コロナ 蕁 麻疹。 新型コロナウイルス 治療薬・ワクチンの開発動向まとめ【COVID

新型コロナウイルス肺炎の感染力ははしかより低い!国内での危険度の見極め方

コロナ 蕁 麻疹

最終更新日:2020年5月26日 公開日:2020年3月6日 新型コロナウイルス感染症に関してはまだ不明な点が多い状況ですが、2020年5月19日時点において判明している点を記します。 も併せてご参照ください。 現在まで多くの薬の効果を調べる研究が行われていますが、いずれの薬も研究段階であり、その効果や副作用は十分にわかっておらず、気軽に使用できる薬剤ではありません。 現在までの情報では、がん患者さんは重症化するリスクが高い可能性が示されていますが、まだ十分に検討がなされた状況ではなく必要以上に恐れることはありません。 まずは、新型コロナウイルス 感染症にかからないよう、予防対策を心がけることがとても重要です。 新型コロナウイルス感染症にかからないためには 2020年5月現在、新型コロナウイルス感染症を予防するワクチンはまだありません。 しかし、いくつかの対策によって感染する危険性を低くすることはできます。 以下の内容は2020年5月4日にに沿っています。 特に心がけていただきたいこと 身体的距離を確保する• 外出中など手が汚染されている場合は特に注意しましょう。 家庭内でよく触れる部分 ドアノブ、スイッチ、手すり、リモコン、電話、携帯電話など の清掃、消毒 【注意事項】 塩素系消毒薬を自宅で作成される場合は正しい濃度で換気をした上で「物の表面」の消毒に使用してください。 濃い濃度は人体へ悪影響を及ぼすことがあります。 また、次亜塩素酸ナトリウム溶液を噴霧は、噴霧液を吸入すると危険ですので推奨されません。 【参考】 厚生労働省や東京都感染症情報センターのウェブサイトが参考となります。 クリックするとPDFが開きます• 睡眠や食事をしっかりとり、体調を整える 禁煙する• 喫煙は重症化の危険性が指摘されているため、禁煙をお勧めします。 マスクの着用• マスクがなければ布で口と鼻を覆うことができれば十分です。 特に病院受診時や公共交通機関など、人が多い空間へ行かざるを得ない場合は着用するようにしましょう。 正確な情報をもとに冷静な対応をこころがけましょう• 公的機関以外からの情報に触れる場合には注意が必要です。 情報の発信元はどこか、信頼できる情報か確認し、根拠のない情報や誤情報に振り回されないよう、気を付けましょう。 抗菌薬やお湯、ビタミン、緑茶などの効果を証明する証拠はなく抗ウイルス作用を期待しての使用は推奨されません。 携帯型の空間除菌用品も消費者庁よりその効果が不明であるとして行政指導を受けています。 抗ウイルス薬に関しては担当医とご相談ください。 【参考】• 体調不良時は病院受診以外の外出は避ける 新型コロナウイルス感染症の流行が落ち着いた際には肺炎球菌ワクチンの接種を検討する• 秋頃には、インフルエンザの予防接種もお勧めします。 【参考】• 同居家族が感染した場合、または風邪症状を呈する場合の注意事項 部屋を分け、がん患者さんとできるだけ接触しないようにする• 食事も感染者とは別室で食べるようにしましょう。 可能な限りトイレも分けましょう。 分けることが困難な場合は、感染者が使用した後は毎回しっかりと清掃消毒をしましょう。 ペットを飼っている場合は感染者とペットが接触することは避けましょう。 ペットを介して感染が広がる可能性が懸念されています。 感染者は家の中でもマスクを着用し、咳エチケットを守る• マスクがある場合は、発症してから2週間程度は家の中でも家族全員がマスクを着用するようにしましょう。 一人で過ごす際には外していても問題ありません。 マスクがない場合は口元をバンダナなどの布で覆っても良いです。 よりこまめに手を洗う 定期的に家の中の換気を行う 家庭内でよく触れる部分の清掃、消毒回数を増やす• 感染者の身の回りのケア 部屋の掃除、洗濯、食器を片付けるなど は、がん患者さん以外の家族にお願いしましょう。 やむを得ずがん患者さんが行わなければならない場合は、マスク、手袋を着用し、十分に換気した状況で行いましょう。 【参考】• 手の洗い方やマスクの着用方法について マスクの最も重要な役割は、咳エチケットによって発症者が感染症を伝播させないようにすることです。 家族が発症した場合は、発症した家族に優先的にマスクを着けてもらうようにしましょう。 また、マスクは適切な使用方法が重要です。 鼻やあごを覆った適切な装着のほか、一度装着したマスクの表面には触れない、外す時は耳にかかるゴムを触って外し、そのあと手を洗うなど取扱いに注意しましょう。 【参考】• もし、発熱や呼吸器症状がでたら… かかりつけの担当医との間で決まりごと 電話で相談、近くの病院を受診するなど があれば、その指示に従ってください。 また、抗がん剤治療や手術後1か月以内であったり、血液腫瘍の患者さん、移植後の患者さんなどは早めに担当医に相談しましょう。 特に決まりごとがない場合、通常の軽度の感冒様症状 発熱や咳など であれば2日ほど様子を見てください。 症状が重い場合は、2日を待たず、かかりつけの担当医へ早めに電話で相談しましょう。 体調不良時は、2020年4月27日、を参考の上、顔色が悪い、肩で息をしている、もうろうとしているなどの症状がある場合は早めに相談しましょう。 なお、病院は新型コロナウイルス感染症にかかるリスクの高い場所のひとつでもありますので、軽い症状のみでのむやみな受診は避ける必要があります。 受診の際は病院の指示に従い、十分留意しましょう。 新型コロナウイルス感染症の感染経路• 飛沫 ひまつ 感染、接触感染によって感染する可能性がある• こまめな手洗い、身体的距離の確保、手で顔を触れないこと、マスクの着用などが感染症予防の上で特に重要 新型コロナウイルス感染症は、「飛沫感染」と「接触感染」が主な感染経路と考えられています。 飛沫感染とは、感染者の咳や会話で飛んだ飛沫によって拡散されたウイルスを吸い込むことで感染する経路です。 飛沫は2メートルほど飛ぶことが知られています。 このため、発症者は咳エチケットとしてマスクを着用し、ウイルスが飛散しないようにします。 接触感染は、感染者の手についたウイルスがドアノブや手すりなどを介して非感染者の手について伝播する経路です。 このため発症者、非発症者とも手洗いをこまめに行うことによって、手についたウイルスを洗い落とす効果があります。 ウイルスに曝露 ばくろ:感染 してから多くの人は4日から6日程で発症します 曝露後11. 5日までに97. 新型コロナウイルス感染症患者さんは、症状が出る前から感染を広げることが判明しています 参考文献2、3。 さらに、その感染性のピークが症状の出現する前である可能性が指摘されています 参考文献2。 このため発症前の感染者との会話などで飛んだ飛沫にも注意が必要と考えられ、症状のない人でもマスクをつけたり、飛沫が飛ばないよう2メートルの間隔を取ることが推奨されています。 理論上は感染者の飛沫に曝露したり、汚染された手で目や鼻、口の粘膜を触らなければ接触感染はしません。 このため人との距離をとり、こまめに手を洗う必要があるのですが、多くの人は知らないうちに顔に手を持ってきますので、手を洗ったり、意識的に顔に手を持ってこないように注意することも重要です。 【参考情報】• 【参考文献】• 新型コロナウイルス感染症の一般的な特徴• 咳などの呼吸器症状が中心で、多くは軽症だが一部重症化することもある• 初期は風邪との区別が困難な症状 発熱や咳など だが、改善なく持続悪化する場合は注意が必要 新型コロナウイルスに感染し、発症した際の症状は発熱や咳が中心で、通常の風邪と見分けがつきにくいことが多いとされています。 中にはウイルスに感染しても無症状の人もいます。 発熱咳は8割から9割の患者さんで出現し、倦怠感や食欲不振が5割程度の患者さんで見られています。 しかし発症当初は、発熱咳は半分程度の患者さんにしか見られなかったという報告もあります 参考文献1。 ただし、1の報告でも、発症時に発熱か咳のいずれかが見られた、という患者さんは7割を超えます。 また、下痢などの消化器症状は少ないことが知られていますが、2割弱の患者さんでは最初の症状が下痢であったという報告もあります 参考文献2。 さらに、新型コロナウイルス感染症を発症すると、味覚嗅覚異常が出現することも知られていますが、各国施設の報告によってその発現頻度が大きく異なるため、実際の味覚嗅覚異常の出現する頻度は未だはっきりとわかっていません。 【参考情報:各国施設からの報告】• ただし、これらは検査で確定診断された症例を中心としたデータであり、診断検査の不要な軽症者も多く存在する可能性を考慮すると実際には重症な方の割合はもっと低くなる可能性もあるという意見もあります。 重症化する症例の多くは、発熱や咳などの症状が出現してから5から8日後ぐらいから急速に悪化することが報告されていますが、がん患者さんなど基礎疾患を有している人は発症数日で悪化する場合もあるため注意が必要です。 ダイアモンドプリンセス号で感染した患者さん104名を診療した自衛隊中央病院からの報告では、無症状もしくは軽微な症状を有する患者さんでも、約半数に肺に異常陰影があることが報告されています。 無症状で入院した患者さんの肺炎が顕在化する場合、高齢者では血中酸素濃度の低下、若年者では呼吸回数の増加で気がつくことが多かったことが報告されています 参考文献6。 このため、新型コロナウイルス感染症患者さんに接触した人や感染が疑われる人は呼吸の回数 通常は毎分15回前後、人によって数値は前後します や息切れなどに注意しましょう。 じっとしていても息が上がるような場合や、体を動かした時の息切れの悪化などがある場合は担当医への相談が必要です。 体調不良時は、2020年4月27日にを参考の上、顔色が悪い、肩で息をしている、もうろうとしているなどの症状がある場合も早めに相談しましょう。 【参考文献】• 検査と診断について 厚生労働省が新型コロナウイルス感染症として診断し、届出を行う基準 確定例 として、熱や咳などの症状に加えて、ウイルスの培養検査による検出もしくはPCR検査による検出を必要としています。 一般的な機関ではウイルスの培養検査はその危険性のため実施されていませんので、PCR検査が診断にとって大きな役割を果たします。 しかし、これらは厚生労働省が行う疫学調査 国内でどの程度新型コロナウイルス感染症が蔓延しているのかを調べる調査 目的の定義であり、実際の臨床現場ではPCR検査が陰性であっても新型コロナウイルス感染症として対応することもあります。 これはPCR検査の精度が十分ではないと考えられているためです。 2020年5月現在、正確な感度は判明していません。 最終的にPCR検査が陽性になり、新型コロナウイルス感染症と診断された患者さんのうち、1回目の検査で陽性となった患者さんの割合が70. 【参考文献】• 重症例となるリスク因子 高齢、併存疾患がある方は注意が必要 60歳以上は重症化や死亡のリスクが高く、特に80歳以上では21. 併存疾患がない患者さんのうち、亡くなられた方は1. またがん患者さんもリスクが高くなっており、7. しかし、がん患者さんには高齢の方が多く、高血圧など何らかの併存疾患のある方も多いため、亡くなる割合が高い原因ががんであるのか、もしくはがん以外の年齢や併存疾患が理由なのかははっきりしていません。 【参考文献】• がんと新型コロナウイルス感染症• がん患者さんが新型コロナウイルス感染症にかかりやすいかどうかは明らかにされていない• がん患者さんが新型コロナウイルスにかかると重症化する可能性が指摘されているが、現時点では必要以上に恐れる必要はない がん患者さんが新型コロナウイルス感染症にかかりやすいかどうかはまだ十分なデータはありません。 中国・武漢のある施設からの報告ではがん患者さんの0. 31 と報告されています。 参考文献1 その一方、複数の研究を統合して検討した結果がんと新型コロナウイルス感染症感染との間に関係性は認められなかったという研究報告もあります。 参考文献2 がん患者さんが重症化しやすいかどうかに関しても十分なデータはありません。 参考文献3-6 その一方で、ニューヨークの別の施設からの300例を超えるがん患者の報告では重症化の頻度の増加が一部の年齢(人工呼吸器管理となった症例が66-80歳で多かった一方、亡くなる症例は50歳以下で多い)でしか見られず、今後のさらなる検討が必要としています。 (参考文献7)どのようながん患者さんで特に注意が必要かという検討も行われており、血液腫瘍や肺がんの患者さんや治療中の患者さんが重症化しやすいことが懸念されていますが(参考文献5,6,8)、血液腫瘍は重症化と関連がないという報告もあります。 (参考文献9)そのほか、高齢、男性、複数の基礎疾患、活動性のがん(寛解や完治に至っていない)、日中の半分以上をベッド上で過ごすような全身状態なども重症化しやすいことが懸念されています。 (参考文献9) このようにがん患者さんは新型コロナウイルス感染症にかかった場合重症化する可能性はあるかもしれませんが、まだ十分には検討されていません。 まずは、新型コロナウイルス感染症に、かからないように注意することがとても重要です。 【参考文献】• 注:本ページのイラストは「いらすとや」から許諾を得て掲載しています。 暮らしに役立つ情報 監修:国立がん研究センター東病院 感染制御室 新型コロナウイルス感染症への感染対策に限らず、がん患者さんがや、その他の感染症(、)についてご紹介しています。 監修:国立がん研究センター東病院・中央病院 骨軟部腫瘍・リハビリテーション科 がん治療に伴う食事の悩みに合わせたレシピが検索できるレシピサイトです。 登録されたレシピは、東病院 栄養管理室が2008年から10年以上継続して開催している、がん症状別料理教室「柏の葉料理教室」から生まれた品々で、反響の多かった料理を掲載しています。 レシピのほかにも、症状別のアドバイスや調理のポイントなどの情報もご紹介していますので、ぜひ日々の献立づくりにお役立てください。 注:柏の葉料理教室は、新型コロナウイルス関連感染症への対応として、2020年3月から開催を中止しています。 今後の開催予定が決まりましたら、ホームページでお知らせいたします(2020年5月26日)。 現在受診されている医療機関の診断結果のみでなく、東病院の医師の客観的な意見や助言を参考にして治療方針を決定されたい方へお勧めです。 患者さんご本人の来院が難しい場合は、ご家族など代理の方が受けることも可能です。 東病院• 東病院• 病気になると、体のこと、気持ちのこと、生活のことなど、さまざまな心配事が出てきます。 また東病院では、がん治療を受ける患者さん・ご家族を対象に患者教室を開催しています。 社会保険労務士やハローワーク職員による、就労相談も実施していますので、せひ、ご活用ください。 注:患者教室は、新型コロナウイルス関連感染症への対応として、2020年3月から開催を中止しています。 今後の開催予定が決まりましたら、ホームページでお知らせいたします(2020年5月26日)。 国立がん研究センターの活動や関連情報を発信しています。 新型コロナウイルス感染症に関する情報 国立がん研究センター がん情報サービスでは、【がん患者や家族、周りの人向け】【一般の方向け】【医療関係者向け】に、新型コロナウイルスに関する情報へのリンクを掲載していますので、ご参考ください。 がん患者さん向けQ&A• がん患者さんやご家族、支援者向けに、がん関連3学会(日本癌学会、日本癌治療学会、日本臨床腫瘍学会)合同で作成された「がん患者さん向けQ&A」が掲載されています。 注:いずれも同じ内容です。

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新型コロナウイルスがエアロゾルの状態で3時間以上生存できるという研究結果が2020年3月17日に医学雑誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)に掲載されました。 これを受けて「やっぱり新型コロナウイルスは空気感染するのではないか」という疑問の声がSNS上で散見されます。 エアロゾルとは何か? エアロゾルは空気感染のイメージを抱かせやすい言葉ではありますが、「エアロゾルが生じると空気感染する」という考え方は正確ではありません。 エアロゾルは、空気中に存在する細かい粒子のことです。 ただし、 その大きさについて明確な定義はありません。 例えば、くしゃみや咳をしたときに口から出てきたばかりのエアロゾルは水分量が多く、重たいため、放物線を描きながら重力によって1~2m先の地面に落下します。 粒子径も大きいので不織布のマスクを通過しませんし、マスクの横から曲がって入ってくるということもありません。 飛沫感染というのは、このような飛沫に含まれる病原体が眼、鼻、口の粘膜に付着することで起こります。 新型コロナウイルスは 飛沫感染すると考えられています。 空気感染がおこるのは、このくらいの小ささのエアロゾルに含まれた病原体を吸い込んだ場合です。 結核菌や麻疹ウイルスは、空気中を漂うエアロゾルに付着して、吸い込まれることで感染します。 その結果、細胞に感染することが可能な、生きた(活性のある)ウイルスは約1時間後には半分に減りましたが、3時間後にも10%強残っていたと報告しています。 実験で使われた円筒の中は「ウイルス量の多い密閉空間」だったわけですが、これは新型コロナウイルス感染症が起こりやすいと指摘されている、• 換気の悪い密閉空間• 人が密集していた• 近距離での会話や発声が行われた という3条件が 「同時に重なった」空間の再現だと言うことができます。 新型コロナウイルス感染症対策専門家会議「新型コロナウイルス感染症対策の見解」2020年3月9日より 上の3条件がそろう空間では、空気中に新型コロナウイルスが比較的長時間残りやすく、感染する恐れがあることがこの実験で裏付けられたということです。 医療機関では粒子径が細かいエアロゾルが一時的にたくさん発生する処置を行うことがあり、その際には医療従事者はN95と呼ばれるフィルター性能の高いマスクを着用するなど、空気感染を防ぐ対策を講じます。 日常生活においては上の3条件が重なる場所に身を置くことが空気感染するリスクとなり得ますが、それを避けることにより空気感染のリスクを回避することができると考えられます。 新型コロナウイルスは空気感染するのか? この実験結果やこれまでに行われた疫学調査に基づけば、この問いに対する回答は、次の二つになるかと思います。 医療機関では細かいエアロゾルの産生量が増える処置を行う際に空気感染のリスクが一時的に生じることがあるが、N95マスクなどの適切な防護具を使用することでリスク回避が可能である。 日常生活では上記の3条件が重なる場所においては空気感染するリスクが生じうるので避けたほうがよい。 それ以外の場所において新型コロナウイルスが空気感染することがこの実験により証明されたということではない。 参考文献• van Doremalen N, Bushmaker T, Morris DH, et al. Aerosol and surface stability of SARS-CoV-2 as compared with SARS-CoV-1. N Engl J Med. DOI: 10. Tellier R, Li Y, Cowling BJ, et al. Recognition of aerosol transmission of infectious agents: a commentary. DOI: 10.

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コロナ 蕁 麻疹

概要 麻疹(ましん)とは、麻疹ウイルスにより引き起こされる感染症あり、一般に「はしか」という名前で知られています。 麻疹は、大人でも子どもでも、免疫を持っていなければ罹患することがあります。 麻疹にかかった場合、子どもと大人ではさまざまな条件が異なるため、違った経過をたどること *もあります。 *一般に、18歳以上の大人がかかる成人麻疹のほうが重症化しやすいといわれています。 麻疹を発症した後、早い段階で現れる症状には、発熱や咳などがあります。 子どもの場合には、だるさから不機嫌な様子をみせることもあります。 発症から数日経つと、皮膚に赤い(ほっしん)が現れます。 原因となる麻疹ウイルスの感染力は極めて強く、接触、唾液などの飛沫(ひまつ)、空気などを介してヒトからヒトへと感染します。 麻疹を発症しても多くは数日で熱が下がり、完全に回復します。 しかし、やなどの命に関わる合併症を起こすこともあるため、現在においても注意が必要な感染症として知られています。 先進国でも、麻疹患者さんのうち1,000人に1人ほどは亡くなる可能性があるとされ、日本でも子どもの死亡例が報告されています。 ただし、麻疹は予防接種により予防することが可能な感染症です。 より多くの人の麻疹予防を目的のひとつとして、日本では2回の麻しん風しん混合ワクチンワクチン接種(MRワクチン)を定期接種化しています。 麻疹は手洗いやマスクでは予防ができないため、ワクチン接種による予防が極めて重要といわれています。 最近問題になっているのは、海外渡航者からの麻疹感染です。 50歳以上の世代は、子どものときに麻疹にかかり、抗体ができていることが多く、また、若い世代で2度の予防接種の定期接種化以後は抗体を持っている人が多いと思われます。 しかし、この政策や、この政策に漏れた方に対して行われた補足的接種の政策でも漏れてしまった方が存在していると考えられます。 現在の日本では、麻疹発症者がなく、ウイルス暴露による自然免疫が困難な状況です。 したがって、ワクチンに漏れた方、接種したワクチンで抗体産生がなかった人、もしくは、免疫抑制剤投与中または同様な体質の方は、麻疹罹患に関してハイリスク群といえます。 海外で麻疹感染した人もしくは渡航者から麻疹感染した人の多くはこのような人々と考えられています。 原因 麻疹ウイルスの特徴 子どもの麻疹の原因は、大人の麻疹の原因と同じように、麻疹ウイルスに感染することです。 麻疹ウイルスは、ウイルスなどのウイルスに比べ、感染力が非常に強いことで知られています。 また、他のウイルスは感染しても発病に至らないこともありますが、免疫を持たない人が麻疹ウイルスに感染した場合、ほぼ100%の確率で発症するといわれています。 感染経路 麻疹ウイルスは、以下の経路でヒトからヒトへと感染します。 接触感染 感染している人の皮膚や粘膜に直接触れたり、ドアノブや手すりなど、ウイルスが付着しているものに触ったりすることにより感染します。 飛沫(ひまつ)感染 感染している人が咳やくしゃみをした際に飛んだ唾やしぶきを吸い込むことによって感染します。 空気感染 空気中に浮遊している小さな飛沫核を吸い込むことによって感染します。 症状 麻疹ウイルスに感染した後、10日~12日ほどの潜伏期間を経て、麻疹の症状が現れます。 典型的な例では、麻疹を発症してから回復するまでに次のような経過をたどります。 *典型例の経過や症状は大人の麻疹と同様ですが、消化器症状など、子どもの麻疹にみられやすい症状などもあります。 カタル期(前駆期) 麻疹の発症後、2~4日間をカタル期と呼びます。 カタル期には、38度前後の発熱・咳・鼻水・倦怠感(だるそうで不機嫌な様子)など、風邪のような症状が現れます。 また、白目部分の充血、目やに、眩しさなど、症状も生じます。 乳児や幼児の場合は、下痢や腹痛を起こすことがあります。 カタル期に口のなかをみると、粘膜全体が赤くなっていたり、頬の粘膜に小さな白い斑点(コプリック斑)ができていたりすることがあります。 白い斑点は麻疹に特徴的な症状であり、早期発見に役立ちます。 コプリック斑は、カタル期を過ぎると数日で消失します。 発疹期(ほっしんき) カタル期の発熱が一時的に1度ほど下がり、およそ半日程度のうちに再び上昇して39. 5度以上ほどになります。 (二峰性発熱) また、この時期には麻疹に特徴的な、赤く小さいが現れます。 発疹は、まず耳の後ろや首、額などに現れ、続いて胴体や腕に生じ、やがて手足の末端まで広がります。 発疹が出現してから全身に広がるまでの3~4日間ほどは、高熱の状態が続きます。 出現時に鮮やかな赤色をしていた発疹は、徐々に暗い赤色になり、時間の経過とともに退色していきます。 カタル期に生じていた鼻水や咳、結膜炎症状は、この時期にさらに強くなる傾向があります。 回復期 熱が下がり、全身状態も回復して、活力を取り戻していきます。 発疹は黒みがかった色素沈着となり、解熱後もしばらく残ります。 合併症がない場合、麻疹の発症から1週間程度で主な症状は改善します。 ただし、体力や免疫力の回復にはさらなる期間を要するため、他の感染症などにかからないよう注意が必要です。 合併症 麻疹の代表的な合併症には、とがあります。 肺炎と脳炎は命に関わることもあるため、特に注意が必要です。 肺炎 肺炎を合併した場合、麻疹による咳や痰が重くなり、呼吸状態が悪化します。 麻疹に合併する肺炎には、ウイルス性・細菌性・巨細胞性*のものがあり、期を過ぎても熱が下がらない場合は、が疑われます。 *巨細胞性肺炎は、大人の一部や免疫不全状態の場合にみられます。 麻疹を発症した乳児の死亡原因のうち、多くは肺炎に起因していると考えられているため、症状や検査結果から肺炎の可能性が考えられるときは、適切な治療・管理が求められます。 脳炎 麻疹による発疹が現れた後、2~6日頃に脳炎が生じることがあります。 脳炎を合併した場合、半数以上は完全に回復するものの、約25%には麻痺や精神発達遅滞、けいれんなどの後遺症が残るといわれています。 脳炎を合併する頻度は1,000人に1人以下とまれですが、思春期以降の麻疹による死亡原因としては、肺炎よりも多いといわれています。 その他 このほかの合併症には、や、などがあります。 特に乳幼児では、クループ症候群の原因となるや喉頭といった合併症が多くみられるといわれています。 また、麻疹に罹患してから7~10年後に発症する(あきゅうせいこうかせいぜんのうえん)も、麻疹の合併症のひとつとして知られていますが、頻度は10万人に1人ほどと、極めてまれです。

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