄土宗ではこれを便宜上供養と呼んでいます。 考え方が多少異なるだけで故人のためにお経を唱え、お供え物をし、この世に戻ってきたご先祖様をもてなすことに変わりはありません。 永代供養とは 永代供養は故人が完全に成仏するまでの間、お墓にお参りに行く人がいなくとも お寺が代わって供養を行ってくれる葬送です。 多くの場合お寺や納骨堂を運営する施設に遺骨を納骨し、永代供養料を事前に支払うことで施設が定める期間まで提携する寺院があなたに代わって故人を供養してくれます。 特に昨今の少子化や核家族化でお墓を継いでくれる人がいない方などは、永代供養を選ばれる方が増えています。 民間が運営するの永代供養では宗派を問わない場合がほとんどですが、寺院が運営する永代供養では信徒であるか、あるいは寺院に入壇される方のみが永代供養をできる場合があるので事前に確認が必要です。 実際に永代供養ができる霊園・墓地をお探しの方は、 「終活ねっと」のお墓探しをご利用ください。 浄土宗での永代供養は他の宗派とは概念が異なり、故人はすぐに阿弥陀如来のご加護で極楽浄土に往生していると考えられているので、この世にある遺骨やお墓は本来意味がありません。 ただし 日本では古来先祖崇拝が基本であり、日本に渡った仏教がこれを取り入れお盆やなどで先祖を供養する習慣を作り上げられました。 浄土宗ではこの先祖を敬う習慣自体は良いものであるとされており、先祖を敬うことで仏となった故人を命日やお盆などで浄土から呼び寄せもてなして善行を積み、自身も極楽浄土に行けると考えるのです。 そのため浄土宗では永代供養を「永代祠堂納骨」と言うこともあります。 では 浄土宗での永代供養の手続きを見ていきましょう。 菩提寺への確認 まずは自身の 菩提寺で永代供養をしたい旨を伝えます。 もし菩提寺で永代供養を行っているのなら、そのお寺で行ってもらっても問題ありません。 永代供養を行っていない場合は、他の浄土宗のお寺で永代供養を行っているところを探します。 永代供養を行っている浄土宗のお寺は全国にあります。 納骨するお寺への連絡 納骨するお寺を決めたら、その 寺院に納骨する旨を連絡し納骨日を決めます。 後ほどご説明しますが、浄土宗の知恩院では当日納骨も可能です。 基本的には事前に電話でお問い合わせをした方が良いでしょう。 お墓の改葬手続き 納骨する際には火葬場から直接お寺に納骨する場合と、遺骨を埋葬していたお墓から遺骨を取り出して納骨する場合で必要な書類が異なります。 火葬場から直接納骨する場合は遺骨の 埋葬許可証と 火葬証明書、分骨した遺骨を納骨する場合には火葬場で発行してもらえる 分骨証明書を遺骨と共に寺院に提出します。 お墓にある遺骨を納骨する場合には 埋葬証明書・ 受入証明書を用意して役場で 改葬許可証を取得し、それを改葬先のお寺に提出します。 どちらも法的に定められていることなので、書類が整わないとお寺で遺骨を受け付けてくれません。 お墓の改装・墓じまいをしたい方は、 「終活ねっと」の墓じまい代行サービスをぜひご利用ください。 「終活ねっと」では終活に関する様々な記事を紹介しています。 お墓の改葬に伴う手続きや費用についてもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。 知恩院とは 知恩院は浄土宗の開祖である 法然が京都の地で 念仏の教えを説いた吉水地の草庵が前身で、浄土宗を開宗した43歳から没年まで流刑となった数年を除きこの地で説法を続けました。 法然の死後弟子たちがこの地に法然の廟を建てましたが、嘉禄の法難で延暦寺の僧兵によって破壊されてしまいます。 その後、法然の弟子の勢観房源智が御影堂を再建し、「師の恩を知る」ということで四条天皇から「華頂山知恩教院大谷寺」の寺号を下賜されました。 以後何度か消失を繰り返しますが、 徳川家康が浄土宗であったことから慶長8年に自身の永代菩提所と定め、寺領七百三石余与えると寺院の造成が強化され、徳川家光の代でほぼ現在の形が完成しました。 そして現在、京都を代表する名刹であり近世の本格的な仏教建築物の代表であるとして本堂と三門が平成14年に国宝に指定されました。 知恩院での永代供養の方法と費用 では知恩院で永代供養をしてもらうにはどれくらいの 費用がかかるのでしょう。 知恩院で永代供養をしてもらうには納骨堂が2箇所有り、それぞれ特色が違います。 納骨堂 昭和5年に建立された 合祀で遺骨を納める納骨堂で、堂内に阿弥陀三尊や眷属である二十五菩薩が安置され、地下が納骨堂となっていて遺骨を奉納します。 この納骨堂では当日でも納骨を受け付けてくれ、納骨は普通納骨、特別納骨、永代祠堂納骨があります。 全骨、分骨ともに納骨してくれますが、納骨の際には 火葬許可証が必要です。 普通納骨の費用は 5万円からで、 納骨当日の回向と12月の仏名会法要が行われ、12月の法要は1年目のみ通知してくれます。 特別納骨の費用は 9万円からで、 納骨当日の回向と12月の萬部会法要が行われ、5年間に渡り通知してくれます。 永代祠堂納骨の費用は 55万円からで、 納骨当日の回向、命日、春と秋の彼岸会の法要が行われます。 納骨堂では一度納めてしまうと出骨してくれることはありません。 寶佛殿(ほうぶつでん) 寶佛殿とは平成4年に建立された納骨堂で、堂内には阿弥陀如来像・四天王が安置され、地下に遺骨が納骨されます。 こちらでは一般的な納骨堂と同じで永代に渡り供養をしてくれますが、 10日前までに事前の予約が必要であり、全骨で納骨した場合には遺骨は分けられ、それぞれ納骨堂と寳佛殿に分けて納骨されます。 費用は永代祠堂納骨と同等で、納骨当日の回向と命日、春・秋両彼岸の年3回に法要が行われ、通知も行われます。 知恩院での納骨後の法要 納骨当日に法然上人御堂内で申込用紙に必要事項を記入し、志納所に持っていき受付をします。 受付が終了すると順番に内陣に入り、お焼香とご回向の法要が行われます。 だいたい20~40分程度で終わります。 あとは後日僧侶により納骨堂に安置され、それぞれ上記で挙げた法要を、 浄土宗のお勤めで供養してもらうことになります。 全国の霊園・墓地を比較したい方は、 「終活ねっと」のお墓探しをご利用ください。 大阪の 一心寺は浄土宗のお寺ですが、 他の寺院や宗派とは異なった永代供養を行っています。 その特色ある永代供養に関してお話したいと思います。 一心寺とは 大阪にある 一心寺は「骨仏」の寺としてしられる 法然ゆかりの寺院で、法然上人二十五霊跡第七番札所でもあります。 四天王寺の別当であった慈円の要請で、法然が四天王寺の西門に草案を建てて住んだのが始まりで、かつては「源空庵」と呼ばれていました。 その後、建長元年に寺を再興した三河の僧侶・誉存牟上人が行った一心称名から、一心寺と改名されました。 正式名は坂松山高岳院一心寺といいます。 江戸時代からお盆の時に行われる施餓鬼法要が年中無休ででき、宗派を問わず納骨や参拝ができる寺として賑わっていました。 嘉永4年から集まった遺骨で阿弥陀如来を作るようになり、明治20年以後は10年毎に骨仏を作っており、これを「お骨佛様」と呼んでいます。 通算で14体のお骨佛様が作られましたが、 戦前に作られた6体は戦火で消失してしまっています。 平成17年には大阪市の無形民俗文化財にも指定されています。 一心寺での永代供養はお骨佛様への納骨 仏教ではお寺に仏像を寄進することは最上の功徳であるとされていることから、遺族にとって最も尊い存在である個人の遺骨から阿弥陀如来を作り、それを拝むということは 先祖供養と阿弥陀如来への崇拝が融合した真の供養であるというのが 一心寺のお骨佛様です。 いわゆる合祀という形になりますが、現在に至る 130年間の間に200万人に上る方々が「お骨佛様」となって祀られています。 一心寺で納骨すると遺骨は最終的に細かく砕かれ、他の遺骨と共に阿弥陀如来の仏像が作られることとなります。 納骨の費用は「納骨冥加料」と呼ばれ、費用は小骨や分骨では 1~2万円、全骨や胴骨だった場合は 1.5~3万円掛かります。 また永代祠堂を使用した場合には永代祠堂料として費用が 10万円以上かかります。 納骨の際には遺骨の他に 火葬証明書とお勤め用の 数珠が必要になります。 受付は開館時間に随時行っており、申込書に必要事項を記入し冥加料を収め、遺骨と経木を持って本堂へ入り回向座の受付机に提出し、順番毎に焼香をしてもらいます。 最後に納骨堂に納めれば終了で、だいたい1時間ほどで終わります。 お骨佛様への納骨後の法要 以後毎年4月に年次納骨供養大法要が行われ最後にお骨佛様に姿を変えることとなりますが、 次回のお骨佛様の完成は 平成39年になります。 その間に命日やお盆、春と秋のお彼岸などのお参りは自由に参拝できます。 永代供養の納骨式当日の持ち物 さて遺骨を寺院に永代供養してもらうためには当日に何を準備しなければならないのでしょうか? 服装 まずは 服装ですが、 法要の時に着る服で問題ありません。 男性はスーツ、女性はスーツかワンピースです。 色は黒がふさわしいでしょう。 当日に回向法要が行われるので、お勤めのために数珠を持参してください。 遺骨 遺骨は骨壷に納め、外箱と共に風呂敷に包んで持って行きます。 火葬証明書 墓地埋葬法の規定により納骨の際には 火葬証明書が必要です。 分骨されている遺骨であれば火葬場で発行する分骨証明書が必要になります。 この証明書がなければ寺院側で遺骨を受け入れてくれません。 改葬許可証 お墓にある遺骨を寺院で永代供養するために納骨するには 改葬許可証が必要です。 改葬許可証はお墓のある自治体の役場で交付してもらうことになるので役場に赴き申請書をもらい、必要事項を記入の上その申請書を持って墓地の管理者のところへ行き署名・捺印してもらい、同時に埋葬証明書を発行してもらってから再び役場に赴き交付してもらいます。 火葬証明書と同様に、この改葬許可証がなければやはり寺院側で遺骨を受け入れてくれません。 浄土宗のお寺での永代供養費用まとめ• 浄土宗では人は死ねば阿弥陀如来によて極楽浄土に往生できると考えているため、他の宗派のように追善供養という考え方はありません。 しかし、故人はこの世に来て縁者と交流できると考えているため回向法要が行われ、便宜上これを供養と見なしています。 浄土宗の総本山で国宝でもある知恩院では宗派を問わず永代供養をしてもらえます。 永代供養料は法要の仕方によって費用は異なりますが、安い費用では3万円から、高い費用では53万円から永代供養をしてもらえます。 同じ浄土宗の寺院でも大阪にある一心寺では納骨された遺骨で阿弥陀如来の仏像を作ることで永代供養としています。 こちらも宗派を問わず納骨でき、骨の大きさによって費用は異なり安い場合は1万円~高い場合で3万円で遺骨をお骨佛様の一部にしてくれます。 浄土宗の寺院で永代供養をしてもらう場合は、納骨時に行う手続きは他の納骨堂で永代供養をしてもらう時と同じです。 納骨されたあとの供養に関しては浄土宗の教義に基づいて浄土宗のお勤めで法要が執り行われます。 お墓事情や宗教観の違いから現代の葬送の仕方はさまざまです。 今回は浄土宗での永代供養の説明でしたが、自身の宗派を持たず終活で寺院の永代供養を選択することになった場合には、他の宗派の教義や永代供養の仕方などを見比べ、自分に合った寺院や宗派で供養をしてもらってください。 以上、お話がなくなってしまいましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。 お墓を建てたいけどどうすればいいかわからない方へ... カテゴリーから記事を探す• 関連する記事•

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一心 寺 納骨

Contents• 一心寺について お骨佛のお寺として知られる、法然上人が開基した浄土宗のお寺が一心寺です。 豊臣と徳川の戦いで知られる、大阪の陣では、徳川家康が陣を置き、家康は境内の坂にあった松の姿を讃えて、「坂松山」という寺額を贈ったことで知られています。 昔から大阪は、各地から沢山の人が大阪に移り住み、商人の街として栄えたことはご存知の通りかと思います。 一心寺では、それらの故郷を出て菩提寺をもたない人、誰もが宗派を問わずお参りし、先祖供養が出来るようにと山門を開いたため、大勢の方が訪れるお寺となりました。 今では、全国各地からお骨佛にと納骨される方は年を追って増えているのだと言います。 何時でもお参りにいけるようにと、私の身内が何名も分骨してお骨佛になっているので、私にとっては折に触れて手を合わせに行く身近なお寺が一心寺です。 上町台地の端にあったこの地は、大阪湾を見渡すことの出来る美しい場所として知られており、特に夕陽が美しいことから、あたりは今でも夕陽丘という地名が残っています。 以後、十年に一度、新しいお骨佛が作られ続けています。 第二次世界大戦の際に、初期のお骨佛は一心寺と共に焼失してしまいましたが、戦後、直ぐに新しいお骨佛が作られ、平成三十年現在、八体のお骨佛が安置されています。 第7期お骨佛 昭和23年(1948年) 焼け残った戦前の6体の遺灰と戦後納骨された22万体の遺骨を合わせ造立 第8期お骨佛 昭和32年(1957年) 昭和23年から31年までの納骨約16万体で造立 第9期お骨佛 昭和42年(1967年) 昭和32年から41年までの納骨約15万体で造立 第10期お骨佛 昭和52年(1977年) 昭和42年から51年までの納骨127,619体で造立 第11期お骨佛 昭和62年(1987年) 昭和52年から61年までの納骨145,664体で造立 第12期お骨佛 平成9年(1997年) 昭和62年から平成8年までの納骨150,726体で造立 第13期お骨佛 平成19年(2007年) 平成9年から18年までの納骨163,254体で造立 第14期お骨佛 平成29年(2017年) 平成19年から28年までの納骨約22万体で造立 ちなみに、 時期のお骨佛の造立開眼は2027年の初夏だということです。 納骨の申し込み方法 納骨の際は、あらかじめ予約をする必要はありません。 (受け付けていません)年中無休で9時から16時まで受付していただけ、受付順に本堂にて焼香します。 大晦日は11時で受付終了、またお盆やお彼岸などの混雑時には時間帯を拡大して対応していただけるようです。 一心寺の山門を入って右手にある念佛堂が受付場所です。 納骨申込書に施主住所・氏名・故人の死亡年月日・俗名・法名(戒名)などを記入例に従って記入、たったこれだけの手続きです。 納骨冥加料金もここで申込みの際に一緒に収めます。 納骨冥加料金 小(小骨・分骨用) 大(胴骨・全骨) 1万円又は、1. 5万円又は、2万円 1. 5万円又は、2万円又は、3万円 これでは少し分かりづらいかもしれませんね、、不明点は電話をして尋ねれば丁寧に教えていただけます。 納骨時に用意しておくもの 遺骨は風呂敷に包んで持参します。 故人の氏名と死亡年月日、法名を用意して、火葬許可を用意します。 コピーは不可ですから、紛失などの際には役所で再発行してもらう必要があります。 分骨の際にも、先に納めてある墓地などが発行する 焼骨埋蔵証明書か分骨証明書が必要となります。 また、本堂・納骨堂でのおつとめとなりますので、 数珠も持参するようにしましょう。 納骨の手順 念佛堂にて受付を済ませたら、お骨と経木を受け取って本堂へ入り、回向座の受付机に提出して、順番を待って焼香します。 その後、指示に従って納骨堂へ移動し、お骨を納めます。 私の祖母の納骨の際は一時間ほどの時間がかかりましたが、混雑時にはさらに時間がかかるのは間違い無いと思います。 納骨の際の服装 一般的には、四十九日までの納骨の際は喪服が基本、四十九日以降は地味な平服でも良いとされていますが、各家の決まりごとなどに合わせるのが大切で、一族の年長者に尋ねるのが一番間違いないかと思います。 納骨の出来る宗派について 一心寺では宗派を問わずに納骨を受け付けています。 本当のところは直接一心寺に訪ねたわけではなく、聞いた情報になりますが、仏教を否定するとして、創価学会員は拒否されるという話を聞いたことがあります。 一心寺の法要 年次納骨供養大法要 毎年4月21日に行われる、前年度の納骨各家を招いて営まれるのが「定例納骨法要」です。 お知らせは、丁寧に葉書が届きます。 おせがきの法要 お施餓鬼とかいて「おせがき」と読みます。 仏教の世界には6つの世界、天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道と呼ばれる六道があり、その中の一つである餓鬼道に堕ちて苦しんでいる無縁仏を供養するのが施餓鬼法要で、餓鬼道に堕ちて苦しんでいる魂を供養するものです。 お施餓鬼をすることは自分自身にとっても生前の功徳となり、その行いはご先祖様への供養にもなるのです。 また、自分自身の中にある「餓鬼」の心を反省するという意味もあるのだとは、一心寺に骨佛となっている、亡くなった祖母の教えです。 通常はお盆やお彼岸に行われるお施餓鬼ですが、一心寺では年中このお施餓鬼法要が行われているのです。 お盆やお彼岸の週末には、大変な人出で、待ち時間もかなりな覚悟が必要です。 申し込みだけで一時間の待ち時間などもざらです。 本堂屋根耐震強化大修理に伴って、平成30 2018 年5月7日~平成31 2019 年12月末日までおせがきは休止されます。 こちらは完全予約制で6ヶ月前から1ヶ月までに、電話か直接一心寺にて申し込みをします。 冥加料は10万円~30万円です。 永代祠堂(永代供養) 永代祠堂を申し込むと、33年間もの間、年忌の案内が届き、当日に足を運ぶことが出来なくてもしっかりとご回向していただけるというものです。 ちなみに、永代供養というのは、寺院などが遺骨を預り供養を行ってくれるというもので、時代の移り変わりとともに、最近はお墓をもたない供養方法として、利用する方が急激に増えていると言います。 永代供養にも色々とあって、お墓を建てて供養するものや石碑などに集合させるもの、他の方と混ぜて納骨するタイプなど、様々です。 一心寺のお骨佛も永代にわたって供養していただけるものだと思います。 お金が無いから一心寺へ、みたいな話も耳にしますが、沢山の方が毎日お参りに来て、線香の煙が耐えることのない境内は、故人にとっても賑やかで寂しがることも無いなと、何時足を運んでもそう思います。 永代祠堂(永代供養)の費用 永代祠堂(永代供養)の費用は10万円からとなっています。 33年間もの期間を思えば、リーズナブルな料金設定では無いかと思います。 一心寺の境内紹介 個人的に足繁くお参りする、一心寺の境内を紹介します。 山門の仁王像 もともと一心寺の山門は、大阪城の三の丸の玉造門を移設した「黒門」と呼ばれた大きな立派な山門だったと言いますが、大阪大空襲でお骨佛と共に焼失してしまいました。 現在の山門は、平成9年の4月に、第十二期のお骨佛の開眼大法要に合わせて、二年をかけて建立された仁王門です。 お寺には似つかわしくないとも思わなくは無いですが、近代的なそのデザインもまた、かっての「黒門」をイメージしたものだとか。 迫力満点の五メートル余りの青銅像は、彫刻家の神戸峰男氏による作で、阿形像はこころの邪念を戒め、口を閉じた吽形像は世の乱れを睨んでいると言います。 何度訪れても見入ってしまう山門です。 お骨佛堂と納骨堂 本堂の向かって左側に「お骨佛堂」「納骨堂」が二つ並んでいます。 こちらが遺骨で作られたお骨佛が安置されているお堂です。 第二次世界大戦前に開眼した六体は、大阪の空襲の戦火によって焼失してしまいましたが、昭和23年に、焼け残った六体の位牌と戦後に納骨された遺骨と合わせて、戦後はじめての一体目が開眼。 以後10年毎に造立され、現在は(平成30年)お骨佛堂に四体、納骨堂に四体のお骨佛がお祀りされています。 納骨堂は昭和32年、お骨佛堂は平成23年に出来ました。 お骨佛堂と納骨堂の前にある灯屋(あかりや)にはろうそくの灯りが、お堂の前の大香炉では灯りとお線香の煙が絶えることがありません。 一心寺の桜 桜の季節になれば、見事な桜が参拝者を楽しませてくれます。 特に山門周りの桜は見事です。 山門と桜、神社仏閣の風景を楽しめるのは我々日本人の特権なのは間違い無ないでしょう。 縁の下の力持ち 一心寺と言えば、私の中で、強烈な印象として残っているのが、子供の頃に祖母教わった縁の下の力持ち。 本堂前の両脇でしっかりと本堂を支えているのでしょう。 もう何十年も前の話なのに、お参りに来るたびに思い出すのです。 断酒祈願 本田忠朝の墓 本堂の真向かいに、土堀で囲われた五輪塔墓碑があります。 1615年の大坂夏の陣で討ち死にした本田忠朝のお墓です。 徳川家康公の四天王の一人と言われた本多忠勝の次男なのですが、お酒の失敗が元での討ち死にと言われていて、 死に際には、深くお酒を悔い死後は酒のために身を誤るものを助けんと誓ったと言われ、お酒に苦しむ人やその家族が断酒祈願に訪れる様になったそうです。 お墓の周りの土堀の壁には、祈願文が書かれたしゃもじで埋め尽くされています。 また、お墓の石を粉にしてお酒に混ぜて飲むと効くとも言われていて、言われてみれば、ずいぶんと墓石は減っている様な気もします。 しゃもじは、山門下のお茶所にて(冥加料 1本300円です)入手出来ます。 また、祈願回向も受け付けていて、念佛堂の受付所にて申し込みをします。 (回向料2千円です) 御朱印は寺務所にて 一心寺の御朱印です。 「日想観殿」という文字が書かれています。 一心寺を開基した、法然上人がこの地で西の海に沈む美しい夕陽を見て、念仏を唱え極楽浄土を願う修行「日想観」を修したことが、一心寺の始まりだ、そんな話を、御朱印帳を戻していただく際にしてくださいました。 何年間もの間、各地の寺社へお参りしてきましたが、御朱印に書かれた意味を説明いただいたのは初体験でした。 物凄く丁寧な対応に感謝です。 本堂の向かって右手にある、こちらの寺務所でいただきます。 山門の扉の天女をなでて多福のご利益 山門の扉には左右に二人づつ、四人の天女が浮き彫りにされていて、この天女の胸と腰に触れて、多福のご利益をさずかるのだとか。 誰か同行者でもいればまだしも、常に沢山の人が通り過ぎる山門で、良い歳をした親父が一人、腰などを撫でている姿は人に見せられたものじゃありません。 なかなかハードルが高いパワースポット?だと思います。 家康公を救った霧ふりの松 一心寺の北門を入って、石段を登ってすぐにある、朽ち果てた切り株が「 霧ふりの松」と呼ばれるスポットです。 戦国の時代、一心寺のシンボル的な大きな松の古木だったこの霧ふりの松は、大坂夏の陣の戦いで、家康公が豊臣方の真田幸村に追い詰められた際、この松から霧が吹き出し、家康公の姿を隠して命を救った松として知られます。 この場所もまた、戦国の時代の歴史を今に伝えるロマン溢れる場所として多くの人が訪れるようです。 納骨堂前の石畳の模様 先に紹介した、お骨佛堂と納骨堂の前は納骨堂広場と呼ばれていますが、その石畳の模様に目を止めた方はいらっしゃるでしょうか。 言われなければなかなか気が付けないと思うのですが、この模様、仏教の僧侶が身につける「袈裟」の模様なのだそう。 参拝者が大きな袈裟に包まれていることをイメージして作られたと祖母から教えてもらいました。 お参りに訪れるたびに、もっと上空からこの目で見てみたいといつも思っているのですが、流石にこればかりは、叶うことはないでしょう。 一心寺への地図と駐車場 以前は一心寺にも無料の駐車場がありましたが、平成24年に駐車場待ちの車が引き起こす慢性的な渋滞などが問題で、閉鎖されてしまいました。 車でのアクセスの際には、界隈のコインパーキングを利用します。 特に混雑する、お彼岸の週末などでも、コンビニがある、茶臼山エントランス駐車場や天王寺公園の駐車場などは、比較的、空きが見つけやすいのではないかと思います。 公共交通機関を利用する際は、JRの天王寺駅から徒歩15分ほど、地下鉄谷町線の四天王寺前夕陽ヶ丘駅等などからがアクセスしやすいかと思います。 JRは「北口(公園口)」、地下鉄の天王寺駅は「6番出入り口」、四天王寺前夕陽ヶ丘駅だと「4番出入り口か5番出入り口」が最寄りとなります。 一心寺へお参りした際には四天王寺へお参りしたり、茶臼山に夕陽丘の散策など、界隈をのんびり歩くのが楽しみの一つになりました。 一心寺の界隈 ぶらり歩き 一心寺の周りは大阪の歴史がたっぷりと詰まった見どころがたっぷりの場所です。 一心寺の関係施設も沢山ありますし、お参りの後のお楽しみ、大阪グルメもたっぷりな界隈を紹介します。 三千佛堂 平成14年 一心寺の東となりに再建された三千佛堂では、日曜学校や、法話・説教などが行われています。 そのホールの吹き抜けの外壁沿いは回廊になっていて、お参りする人の寄付によって造立する「千躰佛」がお祀りされているのです。 画像をよく見ると、まだ仏像の無い台座がわかるでしょうか。 これは、21世紀中の100年をかけて、参拝者の寄進を集めて千体を完成するとのことで、まだ「千躰佛」は未完成なのですね。 1月1日~12月31日に集まった分をまとめて造立し、翌年4月下旬に開眼・奉安するそうです。 寄進は一口2千円(1000人で造立する「千人寄進佛」)、特別寄進は一口20万円(10人で造立する「十人寄進佛」)があり、堂内に受付書があります。 回廊を時計回りに香を献じながら拝んでまわり、自分の干支にあたる十二神将にロウソクを献じます。 朝9時から午後4時まで自由に参詣することが出来ます。 一心寺シアター倶楽 先に紹介した、「一心寺 三千佛堂」の地下に「一心寺シアター倶楽(いっしんじしあたーくら)」という劇場があります。 お寺という場所は、昔はアミューズメント、カルチャー、コミュニティの機能があり、人々は心のよりどころとして必要とされていた場所であったのです。 シアター倶楽は、そんな人の集まる場所として、広く一般が利用できる劇場として、舞台芸術に限らず、講演会やワークショップ、種々のイベントで利用することが可能だということです。 画像は茶臼山にある一心寺から寄進された、大阪市の「史跡顕彰の碑」になります。 史跡県顕彰の碑は、市制70周年記念事業の一環としてスタートしました。 昭和34年より大阪ゆかりの史跡や文化財の所在地に、顕彰碑や顕彰パネルを設置して、大阪の歴史に関する理解を深める助けとするもので、すでに二百数十箇所もが顕彰史跡に指定され、それらを巡る歴史ファンも少なくないのだとか。 茶臼山の史跡顕彰の碑は「大阪の陣 四百年供養法会」開催のために平成二十六年に建立されました。 大坂の陣では徳川家康や真田信繁の本陣となり、大阪の歴史を語る際には、有名な史跡として知られる茶臼山です。 戦国時代ファンなら、一度は訪れたい場所だと言います。 また、茶臼山は5世紀頃の前方後円墳であるとも言われているものの、専門家の間では「古墳ではない」という説もあり、今も議論が繰り広げられているそうです。 色んな話題に事欠かない茶臼山ですが、天王寺公園の一角にあり、歩道も整備されているので、のんびりと散歩するにはうってつけです。 一心寺でのお参りの後に、茶臼山を超えて新世界方面へと抜けるコースは個人的なお気に入りの散歩道となっています。 四天王寺 聖徳太子の建立したお寺として名高い四天王寺は一心寺からは10分もかからないほどの距離にあります。 四天王寺もまた、私は一心寺と同じ様に足繁く手を合わせている寺院です。 こちらの記事もご覧いただければと思います。

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一心寺 納骨「受入れ制限」のお知らせ

一心 寺 納骨

「至誠心」 純粋な心で阿弥陀仏を想い浄土往生を願うこと。 「深心」 自身が救われ難い凡夫であることを悟り、阿弥陀如来を信じ「南無阿弥陀仏」と唱えれば必ず救われると心の底から深く信じること。 「廻向発願心」 生前に行う一切の善行の功徳は極楽浄土に往生するためで、ひたすら極楽浄土を乞い願うこと。 この「三心の信心」の実践が「南無阿弥陀仏」の称名念仏で、ひたすらに念仏を唱え阿弥陀如来に救ってもらうのが成仏の一番近道であると説かれています。 しかし法然自身は他の宗派の教えや修行を否定しているわけではなく、自力で成仏できる聖人はその道を進んでも構わないという立場を取っています。 浄土宗の法要や供養の仕方は? 浄土宗では 亡くなった人は阿弥陀如来に救われて極楽浄土で成仏していると考えていますが、日本の民間信仰を受け入れて、他の宗派と同じく法要や追善供養で故人の冥福を祈ることが多いです。 浄土宗では死んだ人は浄土で仏となっても、何かあればこの世に戻って人を救うことが出来ると考えられているため、この世にいる人と故人の結び付きを深めるために命日やお盆、お彼岸など 他の宗派が追善供養をするのと同じ忌日に回向法要が行われます。 浄土宗ではこれを便宜上供養と呼んでいます。 考え方が多少異なるだけで故人のためにお経を唱え、お供え物をし、この世に戻ってきたご先祖様をもてなすことに変わりはありません。 永代供養とは 永代供養は故人が完全に成仏するまでの間、お墓にお参りに行く人がいなくとも お寺が代わって供養を行ってくれる葬送です。 多くの場合お寺や納骨堂を運営する施設に遺骨を納骨し、永代供養料を事前に支払うことで施設が定める期間まで提携する寺院があなたに代わって故人を供養してくれます。 特に昨今の少子化や核家族化でお墓を継いでくれる人がいない方などは、永代供養を選ばれる方が増えています。 民間が運営するの永代供養では宗派を問わない場合がほとんどですが、寺院が運営する永代供養では信徒であるか、あるいは寺院に入壇される方のみが永代供養をできる場合があるので事前に確認が必要です。 実際に永代供養ができる霊園・墓地をお探しの方は、 「終活ねっと」のお墓探しをご利用ください。 浄土宗での永代供養は他の宗派とは概念が異なり、故人はすぐに阿弥陀如来のご加護で極楽浄土に往生していると考えられているので、この世にある遺骨やお墓は本来意味がありません。 ただし 日本では古来先祖崇拝が基本であり、日本に渡った仏教がこれを取り入れお盆やなどで先祖を供養する習慣を作り上げられました。 浄土宗ではこの先祖を敬う習慣自体は良いものであるとされており、先祖を敬うことで仏となった故人を命日やお盆などで浄土から呼び寄せもてなして善行を積み、自身も極楽浄土に行けると考えるのです。 そのため浄土宗では永代供養を「永代祠堂納骨」と言うこともあります。 では 浄土宗での永代供養の手続きを見ていきましょう。 菩提寺への確認 まずは自身の 菩提寺で永代供養をしたい旨を伝えます。 もし菩提寺で永代供養を行っているのなら、そのお寺で行ってもらっても問題ありません。 永代供養を行っていない場合は、他の浄土宗のお寺で永代供養を行っているところを探します。 永代供養を行っている浄土宗のお寺は全国にあります。 納骨するお寺への連絡 納骨するお寺を決めたら、その 寺院に納骨する旨を連絡し納骨日を決めます。 後ほどご説明しますが、浄土宗の知恩院では当日納骨も可能です。 基本的には事前に電話でお問い合わせをした方が良いでしょう。 お墓の改葬手続き 納骨する際には火葬場から直接お寺に納骨する場合と、遺骨を埋葬していたお墓から遺骨を取り出して納骨する場合で必要な書類が異なります。 火葬場から直接納骨する場合は遺骨の 埋葬許可証と 火葬証明書、分骨した遺骨を納骨する場合には火葬場で発行してもらえる 分骨証明書を遺骨と共に寺院に提出します。 お墓にある遺骨を納骨する場合には 埋葬証明書・ 受入証明書を用意して役場で 改葬許可証を取得し、それを改葬先のお寺に提出します。 どちらも法的に定められていることなので、書類が整わないとお寺で遺骨を受け付けてくれません。 お墓の改装・墓じまいをしたい方は、 「終活ねっと」の墓じまい代行サービスをぜひご利用ください。 「終活ねっと」では終活に関する様々な記事を紹介しています。 お墓の改葬に伴う手続きや費用についてもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。 知恩院とは 知恩院は浄土宗の開祖である 法然が京都の地で 念仏の教えを説いた吉水地の草庵が前身で、浄土宗を開宗した43歳から没年まで流刑となった数年を除きこの地で説法を続けました。 法然の死後弟子たちがこの地に法然の廟を建てましたが、嘉禄の法難で延暦寺の僧兵によって破壊されてしまいます。 その後、法然の弟子の勢観房源智が御影堂を再建し、「師の恩を知る」ということで四条天皇から「華頂山知恩教院大谷寺」の寺号を下賜されました。 以後何度か消失を繰り返しますが、 徳川家康が浄土宗であったことから慶長8年に自身の永代菩提所と定め、寺領七百三石余与えると寺院の造成が強化され、徳川家光の代でほぼ現在の形が完成しました。 そして現在、京都を代表する名刹であり近世の本格的な仏教建築物の代表であるとして本堂と三門が平成14年に国宝に指定されました。 知恩院での永代供養の方法と費用 では知恩院で永代供養をしてもらうにはどれくらいの 費用がかかるのでしょう。 知恩院で永代供養をしてもらうには納骨堂が2箇所有り、それぞれ特色が違います。 納骨堂 昭和5年に建立された 合祀で遺骨を納める納骨堂で、堂内に阿弥陀三尊や眷属である二十五菩薩が安置され、地下が納骨堂となっていて遺骨を奉納します。 この納骨堂では当日でも納骨を受け付けてくれ、納骨は普通納骨、特別納骨、永代祠堂納骨があります。 全骨、分骨ともに納骨してくれますが、納骨の際には 火葬許可証が必要です。 普通納骨の費用は 5万円からで、 納骨当日の回向と12月の仏名会法要が行われ、12月の法要は1年目のみ通知してくれます。 特別納骨の費用は 9万円からで、 納骨当日の回向と12月の萬部会法要が行われ、5年間に渡り通知してくれます。 永代祠堂納骨の費用は 55万円からで、 納骨当日の回向、命日、春と秋の彼岸会の法要が行われます。 納骨堂では一度納めてしまうと出骨してくれることはありません。 寶佛殿(ほうぶつでん) 寶佛殿とは平成4年に建立された納骨堂で、堂内には阿弥陀如来像・四天王が安置され、地下に遺骨が納骨されます。 こちらでは一般的な納骨堂と同じで永代に渡り供養をしてくれますが、 10日前までに事前の予約が必要であり、全骨で納骨した場合には遺骨は分けられ、それぞれ納骨堂と寳佛殿に分けて納骨されます。 費用は永代祠堂納骨と同等で、納骨当日の回向と命日、春・秋両彼岸の年3回に法要が行われ、通知も行われます。 知恩院での納骨後の法要 納骨当日に法然上人御堂内で申込用紙に必要事項を記入し、志納所に持っていき受付をします。 受付が終了すると順番に内陣に入り、お焼香とご回向の法要が行われます。 だいたい20~40分程度で終わります。 あとは後日僧侶により納骨堂に安置され、それぞれ上記で挙げた法要を、 浄土宗のお勤めで供養してもらうことになります。 全国の霊園・墓地を比較したい方は、 「終活ねっと」のお墓探しをご利用ください。 大阪の 一心寺は浄土宗のお寺ですが、 他の寺院や宗派とは異なった永代供養を行っています。 その特色ある永代供養に関してお話したいと思います。 一心寺とは 大阪にある 一心寺は「骨仏」の寺としてしられる 法然ゆかりの寺院で、法然上人二十五霊跡第七番札所でもあります。 四天王寺の別当であった慈円の要請で、法然が四天王寺の西門に草案を建てて住んだのが始まりで、かつては「源空庵」と呼ばれていました。 その後、建長元年に寺を再興した三河の僧侶・誉存牟上人が行った一心称名から、一心寺と改名されました。 正式名は坂松山高岳院一心寺といいます。 江戸時代からお盆の時に行われる施餓鬼法要が年中無休ででき、宗派を問わず納骨や参拝ができる寺として賑わっていました。 嘉永4年から集まった遺骨で阿弥陀如来を作るようになり、明治20年以後は10年毎に骨仏を作っており、これを「お骨佛様」と呼んでいます。 通算で14体のお骨佛様が作られましたが、 戦前に作られた6体は戦火で消失してしまっています。 平成17年には大阪市の無形民俗文化財にも指定されています。 一心寺での永代供養はお骨佛様への納骨 仏教ではお寺に仏像を寄進することは最上の功徳であるとされていることから、遺族にとって最も尊い存在である個人の遺骨から阿弥陀如来を作り、それを拝むということは 先祖供養と阿弥陀如来への崇拝が融合した真の供養であるというのが 一心寺のお骨佛様です。 いわゆる合祀という形になりますが、現在に至る 130年間の間に200万人に上る方々が「お骨佛様」となって祀られています。 一心寺で納骨すると遺骨は最終的に細かく砕かれ、他の遺骨と共に阿弥陀如来の仏像が作られることとなります。 納骨の費用は「納骨冥加料」と呼ばれ、費用は小骨や分骨では 1~2万円、全骨や胴骨だった場合は 1.5~3万円掛かります。 また永代祠堂を使用した場合には永代祠堂料として費用が 10万円以上かかります。 納骨の際には遺骨の他に 火葬証明書とお勤め用の 数珠が必要になります。 受付は開館時間に随時行っており、申込書に必要事項を記入し冥加料を収め、遺骨と経木を持って本堂へ入り回向座の受付机に提出し、順番毎に焼香をしてもらいます。 最後に納骨堂に納めれば終了で、だいたい1時間ほどで終わります。 お骨佛様への納骨後の法要 以後毎年4月に年次納骨供養大法要が行われ最後にお骨佛様に姿を変えることとなりますが、 次回のお骨佛様の完成は 平成39年になります。 その間に命日やお盆、春と秋のお彼岸などのお参りは自由に参拝できます。 永代供養の納骨式当日の持ち物 さて遺骨を寺院に永代供養してもらうためには当日に何を準備しなければならないのでしょうか? 服装 まずは 服装ですが、 法要の時に着る服で問題ありません。 男性はスーツ、女性はスーツかワンピースです。 色は黒がふさわしいでしょう。 当日に回向法要が行われるので、お勤めのために数珠を持参してください。 遺骨 遺骨は骨壷に納め、外箱と共に風呂敷に包んで持って行きます。 火葬証明書 墓地埋葬法の規定により納骨の際には 火葬証明書が必要です。 分骨されている遺骨であれば火葬場で発行する分骨証明書が必要になります。 この証明書がなければ寺院側で遺骨を受け入れてくれません。 改葬許可証 お墓にある遺骨を寺院で永代供養するために納骨するには 改葬許可証が必要です。 改葬許可証はお墓のある自治体の役場で交付してもらうことになるので役場に赴き申請書をもらい、必要事項を記入の上その申請書を持って墓地の管理者のところへ行き署名・捺印してもらい、同時に埋葬証明書を発行してもらってから再び役場に赴き交付してもらいます。 火葬証明書と同様に、この改葬許可証がなければやはり寺院側で遺骨を受け入れてくれません。 浄土宗のお寺での永代供養費用まとめ• 浄土宗では人は死ねば阿弥陀如来によて極楽浄土に往生できると考えているため、他の宗派のように追善供養という考え方はありません。 しかし、故人はこの世に来て縁者と交流できると考えているため回向法要が行われ、便宜上これを供養と見なしています。 浄土宗の総本山で国宝でもある知恩院では宗派を問わず永代供養をしてもらえます。 永代供養料は法要の仕方によって費用は異なりますが、安い費用では3万円から、高い費用では53万円から永代供養をしてもらえます。 同じ浄土宗の寺院でも大阪にある一心寺では納骨された遺骨で阿弥陀如来の仏像を作ることで永代供養としています。 こちらも宗派を問わず納骨でき、骨の大きさによって費用は異なり安い場合は1万円~高い場合で3万円で遺骨をお骨佛様の一部にしてくれます。 浄土宗の寺院で永代供養をしてもらう場合は、納骨時に行う手続きは他の納骨堂で永代供養をしてもらう時と同じです。 納骨されたあとの供養に関しては浄土宗の教義に基づいて浄土宗のお勤めで法要が執り行われます。 お墓事情や宗教観の違いから現代の葬送の仕方はさまざまです。 今回は浄土宗での永代供養の説明でしたが、自身の宗派を持たず終活で寺院の永代供養を選択することになった場合には、他の宗派の教義や永代供養の仕方などを見比べ、自分に合った寺院や宗派で供養をしてもらってください。 以上、お話がなくなってしまいましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。 お墓を建てたいけどどうすればいいかわからない方へ... カテゴリーから記事を探す• 関連する記事•

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