債券市場の片隅から。 金融市場の「不穏な動き」に備える投資の知恵

VTIか、高配当株ETFか、債券ETFか。20代からの資産運用。

債券市場の片隅から

鷹鳩さんがを書いていたので、債券市場のブローカーのことでも書いてみようかと。 どうでもいいけど、ブローカーって何やら怪しげな響きですな。 ブローカーってのはいわゆる仲介業者のことでして、そもそもは証券会社なんかが「ブローカー」です。 投資家と市場との間に入って仲介しとるわけですから。 運用業界の人達、特に株のFMさんやトレーダーさんなんかと話してると、この意味で「ブローカー」という言葉が使われるように思います。 債券市場におけるブローカーってのは、ブローカーのブローカーです。 わかりにくい言い方をしました。 銀行や証券会社(ひっくるめて業者=そもそも的な意味でのブローカー)の売り買いを仲介して成立させる人たち、これが債券市場の「ブローカー」です。 債券市場には取引所がないですから、こういった人たちの存在が不可欠なのですよ。 業者同士で売り買いすることももちろんあるんですが、いちいちお友達の業者さんに電話して「これいくらで売る?買う?」なんてやってちゃ日が暮れますのでね。 JGBであれば、最大手の日本相互証券と、セントラル短資証券とICAP東短証券てのがあります。 日本相互証券が通称BBと呼ばれるのは「ブローカーズブローカー」の頭文字をとったもんです。 たぶん。 この3社がそれぞれに取引システム(要するに「板」)を提供していて、債券ディーラーはこの板に出ている気配を見ながら売買を行います。 先物も含めれば取引用だけで4台もモニター見てなきゃいけないんですね。 あぁ大変w 債券ディーラーの席にはこれらの板以外にも、マイクやスピーカーが置いてあって、ブローカーさんが板に出てる気配や板に出てない(オフの)気配や、どの銘柄がいくら出合ったか、なんかをずーーーーーっと実況中継してくれる声が流れてきます。 ボイスってやつです。 マイクを使って、いちいち電話鳴らさずに双方向の会話をすることも可能。 自分が売り注文を板に出してるときなんかに、「今オフで買いにきてます!」って言われたりとか。 このへんは為替のブローカーと似てるかな。 債券市場がいかに人力で動いてるか、わかっていただけたでしょうか?w 最近じゃ先物の動きにあわせて現物のオーダー出すアルゴなんかもあるとは聞きますが…。 同じ銘柄でもこっちのブローカーではこの値段だけどこっちのブローカーではこんな値段付いてるよ、なんてことも時々起こるんですが、まぁそこで裁定とりにいくのってほぼ不可能。 そんなミスプライス付いてるのって、大概はその一発しか取引が成立しないような流動性ない銘柄ですからねー。 ブローカー(特にBB)の板とボイス、場合によっちゃメールなんかも使って、非常にグレーな状態で取引するのが債券ディーラーというお仕事。 店頭で飛んできた注文は時として、買い板ぶったたくような値段で売ったり、売り板とるような値段で買ったりしなきゃいけない場合もあります。 えぇ、社畜ですから…。

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発行市場と流通市場の違いとは?現役投資家が分析わかりやすく解説し!

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努力の時間を歴史にしてしまった人には、カンタンに勝つことはできません。 努力の時間が、参入障壁をあつくします。 今年は、尊敬するふたりの仕事仲間が、それぞれ地道に続けてきたホームページが10 周年を迎えます。 10年続けたものには、それだけの力がやどっています。 10年続けたふたつのホームページ そのふたつのホームページをご紹介します。 「」(ドラめもんさん)• 「」(匿名の某友人) 10 年続けたことで、ライバルが入り込めないポジションを作り上げ、オリジナリティあふれる内容のホームページに仕上がっています。 (そして、なぜか両方ともデザインには無頓着です) ここまでコツコツ続けているのは、10 周年というより、「執念」ですね。 そして、そこには、10 年で作り上げた、読者への大きな影響力があったのです。 「債券市場の片隅から」を読んでいる方は金融業界の方がほとんどです。 ハッピィ・エンジニアリングを読む層とはぜんぜん違んですが…。 ナント!! 200 人もの方がアクセスしてくださったんです。 10 年続いている信用や底力をまざまざと見せつけられました。 習慣にして続けていく コツコツと毎日のように作業する。 これが、「単なる日常」だと言います。 日常になってしまうと、面倒くさいとか、大変だとか、そんな感情は、いずれなくなるみたいです。 ドラめもんさんは、寝る前にネタを整理しておき、朝になったら一気に書くという生活習慣ができあがっているとか。 書き上げたらホームページにアップして、身近な人たちには、日刊メルマガで毎朝、自分の PC からメールします。 むしろ、歯磨きとか入浴と同じで、やらないのがキモチ悪い、みたいな。 そんな朝の儀式だそうです。 私は、あまり長つづきしない方ですが、このふたつのサイトの 10 周年は、その過程をよく知っていることもあり、とても感銘を受けました。 10 年続いているふたつのサイト、ちらっとでもかまわないので、ぜひ、ごらんください。 資金力で戦いを望むのでなければ、その人以上の時間をかけないと勝つことができません。 私の年齢では、生きているうちに、10 年もの時間をかけて作り上げたものを追い越すのはムリでしょう。 私も、なにかひとつ、「10年続けて、ライバル不在のポジションを取ってやろう」 おこがましくも、そんな野望を持った一日です。 あなたは何か 10 年以上続けていることがありますか? 10 年続けたことをすごく尊敬しますし、どんな想いで、どんなことを、10 年続けてきたのか、とても興味があります。 もし、あったら、ぜひ、コメント欄に書いて、私に自慢してみてください。 待ってます。

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本日のドラめもん

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2017年の年末か2018年の初め頃から、米国債券ETFであるBND(バンガード・米国トータル債券市場ETF)への投資を開始しました。 国債の金利があがれば、債券は売られることになります。 ということで、米国債券ETFであるBNDは、しばらく含み損の期間が続きました。 下落しているとはいっても、年初からわずか0. 良くも悪くも、債券ETFであるBNDの値動きは非常に安定しているので、保有していてもストレスを感じません。 関連記事 その代わり、株式市場が堅調なときのリターンはショボイですけどね。 BNDなど債券ETFの買い時っていつだろう? 債券投資ってあまりしたことはないけれども、10年以上前には豪ドルの生債券に投資していたことがありました。 当時は6%の利回りの債券を買ったのだけど、その後にリーマンショックで金利が低下していきましたから、利回りだけみれば良いタイミングで購入できました。 今も豪ドルのまま保有しているので、問題はないのですが、為替が円高方向に動いているので日本円に戻していたなら、損していたかも? 外国債券への投資は金利だけでなく、為替レートも関係してきますから、ややこしいですよね。 債券の買い時はいつなのか? 金利が上がると、債券価格は下落します。 ということは、 債券の買い時というのは好景気で金利がピークになったときといえそうですね。 参考までに米国政策金利と米国債券ETFであるBNDの株価推移をグラフにしました。 リーマンショックが発生した2008年後半から政策金利はほぼゼロとなっています。 そして、 政策金利が直近のピークにあたるころにBNDは底打ちして、株価が上昇し始めました。 コロナショックが発生した2020年には再びゼロ金利になったからか、BNDの株価は堅調です。 金利が高いときに買っておくと保有期間中は利息も受け取れるし、金利が下がってくると債券価格は上がるので、このときに売却すると譲渡益も手に入れることができます。 債券の利回りが低いときに購入してしまい、その後に金利が上がると債券価格は下落してしまいます。 ただ、この場合も満期まで保有しておけば額面通りに償還されるし、保有期間は利息を受け取れます。 債券投資はETFがおすすめ 生債券への投資といっても、個人投資家が買うことのできる債券の種類は少ないです。 ネット証券も取り扱い銘柄が少なそうだし、大手証券の大和証券とか、野村證券でも買えます。 債券に投資するなら、ETFがおすすめです。 BNDなどの債券ETFは信託報酬も低いですし、利回りも金利もさまざまな種類の債券が組み込まれて分散されているので安心できます。 生債券への投資だと、100万単位などある程度まとまった金額でないと買えないことが多いけれども、BNDなどの債券ETFは少額から投資可能なのも大きなメリットです。 BNDの株価チャートで株式の暴落時の推移を確認 上のグラフはBNDの2007年からのチャートです。 リーマンショックのあった2008年には一瞬だけ大きく下落しているけれど、その後は株式市場が低迷している間も比較的堅調に株価は推移しています。 そして、コロナショックの最中に少しの間だけ劇下げしていましたが、すぐに元に戻り高値付近をウロウロしています。 BNDなど債券ETFの買い時についてのまとめ BNDへの投資というか買い時なのは、景気のピーク(政策金利がピークになる頃?)あたりでしょうか? 景気のピークなんて、後になってからしか判断しようがないのだけど。 投資したいと思える株式がなくなったときに、BNDなどの債券ETFをポートフォリオの片隅に置いておくのがよいかなぁと個人的には思ってます。 分配金も毎月もらえますし 笑 株式市場の暴落なんてあれば、真っ先にBNDは売って株式を買う資金にあてますけどね! コロナショックでの暴落の最中にはBNDではなくVGLTの方が値上がりしていたので、VGLTを一部売却して個別株の買い付け資金にしました。 債券ETFであるVGLTの売り時についての記事もあります。 関連記事 レイ・ダリオは著書である の中で、個人投資家は債券を55%ポートフォリオにいれるのを推奨していましたよ。 関連記事 米国株取引が可能な主要ネット証券 fa-line-chart 米国株取り扱い銘柄数 主要オンライン証券で最多の3400銘柄以上 米国株売買手数料 約定代金の0.

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