マキャベリ アン。 日本語TED新着: 「マキャベリアン」の本当の意味 ― パジット・カーロンとアレックス・ジェンドラー

マキャベリアン

マキャベリ アン

実質上の最初の投稿について、何を扱うか考えてみたのですが、先日のヴィクトリアマイルに優勝したヴィルシーナの血統をおさらいしておくことにしました。 昨年は牝馬3冠およびエリザベス女王杯でことごとく2着と、運に見放された馬のように見えますが、実際にPOGでこの馬を引ければ、大きな戦力であることは間違いないでしょう。 自分自身の勉強のためのブログなので、ごくごく基本的なことから復習していきます。 (1)BMSがマキャベリアンであること まず、ヴィルシーナの血統表のリンクを貼っておきます(原則として、国内の馬については、JBISサーチを利用します)。 見ての通り、BMSはマキャベリアンというミスタープロスペクター産駒です。 ミスプロには多くの後継ラインがありますが、マキャベリアンの系統は、ファピアノ~アンブライドルドの系統などとともに非常に栄えていると言えるでしょう。 しかしながら、マキャベリアン自身の優秀性も大事ではありますが、やはり配合上の相性を考えることなくしては、血統の話は先へ進みません。 ということで、次はサンデーサイレンス系との相性を考えてみましょう。 マキャベリアンは海外の種牡馬なので、日本にはその娘たちが多いとは言ませんし、ヴィクトワールピサの母ホワイトウォーターアフェアが突出した繁殖成績を残しているので、マキャベリアンの功績なのか、それともホワイトウォーターアフェアの個体の能力なのか、ちょっと分かりかねる部分も多いです。 しかし、日本におけるBMSマキャベリアンの重賞(中央および交流の平地競走)勝ち馬は、8頭中7頭の父親がヘイロー(サンデーの父)系だったので、相性がよいと認定してもかまわないでしょう。 (3)母系が、バラード~ミススワップスコーの一族であること 母系を、ファミリーナンバーまで遡ってあれこれ特徴を探ろうとする試みは、個人的には、あまり意味があるようには思えません。 なぜなら、父系をエクリプスやマッチェムまで遡っても、何のことやら分からないのと同じことだと思われるからです。 せいぜい、100年程度が限界でしょう。 ただし、POGなどでの実用性を考える場合、父系と母系とでは利用方法が違ってきます。 母系は、もっと漠然と、活躍馬を多く出している系統かどうかや、父親と相性が良さそうかどうかなどといったことに利用すべきで、父系のように特徴や個性を探ろうとするのは、たいした成果をあげられないと思います。 そこで、ヴィルシーナの母系ですが、POGファンなどにもお馴じみのバラード一族です。 ヴィルシーナにとって、バラードは5代母にあたります(血統表を参照のこと)。 世界的な名門で、一族にはラーイ、デヴィルズバッグ、シングスピール、セイントバラードなどの有名馬がズラリと並びます。 日本ではダノンシャンティが有名ですが、バラードは経由していないもののグラスワンダーやノースフライトも同系です。 ディープインパクトとの相性については、初年度産駒にダノンバラードとフレールジャックの2頭の重賞勝ち馬が出たことで、一気に注目されるようになりました。 ダノンシャンティや、デヴィルズバッグとセイントバラードの全兄弟ともあわせて考えると、おそらくこの牝系は、ヘイロー系と相性がよいと推測されます。 では、ヘイロー系との相性のよさの根拠は何処にあるのでしょうか? 血統研究家の栗山求氏によれば、ヘイローの活躍した産駒の血統的なパターンは、マームードのクロスを持っているということです。 ここで少し寄り道になりますが、相似クロスついて、自分の備忘用に簡単にまとめておきます。 クロス(インブリードとも呼ばれます)とは、同じ馬が血統表の複数の個所に登場する配合のことで、近親交配により性質を固定する手法です。 しかし、近親交配には、遺伝的な欠点を顕在化させるという負の側面もあります。 そうしたデメリットを減らし、できるだけメリットだけを享受しようという手法の1つとして、同じ馬ではなく、血統的に似たような構成を持つ馬をクロスさせてみようというのが、相似クロスです。 ここで、マームードとマムタズビガムの血統表にリンクしておきます(外国馬については、Thoroughbred Horse Pedigree Onlineを利用します)。 マームード マムタズビガム 見てわかるように、両馬は甥と叔母の間柄で、父は同じブレニムです。 血量的には75%が共通しているため、とくに「4分の3同血クロス」と言ったりもします。 血量的には近いのですが、同じ馬というわけではないので、よからぬ遺伝子がオンになる確率は下げられていると考えられるわけです。 ミルザは、マムタズビガムの全弟にあたります。 ミススワップスコーとヘイローは、配合上のキーポイントが同じであり、このことが、ミススワップスコー牝系とヘイロー系の相性のよさの原因と考えられるでしょう。 マキャベリアンが、種牡馬としてどのような成功パターンを持っていたか、振り返ってみましょう。 まず、マキャベリアンの代表産駒にリンクしてみましょう。 マキャベリアンの代表産駒 配合は様々のように思えますが、すぐに目につくのは、母馬にナスキロの血を強く引くケースが多いということでしょう。 ナスキロとは、ナスルーラとプリンスキロのことで、世界でも最も有名なニックスの1つです。 スピードや末脚の切れに効果があるとされ、日本だと外回りコースに向いています。 なかでも注目されるのは、サーアイヴァーの血を持つ母馬との産駒です。 マキャベリアンのG1勝ち産駒では、 アルムタワケル、ヴェットーリ、ストーミングホームの3頭います。 とくに末脚の切れ味が増すことで有名なクロスです。 そして、このクロスを持つ馬で最も有名なのは、ディープインパクトです。 (5)マキャベリアンは、ディープインパクトの母系と相性がいい 先ほどのマキャベリアンの代表産駒のリンクで、ライトアプローチという馬に注目してみましょう。 血統表を呼び出してみると、3代母(曽祖母)は、ハイライトという馬です。 このハイライトという牝馬は、ディープインパクトの4代母でもあるのが分かります。 (6)ディープは、ヌレイエフやブラッシンググルームの血と好相性 ディープとヌレイエフの相性のよさについては、POGファンにとってはもはや常識だと思われるので、説明は省略します。 それに対して、ブラッシンググルームとの相性は、必ずしも明らかとは言えないかもしれません。 これについては、ナシュワンという大種牡馬に登場していただく必要があります。 まず、ナシュワンの血統表を見てみましょう。 父がブラッシンググルームであることはすぐに分かりますが、母ハイトオブファッションが、ディープの祖母バークレアの妹であることに気付かれたでしょうか。 それも、ただの妹ではありません。 ハイトオブファッションの父バスティノは、バークレアの父バステッドの産駒なのです。 つまり、両馬は、4分の3姉妹というきわめて近い関係にあるのです。 これが、ディープとブラッシンググルームの相性がよいだろうと推測される根拠になっています。 こじつけだろうという意見もあるかもしれませんが、 母系を利用して相性を探る手法は、とくにディープインパクト産駒では非常に有効なのです。 すでに(5)でも例があがっていますが、追々その他の例も見ていくことにしましょう。 (7)その他~血統の専門家の見解 血統研究の手法には様々なものがありますが、自分が最も影響を受けたのは、栗山求氏および望田潤氏の御二方です(当ブログのリンク集にも両氏のブログをリンクさせていただいています)。 そこで、両氏の見解を簡単にまとめてみましょう。 栗山求氏は、ヴィルシーナの血統について、バラード一族であるということと、母馬がミスタープロスペクターとスペシャルの血を合わせもっていることとの2点について重要視されているようです。 バラードに関しては、(3)で触れました。 ミスタープロスペクターとスペシャルについては、栗山氏は、この2つの血を合わせもつ母馬が、ディープインパクトと相性がよいと主張されています。 代表例としては、ディープブリランテ、ヴィルシーナ、トーセンラーなどです。 レッドゴッドが相似であるかについては議論のあるところでしょうが、自分が見た範囲内では、望田氏以外には同じ立場の研究家は見あたりませんでした。 ともかく、望田氏の議論に沿ってまとめると、あまりに幾重にも重ねた結果、末脚の切れよりも、小器用な立ち回りの巧さが強調された配合ではないか、ということのようです。 その結果、器用だけど最後の一押しに欠け、2着の多いタイプになってしまったのではないか、ということでした。 サイレンススズカやゼンノロブロイを筆頭に多くの活躍馬をだした配合で、ヴィルシーナも当てはまっています。 ラトロワンヌは、フランスの大生産者マルセル・ブサックが生み出した20世紀を代表する名繁殖牝馬で、サンデーもさることながら、とくにディープとの相性は抜群なのですが、そのへんは長くなるので、また別の機会に取りあげることにしましょう。 (8)まとめ 以上を総合すると、どういうことになるでしょうか。 その他、ヌレイエフ、ブラッシンググルーム、バラード、ラトロワンヌなど、母ハルーワスウィートという馬は、ディープと相性の良い血で固められていると思います。 もし、ヴィルシーナの全弟や全妹ができれば、よほど馬体とか体質とかに問題がないかぎり、POGでは無条件で取りにいくべき馬となるでしょう。 参考画像 ヴィクトリアマイル オークス.

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日本語TED新着: 「マキャベリアン」の本当の意味 ― パジット・カーロンとアレックス・ジェンドラー

マキャベリ アン

マキャベリアンとはアメリカで生産され、フランスで調教を受けた競走馬、種牡馬である。 半弟にジャック・ル・マロワ賞優勝馬イグジットトゥノーウェア、全妹に1993年のフランス最優秀2歳牝馬クードジェニーがいる。 馬名はマキャヴェリズムに由来し、「策謀家」を意味する。 ヤコウレフ賞• モルニ賞• サラマンドル賞• ジェベル賞 入手方法 「」で入手可能。 完璧な配合• おすすめ配合や血統表、非凡な才能[一意専心]も紹介します。 おすすめ配合や血統表、非凡な才能も紹介! ダービースタリオンマスターズ ダビマス にて期間限定で開催される「レジェンド種牡馬抽選会」で入手可能な『マカヒキ2016』を紹介します。

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日本のマキャベリアン~毛利元就 │ Guidoor Media

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国をまとめるという目的のためであれば、国のトップに立つ君主は、いかなる手段であってもそれらを積極的に用いるべきだ。 (いかなる手段とは、人道的に正しくない手段であってもという意味です)。 この考え方は 権謀術数と言います。 ゴールが明確であるのならば、キレイ事は言わずに、手段を選ばずに達成すべきだと説いたのです。 これまでの思想というものは、人間はどうあるべきか、いかに生きるべきかという理想だけを掲げていただけだが、本来はどのようにして生きるべきかということと、いかに生きるべきかを同じフェーズで考えるのは違う。 そして理想だけを掲げていかに生きるべきかだけを考えている人間は大きく堕落してしまうということも併せて、マキャベリは言っています。 彼がこの話をわかりやすく説明するために使ったのが、ライオンとキツネです。 ライオンのような力だけでは、キツネのようにずる賢い者がかけた罠をきりぬけることができない。 逆にキツネのようなずる賢さだけでは、ライオンの力に屈してしまう。 だからライオンとキツネの両方の才を持つあわせておくのが良いと言っています。 当時のイタリアは政治的に混乱しており、キレイ事だけではなく現実をみて生きた方がいいとする、当時のリアリズムの考え方がわかる1冊です。

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